ゼブラ・テクノロジーズ・コーポレーション(Zebra)は、第8回「Global Shopper調査」を実施。
その結果、小売店を訪れる客(以下、購買者)は、モバイルクーポン(51%)、店舗マップ(45%)、店員支援(41%)など、Wi-Fiや位置情報を活用した店内サービスに大きな関心を示していることが判明しました。

【実施概要】

この調査は、小売店の顧客満足度向上のため、店内におけるテクノロジーの活用や購買者の意識について調査するもので、今回で8回目を数えます。調査は、アメリカ、カナダ、シンガポール、オーストラリア、イギリス、イタリア、スペイン、フランス、ドイツ、中国、日本、タイの12か国の購買者、約2,000人を対象に、2015年1~3月の期間に行われました。

調査からは、購買者の3分の1以上(34%)が、店内の店員よりも自分の方がリアルタイム情報を有効活用していると考えていることも明らかとなりました。一方、購買者の64%は、より高品質の顧客サービスを受けられるのであれば、より多くの商品を購入する意思があると考えており、過半数(52%)は、小売店がテクノロジーを活用して買い物の効率化を図ることを好意的に評価しています。

【主な調査結果】

・購買者の4分の3以上は、店頭での買い物にポジティブな感情を抱いており、さらに、半数近くの購買者は、小売店内の技術向上によってより良い買い物体験を得られると考えていることがわかりました。

・購買者の52%は、店舗を「ショールーム」として利用、すなわち、実店舗で商品を見て、実際の購入はオンラインで行った経験があると回答しました。

・購買者の10人中3人以上は、オンライン・チャネルやモバイル・チャネルを通じて購入した商品の受け取り先として、実店舗での受け取りを選びました。

・小売店は購買者にその場でディスカウントを提示することで、在庫切れ事案の66%を埋め合わせることが可能であると回答しました。

・購買者の10人中8人程度は、一定レベルの個人情報については、小売店と共有しても構わないとしています。しかし、小売店を完全に信用していると回答した割合はわずか5%であることから、個人情報の取り扱いに関する購買者の小売店への信頼度は低いことがうかがえます。

・購買者の64%は、小売店が個人情報を柔軟にコントロールして個別に対応した買い物体験を実現してくれることに対して好意的に評価しています。


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