20,30代の働く女性(キャリジョ)の意識調査 

2017年03月23日
博報堂は、博報堂および博報堂DYメディアパートナーズの女性メンバーによる活動「博報堂 キャリジョ研」にて、20〜30代の働く女性(キャリジョ)に関する調査研究を行っています。このたび、「キャリジョ」についての意識・行動調査を実施し、興味深い結果が得られましたのでお知らせいたします。

1月末に総務省より発表された労働力調査によると、15~64歳の女性就業割合は66.0%と過去最高値を記録しています。中でも、25~34歳女性の伸び率が高く、73.9%が就業している実状です。女性活躍推進法施行から2年目を迎え、今後もこの傾向は拡大していくと推測されます。
今回、22~39歳の働く女性437名を調査した結果、9割以上が「女性が働くのは自然」と思っていること、転職・副業にも抵抗がなく、キャリア形成に意欲的なこと、また、結婚においては「女性からプロポーズしてもいい」と6割以上が考えているなど、さまざまな特徴が浮かび上がりました。

【調査結果サマリー】

■今どきキャリジョの仕事観。9割以上が「女性が働くことは自然」と回答。
「今後も仕事をしていくと思う」は94.6%。
理由は「生きていくためのお金が欲しいから」「自分の好きに使えるお金が欲しいから」。

■「可能なら副業してみたい」と7割以上のキャリジョが回答。
また、6割近くは「転職することに抵抗がない」。
仕事のために資格や語学を習得したい(したことがある)キャリジョは63.4%。

■OLという言葉、7割以上が「時代に合っていない」と回答。
でも、「女子会」「女子力」という言葉が「時代に合っていない」と回答したキャリジョ
は36.2%に留まる。

■キャリジョの結婚観。「恋愛と結婚は別物である」と、6割が回答。
また、66.3%が「女性からプロポーズしてもいい」。

■キャリジョのデジタルライフ。「SNSで自分の生活が変化した」と3割が回答。
「ファッション雑誌よりSNSを参考にする」は36.6%。
「ハッシュタグ検索など、SNS検索をする」キャリジョは28.4%。


【調査概要】
実施時期: 2017 年 2 月
調査方法:インターネットリサーチ
対象者: 22 歳~39 歳の有職女性
 ※総合・専門・一般や派遣などは問わず。パート・アルバイト、自営業・フリーランスは除く
 ※未既婚は問わないが、子どもがいない方を抽出
 ※個人年収が 300 万円以上
対象エリア:東京・大阪・名古屋・札幌・仙台・神戸・広島・福岡
サンプル数:437 人

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[博報堂]
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