「日本人の海外渡航時の買い物場所」と 「日本の空港免税店の利用」に関する調査 

2017年08月01日
日本能率協会総合研究所(JMAR)では、このたび、日本人の海外渡航者の渡航先での買い物場所と
日本の空港免税店の利用状況を把握するための自主調査を実施しました。

【調査結果】

1. 対象者プロフィール
・男女比率は「男性」がやや多かった。
・40代から60代がそれぞれ3割未満、20代は5%程度。

2. 最近1年間の海外への渡航回数
・複数回(2回以上)が全体の約半数を占めた。
・ビジネスも含まれるためか男性20-40代で渡航回数は多かった。

3. 渡航先
・様々な国・地域があがったが、全体では「台湾」が最も多く、以下「ハワイ」、「アメリカ」、「韓国」、「タイ」の順で多かった。

4. 渡航先のお土産などの買い物場所(欧米各国の渡航者)
「スーパーマーケット」、「空港内にあり免税店」、「ショッピングセンター/ショッピングモール」が高かった。
『ハワイ』は「ショッピングセンター/ショッピングモール」が突出して高く、一方『フランス』、『ドイツ』では「デパート・百貨店」が高かった。

5. 日本の空港の「免税店」での買い物経験
・最近1年間の海外渡航で日本の空港の「免税店」での買い物経験者は全体の約半数。
・男性20-30代で買い物経験者の割合はやや高かった。

6. 日本の空港の「免税店」の利用時の意識
・日本の空港の「免税店」利用者のうち約6割は「具体的にどの商品を買うか決めていた」とし、免税店入店前に購入する商品を決めていた。
・「具体的にどの商品を買うか決めていた」は、男性50-60代で約7割と高かった。

7. 日本の空港の「免税店」の利用理由
日本の空港の「免税店」での買い物理由は、「値段が安いから」が主な理由。
その他では、 「日本の家族や友人に頼まれた」、「まとめていろいろな商品が買える」、「海外の家族や友人のお土産に」、「その店でしか 取り扱っていない商品があるから」などがあがった。

8. 日本の空港の「免税店」で買い物をしなかった理由
「寄ったことはあるが、買いたい/興味のある商品はなかった」と「買いたい/興味のある商品はあるが、旅行中に荷物が重くなる」の2つが主な理由。


【調査概要】
調査タイトル:「日本人の海外渡航時の買い物場所」と「日本の空港免税店の利用」に関する調査
対象者条件:男女20-69歳 最近1年以内に1回以上の渡航経験がある(観光、ビジネスなどすべて含む)
調査期間:2017年6月27日(火)~6日30日(金)
有効回答数:1,307名
調査方法:モニターに対するインターネット調査

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[日本能率協会総合研究所]
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