「飲み会作法と仕事のスキル」に関する意識・実態調査(20~40代有職男性対象) 

2016年12月02日
大鵬薬品工業は「飲み会作法と仕事のスキル」に関する意識・実態調査を行いました。その結果、ビジネスの場での「飲み会作法」不足によって仕事に支障が出てしまうリスクや、「できる人」「できない人」の具体的な「飲み会作法」についても明らかになりました。

ビジネスの潤滑油にもなる「飲み会」の場。お酌のタイミングや話題の振り方など、同僚の気配りに、「デキる」と好印象を持ったビジネスパーソンもいることでしょう。ところが印象アップのチャンスになる一方、飲み過ぎてしまうと「翌朝白い目で見られる」なんてことにもなりかねません。「飲み会」でどのようにふるまえばよいか知っておきたいビジネスパーソンも多いのではないでしょうか。

そこで今回は、「今年も忘・新年会に参加する予定」と回答した20~40代の有職男性500名に「飲み会作法」と「仕事のスキル」に関する調査を行いました。

【調査結果】

■ 79%が忘年会・新年会で飲み過ぎて後悔! 印象を下げる可能性も

はじめに、「(プライベート・仕事の場を問わず)忘年会・新年会で飲み過ぎて後悔した経験」があるか尋ねると、79%が「ある」と回答。8割近くのビジネスパーソンが「飲み過ぎて後悔」の経験があることがわかります。さらに、「飲み過ぎた翌日、仕事に支障が出たことがある」と回答した人も63%という結果になりました。

具体的には「二日酔いで翌日の午前中、仕事に集中できなかった」(42歳)など、つらい二日酔いの症状に悩む声が集まりました。さらに、より仕事に支障が出そうなのが「飲み会作法の不足」です。「接待そっちのけで自分が酒宴を満喫してしまい、上司、お得意先に半人前扱いされた」(45歳)、「無礼講を盾に先輩に生意気な口を叩いてしまい、しばらくのあいだ口をきいてもらえなかった」(37歳)など、「飲み過ぎ」や「無礼なふるまい」で他人からの印象を下げてしまっている人も。

実際にビジネスの場での「飲み会の席での失態」で仕事上の人間関係にも支障が出ると考える人は83%に上ります。

ここからも「飲み会での印象」を下げないよう、ビジネスシーンの「飲み会作法」には十分気を付けるべきだと言えるでしょう。

■ 「仕事ができる人」の飲み会作法とは? 年代別で印象に違いアリ

そこで次に、“仕事ができる人の飲み会作法”について聞きました。まず、「仕事ができる人」が行っているのを見たことがある作法を挙げてもらうと、1位に「他人のグラスが空になったらすかさずお酒を注ぐ」(50%)、2位に「席次など座席の位置に気を遣う」(40%)、3位に「料理などを取り分ける」「積極的に話題を提供する」(各36%)が続きました。 コミュニケーションを円滑にし、相手への敬意が伝わる行動に「デキる」と感じるビジネスパーソンが多いようです。

●「デキる人の飲み会作法」ランキング
1位 他人のグラスが空になったらすかさずお酒を注ぐ…50%
2位 席次など座席の位置に気を遣う…40%
3位 料理などを取り分ける/積極的に話題を提供する…36%
4位 目上の人からお酌を受ける時、グラスに両手を添える…34%
5位 翌日の御礼メール/飲めなくても一度はお酒に口をつける…33%

一方、年代別で見ると「デキると思うポイント」が変わってくる模様。特に20代のトップ3に、他の年代にはランクインしていなかった「飲み会対策商品を用意しておく」が並んだ点に注目です。ビジネスの場でのお酒の席に慣れていない20代だからこそ、スマートな飲み方ができるビジネスパーソンへの支持が集まっていることが分かります。

●年代別「デキる人だと思う飲み会作法」ランキング
・20代 TOP3
1位 他人のグラスが空になったらすかさずお酒を注ぐ…46%
2位 料理などを取り分ける…38%
3位 飲み会対策商品を用意しておく…36%

・30代 TOP3
1位 他人のグラスが空になったらすかさずお酒を注ぐ…55%
2位 席次など座席の位置に気を遣う…40%
3位 積極的に話題を提供する…38%

・40代 TOP3
1位 他人のグラスが空になったらすかさずお酒を注ぐ…49%
2位 席次など座席の位置に気を遣う…46%
3位 積極的に話題を提供する…42%

そこで20代に「飲み会対策商品」を用意しておくことは、「仕事ができる人の飲み会作法」の一つだと思うかを聞くと、64%が「そう思う」と回答しました。

「スマートな体調管理」を支持する20代、「人間関係」重視の30代以上。幅広い年代が集まる忘・新年会に向けて、「飲み会対策商品」の用意もスマートなビジネスパーソンの習慣にしておきたいところですね。

■ 「仕事ができない人」の飲み会作法1位は、「飲み過ぎ」…シビアな目線も

反対に「仕事ができない人」の「飲み会作法」についても聞きました。その結果、1位は「お酒を飲み過ぎてしまう」(47%)となり、2位に「他人のグラスが空になってもお酒を注がない」(37%)、3位に「自分の自慢話ばかりする」(34%)が続きました。

●「デキない人の飲み会作法」ランキング
1位 お酒を飲み過ぎてしまう…47%
2位 他人のグラスが空になってもお酒を注がない…37%
3位 自分の自慢話ばかりする…34%
4位 決まった人としか話さない…27%
5位 目上の人に「タメ口」を使っている…26%

ここでは、他人に気が遣えないことよりも「飲み過ぎ」によってポイントを下げてしまっているビジネスパーソンが多いことがわかります。

そして、そんなビジネスパーソンに対しては「潰れるまで飲んでしまって迷惑をかけている人は、仕事もできないなと思ってしまう」(36歳) 、「酔っているとはいえ、他のお客や店員がいるということもわからないのは、日常からできていないのだろう、と思います」(24歳)など、シビアな目線が浴びせられているようです。
今年の忘・新年会では「ビジネスの場で飲み過ぎるなんて、仕事もできないんだろうな」と思われないよう、「飲み会対策商品を用意する」など「飲み会作法」に気を遣い「デキるビジネスパーソン」の称号を目指してみませんか。


[調査概要]
調査名:「飲み会作法と仕事のスキル」に関する意識・実態調査
調査期間:2016年10月14日(金)~10月17日(月)
調査対象:事前調査で「お酒が好き」「今年も忘・新年会に参加」と回答した20~40代の有職男性 500名
 ※年代別均等割付
調査方法:インターネット調査

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