「母乳と食事」に関する調査(10代~40代のママ対象) 

2017年05月31日
エバーセンスは、10代~40代のママを対象に、「母乳と食事」に関する調査を実施いたしました。
 厚生労働省が昨年発表した「2015年度乳幼児栄養調査」によると、授乳期に母乳のみで育てた保護者は生後1ヶ月と3ヶ月で、ともに調査開始以降初めて5割を超えたことが分かりました。
 母乳育児が増加している一方で、食事と母乳の質・量の関係性については、まだ調査報告が十分にされておらず、はっきりとした根拠がないとWHO(世界保健機関)は指摘しています。※1
 しかし、母乳に関する悩みやトラブルの相談、助産師によるケアが受けられる母乳外来などでも、母乳の分泌に関して食事の指導を行うなど、食事と母乳の質・量に関係があるのではないかと考えるママが多いのが現状です。
 そこで今回、エバーセンスでは、母乳育児を経験したママたちに母乳と食事の関係について調査を行いました。
※1  WHO Mastitis Causes and Management より 

【調査結果】

◆ 母乳育児をしているママの68.6%が食事内容を気にしている!   
Q. 母乳育児中、食事の内容に気をつけていましたか?
 母乳と食事の関係性にはまだ根拠がないと言われていますが、母乳育児をしているママたちは、毎日の食事に気を配っていることが分かりました

・とても気をつけていた 14.1%
・やや気をつけていた 54.6%
・あまり気をつけていなかった 25.4%
・まったく気をつけていなかった 5.9%

◆ 約2人に1人!食事が母乳に影響したと感じたことがる。
Q. 母乳育児中、食事が母乳に影響したと感じたことがありますか? 
 更に実際の食事が母乳に影響したと感じる人は半数以上おり、具体的には食べたものにより、おっぱいが詰まる、張る、痛みを感じる、母乳を飲んだ赤ちゃんの肌が荒れる、などといったママの声があがっています。

・はい 55.0%
・いいえ 23.4%
・どちらともいえない 21.2%

◆ 母乳育児のママの体験談
ママの間で母乳に影響すると言われている食品に関して、実際のママの体験談をご紹介します。

・お餅を3つ食べたら母乳の出が悪くなった。そのため授乳中お餅は避けています。(30代女性)
・お餅は母乳が詰まりやすいと聞いていましたが、正月に食べたところ母乳の出がよくなったと感じました。(20代女性)
・洋菓子より和菓子を選び、ちょっとくらいならと菓子パンも食べていました。気づいた頃には乳腺炎になってしまい、それから甘いものは怖くて食べられませんでした。(30代女性)
・スナック菓子やチョコレート、インスタント食品など、食べたいものを我慢せず食べていましたが、不思議とおっぱいトラブルはありませんでした。(30代女性)
・ヨーグルトなどの乳製品は多く摂るように心がけたからか、トラブルは起きませんでした。(20代女性)
・ヨーグルトや牛乳などで胸が張って痛くなることがありました。食べたものをリストアップしたところ、痛くなる時には乳製品を摂っていたと分かりました。(30代女性)


「こそだてハック調べ」

【調査概要】
調査名称:母乳と食事に関するアンケート
調査対象:母乳育児経験のある女性
有効回答数:589(10代:1名20代:160名、30代:391名、40代:37名)
調査期間:2017年2月27日(月)~3月31日(金)
調査方法:インターネット調査

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[エバーセンス]
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