既婚女性の電子マネー利用実態調査 

2016年05月12日
フィールドマーケティング支援サービスを提供するソフトブレーン・フィールドは、「電子マネーの利用」についてのアンケートを2016年4月18日~4月24日に実施しましたので、その結果を報告します。アンケートの対象は、30代~40代の主婦を中心とする当社サービス登録の既婚女性会員で、有効回答者数は721名(平均年齢46歳)でした。

【調査結果】

(1)電子マネーの利用について

アンケートでは、お買い物や飲食の際に、電子マネーを利用するかを確認しましたが、「利用する」が85.4%、「持っていない・利用しない」が14.6%となりました。

利用する場所についてスーパーとコンビニエンスストアが多数を占める結果となりましたが、持っている電子マネー別にみると傾向が分かれました。まず、スーパーで電子マネーを利用しているのはWAONを持っている方の86.9%、楽天Edyの78.2%、nanacoの74.7%、交通系電子マネーの63.6%。一方、コンビニエンスストアでは、nanacoを持っている方の90.9%、楽天Edyの87.9%、WAONの75.8%、交通系電子マネーの75.3%となりました。

(2)普段のお買い物時に電子マネーで支払う頻度について

電子マネーで支払う頻度については、WAONを持っている方のうち「ほとんど電子マネー払い」、「電子マネー払いが多い」、「現金やクレジットカード払いと半々」を合わせると62.2%となりました。同じくnanacoを持っている方では、59.7 %、楽天Edyを持っている方では65.5%、交通系電子マネーを持っている方では48.4%となり、WAON、nanaco、楽天Edyを持っている方は普段のお買い物の半分以上を電子マネーで支払っていることがわかりました。

(3)オートチャージ機能の利用について

オートチャージ機能については、「利用している」が23.7%、「電子マネーの種類によって利用している」が18.3%、「利用していない」が58.0%となりました。

(4)電子マネーでの月額の支払額について

アンケートでは、電子マネーで月額いくらぐらい支払っているかも聞きましたが、WAONを持っている方のうち「把握している」が65.3%、「把握をしていない」が34.7%となりました。nanacoを持っている方は、「把握している」が65.6%、「把握をしていない」が34.4%、楽天Edyを持っている方では「把握している」が74.5%、「把握をしていない」が25.5%、交通系電子マネーを持っている方では「把握している」が68.1%、「把握をしていない」が31.9%となりました。

電子マネーの使い方について、具体的に見ると、「電子マネーはポイントがつくので、買い物ごとにチェーン別で使うが、クレジットカードは、ガソリンをのぞき、1本化している。電子マネーは小銭など出す手間が省けるので助かる。」(30代、持っている電子マネー:WAON、楽天Edy、その他)、「同じものを買うにしても、ボーナスポイントがある方を選びがちです。気になっていた商品にボーナスポイントがついていると、ついでに買ってしまうこともあります。」(30代、持っている電子マネー:交通系電子マネー、WAON、nanaco、楽天Edy、その他)、「楽天Edyのように、ポイントをネットでの買い物やマイルに変えられて使い道の多いカードをメインに使います」(30代、持っている電子マネー:交通系電子マネー、WAON、楽天Edy、その他)といったように、電子マネーとクレジットカードを使い分けたり、うまく利用してポイントを貯めたりしている様子がうかがえました。


【調査概要】
対象:当社登録の会員
調査方法:当社リサーチサイト「リサれぽ!」を活用したインターネットリサーチ
調査地域:全国
調査期間:2016年4月18日~4月24日 (7日間)
有効回答者数: 721名
回答者(既婚女性)の属性:30代以下21%、40代46%、50代以上33%

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[ソフトブレーン・フィールド]
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