中国人旅行者に対してのアンケート調査「Chinese International Travel Monitor(CITM)」 

2015年09月29日
Hotels.comは、中国人旅行者に対してアンケート調査「Chinese International Travel Monitor(CITM)」を実施し、中国人旅行者が世界の旅行業界へどのような影響を与えるか調査をした結果を発表。

【調査結果】

■「おもてなしの国 日本」は、温かく歓迎してくれる国の第3位に留まる
「訪日旅行者へのおもてなし」を掲げ、国を挙げて様々な施策を展開している日本は、中国人にとって温かく歓迎してくれる国の調査において、韓国、タイに次ぐ世界で3番目に留まっていることが判明しました。スイスの団体「世界経済フォーラム(WEF)」が2015年5月に発表した2015年観光競争ランキングでは、日本は「客への待遇」が世界一であると評価され[2]、その理由として「おもてなし」を高く評価されたにもかかわらず、Hotels.comによる今回の調査では中国人にとっては韓国、タイのほうが日本よりも温かく歓迎してくれていると感じているようです。

■人気の名所、国内第1位は不動の「富士山」、2位は「東京タワー」
中国人が世界中で一度は訪れてみたいと考えている名所トップ50位の中に富士山(2位)と東京タワー(27位)がランキングしています。神社仏閣や東京スカイツリーなど数多くの観光名所がたくさんある中において、中国人の日本の代表的な観光スポット=「富士山」・「東京タワー」であるようです。

■10月に訪日旅行を検討している中国人は、前年比の約2倍!
また、別途実施した調査では、2015年10月に訪日旅行を検討し、ホテルを検索している中国人が前年同時期に比べ2倍以上となっていることが判明しました。国慶節の大型連休(10月1日から7日)では、多くの中国人が海外旅行に行くことが予想されていますが、秋の旅行シーズンを迎え、快適な観光をすることができる10月の日本には昨年以上の旅行者が訪れることはこの結果からも見て取れます。


「Chinese  International Travel Monitor (CITM)」について
Hotels.com の「Chinese  International Travel Monitor (CITM)」は、中国人海外旅行者と世界のホテルパートナーへのアンケート結果、Hotels.comの独自データおよびその他リサーチに基づいて作成されています。中国人海外旅行者向けの調査は、市場調査・グローバルマーケット情報・企業分析の世界のトップ企業であるIPSOSを通じ、中国本土在住の中国人3,000人を対象に2015年5月に行われました。年齢、性別、地域などの人口統計データに最小しきい値を設け、代表サンプルを使ってサブグループごとの分析ができるようにしました。アンケートの設問は、旅行時の行動から予約方法、宿泊施設の選択など多岐に渡っています。ホテルの従業員向けの調査は、Hotels.comの世界のホテルパートナー1,500人を対象に2015年5月に実施されました。回答者の国籍は、アルゼンチン、オーストラリア、ブラジル、カナダ、コロンビア、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、香港、インド、アイルランド、イタリア、日本、メキシコ、オランダ、ニュージーランド、ノルウェー、ロシア、シンガポール、スペイン、スウェーデン、スイス、台湾、タイ、英国、米国となっています。

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[PRTIMES]
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