「糖質制限ダイエット」についての調査(20~40代女性対象) 

2018年08月13日

トレンド総研は、日清オイリオグループと共同で、「糖質制限ダイエット」について調査をおこないました。
調査対象は、過去1年以内にダイエット経験のある20~40代の女性500名。

調査結果


■過去1年の流行ダイエット、1位は「糖質制限ダイエット」! 経験者も6割近くに

はじめに、「過去1年以内に流行したと思うダイエット法」を聞いたところ、「糖質制限ダイエット」が81%で最多に。続く「プチ断食・ファスティング」(50%)、「筋トレダイエット」(37%)、「スクワットダイエット」(28%)、「スロージョギングダイエット」(20%)、「ヘルシースナッキング」(16%)などに大きく差をつけて1位になっています。

さらに、実際に「糖質制限ダイエットに挑戦したことがある」と答えた人も56%にのぼっており、6割近くのダイエッターが糖質制限ダイエットの経験者であることがわかりました。

■一方で、目標体重を前に「挫折」した人も8割に

経験者たちにダイエットの結果を聞くと、「痩せることはできたが、目標体重には到達できなかった」(52%)という人が最多で、「目標体重に到達し、ダイエットに成功した」と答えた人は5人に1人(20%)という結果に。

糖質制限ダイエットにより体重が減少した人自体の割合は合計で7割を超えていますが、道なかばであきらめてしまう人も多く、理想の体重まで痩せられた人は少数派のようです。

実際に、「糖質制限ダイエットは、目標達成前に挫折してしまいがちであると思いますか?」という質問では、実に83%が「そう思う」と回答。実際に、過去の糖質制限ダイエットで「目標体重に達する前に挫折したことがある」人も80%にのぼりました。

■経験者が語る、糖質制限ダイエットの挫折ポイントとは?

それでは、糖質制限ダイエットには、どのような挫折ポイントがあるのでしょうか。経験者にダイエット中の様子を聞いたところ、次のような結果になりました。

●糖質制限ダイエット中に、ストレスを感じたことがある:79%
●糖質制限ダイエットは、食欲をコントロールするのが難しい:75%
●糖質制限ダイエットは、食事における楽しみを感じにくい:69%
●糖質制限ダイエットは、空腹を感じやすい:63%
●糖質制限ダイエットで、仕事や家事への集中力が低下したことがある:47%
●糖質制限ダイエット中に、頭がボーッとしたことがある:41%
●糖質制限ダイエット中に、便秘になったことがある:36%

調査結果からは、多くの人が、糖質制限ダイエット中に、ストレスや空腹を感じている様子がうかがえます。また、集中力が低下して日常に支障をきたしたり、エネルギー不足の状態になってボーッとしたりする人も少なくないようです。糖質制限ダイエットの挫折率の高さには、こうした実態が大きく影響していると考えられます。

■理想だと思う糖質制限ダイエットの条件・方法、1位は「空腹を感じにくい」

しかし一方で、経験者からは、「糖質制限ダイエットは、きちんとルールを守れば効果が出やすい方法だと思う」という声も78%に。また、「糖質制限ダイエットは、ストレスなく続けられれば、効果が出やすい方法である」と答えた人も77%にのぼりました。うまく続けることができれば、効果が期待できるダイエット法である点は、経験者の共通認識のようです。

そこで、「理想だと思う糖質制限ダイエットの条件・方法」を聞いたところ、「空腹を感じにくい」が53%でトップに。また、「長く続けやすい」(52%)、「楽しく食事ができる」(52%)、「日常生活に影響が生じにくい」(41%)などの回答も目立ちました。

調査概要


調査対象:20~40代 女性500名  ※過去1年以内にダイエット経験のある方
調査期間:2018年7月10日(火)~7月12日(木)
調査方法:インターネット調査

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