「新商品とサンプリング」に関する調査(20代~60代男女対象) 

2018年06月12日

ドゥ・ハウスは、20代~60代の男女を対象に「新商品とサンプリング」に関する調査結果を発表。
毎シーズン様々な新商品が発売されています。それら新商品をどのように知っているのか、多くの企業が実施しているサンプリングプロモーションは購入の後押しになっているのかなど、生活者の実態を探ります。

調査サマリ


  • 20代の新商品認知経路は、「SNS」が他の年代と比べて高い
  • 約7割の人が新商品購入を迷った経験がある
  • 新商品を迷わずに購入した理由は「サンプルで知っている」がトップ
  • 7割以上の人が、サンプルを受け取った後に商品購入した経験がある

調査結果


20代の新商品認知経路は、「SNS」が他の年代と比べて高い

新商品を認知する経路について聞いたところ、全体でみると僅差で「店頭でみかけて(69.3%)」「テレビCM(69.0%)」がトップ2となりました(図1)。
しかし、「Twitter、Instagram、FacebookなどのSNS」については、年代ごとの差が大きくなりました。20代は57.8%と非常に高く、30代と比較すると26.0ポイント、40代と比較すると41.0ポイントも高い結果になりました。若者向けへのプロモーションはSNSでの認知獲得が重要なことがわかります。

約7割の人が新商品購入を迷った経験がある

食品や日用品の新商品を購入時に迷うことがあるか聞いたところ、全体でみると「よくある(18.1%)」と「ときどきある(49.2%)」合わせて67.3%と約7割となりました(図2)。

また、食品や日用品の新商品を購入時に迷う理由は、全体でみると「味や効果が、自分の好みにあうかわからないから」が圧倒的に高く、80.0%となりました(図3)。新商品を購入するときには多くの人が躊躇した経験があり、その背景には商品の中身(味・効果)が分からないことへの心配や実際に触れて、使ってみないとわからないといったことあるようです。食品・日用品という高単価ではないものであっても、触れて、使ってみて中身が分からないときにはトライアルするハードルが高いことがうかがえます。

新商品を迷わずに購入した理由は「サンプルで知っている」がトップ

新商品を迷わずに購入した理由を聞いたところ、女性については、「サンプルですでに味・品質を知っている(43.9%)」と高く、「価格が安い(26.9%)」「知人・友人からのすすめ(25.9%)」と続きます(図4)。自身でサンプルをもらったりなどをして商品を知ったり、友人知人の薦めがあると、新商品を躊躇なく購入できる様子が伺えます。

7割以上の人が、サンプルを受け取った後に商品購入した経験がある

サンプルをもらったことがある人に、その後に商品を購入したことはあるか聞いたところ、全体では7割以上の人が「ある」と回答しています(図5)。サンプルを受け取るとその後の購入にも結びついているようです。多くの新商品がサンプリングプロモーションをされていることからも、企業にとって一定の効果を見ていることが予想されます。

調査概要


「新商品とサンプリング」に関するアンケート
●調査期間:2018年5月22日(火)~5月25日(金)
●調査手法:ドゥ・ハウスのインターネットリサーチサービス『myアンケートlight』を利用。全国に住む20代~60代の男女を対象に有効回答を833人から得た。

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[ドゥ・ハウス]
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