「クーポン」に関する調査(20代~50代男女対象) 

2016年06月21日
ドゥ・ハウスは、自社のインターネットリサーチサービス『myアンケートlight』を利用し、全国に住む20代~50代の男女を対象に「クーポン」に関するWEBアンケートを実施いたしました。調査期間は2016年5月30日(月)~6月1日(水)。有効回答は1,200人から得ました。

※本調査では店頭での、スーパーマーケット(以下、スーパー)、ドラッグストア、コンビニエンスストア(以下、コンビニ)を対象としました。

【調査サマリ】

・直近一年間での小売店のクーポン利用率は50%近く 男性は「コンビニ」、女性は「ドラッグストア」での利用経験が多い

・若者のクーポン利用頻度が高い傾向に

・クーポンの利用場面は、スーパーとドラッグストア・コンビニで異なる

・直近一年間でクーポン利用頻度の高かった商品のカテゴリランキング


【調査結果】

■直近一年間での小売店のクーポン利用率は50%近く
 男性は「コンビニ」、女性は「ドラッグストア」での利用経験が多い


この一年間にスーパー、ドラッグストア、コンビニでクーポンを利用したことがあるか20代~50代の男女に聞いたところ、全体では、「スーパー」で46.7%、「ドラッグストア」で48.8%、「コンビニ」で44.2%の方が「ある」と回答し、「ドラッグストア」での利用経験が最も多い結果となりました。

男女別で見てみると、男性は「コンビニ」、女性は「ドラッグストア」での利用経験が最も多いことがわかりました。日ごろ、男性は「コンビニ」に足を運ぶ頻度が「スーパー」や「ドラッグストア」よりも高いことが背景にあると考えられます。「スーパー」と「ドラッグストア」においては女性のクーポン利用経験が半数を超えました。まめにクーポンをチェックして、少しでもお得に購入したいという意識が男性より強いのかもしれません。また、男女間で特に差が見られたのは「ドラッグストア」で17.3ポイント差でした。

■若者のクーポン利用頻度が高い傾向に

この一年間の、スーパーのクーポン利用頻度を年代別に見たところ、「一週間に4回以上」が最も多かったのは20代で14.2%となった一方で、40代は2.2%、50代は3.8%となり、20代と比較し10ポイント以上の差がみられました。

「一ヶ月に1回程度」以上クーポンを利用する割合も、スーパー、ドラッグストア、コンビニの3業態全てにおいて、若年の割合が高い傾向が伺えました。

近年、SNS上のクーポンなど様々な形態のクーポンが登場しており、若年層はそのようなクーポンも使いこなしている人が多いのかもしれません。

■クーポンの利用場面はスーパーとドラッグストア・コンビニで異なる

どのような時にクーポンを使うか聞いたところ、スーパーでは「いつも使っている商品がクーポン対象になっているとき(56.1%)」が最多で、ドラッグストアでは「手持ちのクーポンがあるとき(51.2%)」、コンビニも同じく「手持ちのクーポンがあるとき(47.7%)」が最多という結果となりました。

スーパーでの買い物は、普段の生活で使い慣れている商品でクーポンが利用されるのに対し、ドラッグストア、コンビニにおいてはクーポンがあるから利用する人が多く、クーポンありきで商品が選択されている様子が見られることから、スイッチ購買に効果があるかも知れません。

■直近一年間でクーポン利用頻度の高かった商品のカテゴリランキング

スーパー、ドラッグストア、コンビニにおいて、この一年間でクーポン利用頻度の高かった商品のカテゴリ上位5位までのランキングは以下の通りです。

上記各業態の全てにおいて、上位5位に入ったのは「清涼飲料水」でした。
また、スーパー、コンビニを比較すると唯一異なったのが5位の「調味料」と「パン」で、小売店の使い分けが現れた結果になっています。

多くの世代でクーポンが使用されている実態が明らかになりましたが、中でも若年層の利用経験が多いことから、若者をターゲットとした商品において、小売店の特性に合わせたクーポンを使った販促・キャンペーンは効果が出やすいかもしれません。


【調査概要】
「クーポン」に関するアンケート
・調査期間:2016年5月30日(月)~6月1日(水)
・調査手法:ドゥ・ハウスのインターネットリサーチサービス『myアンケートlight』を利用。全国に住む20代~50代の男女を対象に有効回答を1,200人から得た。

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[ドゥ・ハウス]
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