働く女性が気になる口臭とオーラルケアトレンドに関する実態調査 

2018年11月01日

第一三共ヘルスケアは、全国の20代から50代の有職女性・計800名を対象に「働く女性が気になる口臭とオーラルケアトレンドに関する実態調査」を実施しました。

今回の調査は、「いい歯の日(11月8日)」を前に、人と人とのリアルなコミュニケーションを応援する「ブレスラボ」による啓発活動の一環として、昨今の職場におけるコミュニケーションやオーラルケアの実態を明らかにすることを目的に実施したものです。

 今回の調査では、回答者の約半数(51.5%)が、職場の人の口臭が気になっており、口臭が気になる相手のトップは「上司」でした。職場の人との会話中に相手の口臭が気になった際、相手の話をどの程度理解・実践しているか自己申告してもらったところ、理解度は平均54.4%、アドバイスに対する実践率は56.6%でした。近年、「1on1ミーティング(主に上司と部下が1対1で行う定期的な個人面談)」が世界的なトレンドになるなど、職場での近距離のコミュニケーションが注目されています。口臭ケアが業績を左右する可能性を示唆する興味深い結果となりました。

 一方で、自分自身の口臭についても調査したところ、約8割(79.8%)が自分自身の口臭が気になることがあると回答。約6割(62.3%)が口臭対策に興味を持っていました。また、口臭対策に興味がある人ほど、「歯みがき粉を複数持っており、使い分けている」、「家族と一緒に暮らしていても、自分専用の歯みがき粉を持っている」、「マウスウォッシュやデンタルフロスをオーラルケアに取り入れている」、「効果・効能にこだわって歯みがき粉を選んでいる」といった傾向が見られました。

 口臭ケアが、いまや単なるエチケットに留まらず良好なコミュニケーション構築のきっかけになること、また口臭へのマインドの高さがよりレベルの高いオーラルケア習慣へつながっていることが結論づけられたと言えるでしょう。

調査結果のポイント


1. 職場で気になる口臭と口臭がコミュニケーションに与える影響

(1) 約半数(51.5%)が、職場の人の口臭が気になることがある。
(2) 口臭が気になる相手は、6割以上(63.6%)が「上司」。
(3) 職場の人との会話中に相手の口臭が気になったとき、相手の話の理解度は平均54.4%に低下!
(4) 口臭が気になる相手からのアドバイスの実践率は平均56.6%。

2. 働く女性のオーラルケアトレンド2018

(5) 約8割(79.8%)が自分自身の口臭が気になることがある。
(6) 約6割(62.3%)が口臭対策に興味あり。
(7) 4人に1人が歯みがき粉を複数所持。口臭対策への興味が高い人ほど、複数を使い分ける傾向。
(8) 家族と同居していても、約半数(49.2%)は自分専用の歯みがき粉を使っている。
(9) マウスウォッシュやデンタルフロスの使用者は約3割。口臭対策への興味が高い人ほど使用。
(10) 口臭対策に興味がある8割以上(85.1%)が、歯みがき粉の効果・効能にこだわりを持っている。

調査結果


1. 職場で気になる口臭と口臭がコミュニケーションに与える影響

(1) 約半数(51.5%)が、職場の人の口臭が気になることがある。
20代から50代の女性・800名に対し、「現在の職場で上司や部下・同僚の口臭が気になることがあるか」について聞いた。全体の約半数(51.5%)の人が「いつも気になっている」もしくは「気になることがある」と回答した。年代別には30代が最も多く、56.5%の人が職場の人の口臭を気にしていることが分かった。

(2) 口臭が気になる相手は、6割以上(63.6%)が「上司」。
 職場で口臭が気になることがあると回答した人に、どんな人の口臭が気になるか聞いたところ、全体の6割以上(63.6%)の人が「上司」と回答。20代~40代は上司と回答する人が多かったが、50代になると同僚と回答する割合が増えた。

(3) 職場の人との会話中に相手の口臭が気になったとき、相手の話の理解度は平均54.4%に低下!
 職場で口臭が気になることがあると回答した人に、「口臭が気になったとき、どの程度その人の話を理解できていると思いますか」と聞いたところ、全体平均は54.4%だった。
 口臭が気になると相手の話の理解度が低下してしまうことが分かった。

(4) 口臭が気になる相手からのアドバイスの実践率は平均56.6%。
 また、合わせて「口臭が気になる人からアドバイスをもらっとき、素直に聴き入れ、実践できていると思いますか。」と聞いたところ、全体平均は56.6%だった。
 なんと口臭があることでアドバイスの実践度も半減してしまうことが分かった。

2. 働く女性のオーラルケアトレンド2018

(5) 約8割(79.8%)が自分自身の口臭が気になることがある。
 20代から50代の女性・800名に対し、「自分自身の口臭(口のニオイ)が気になることがあるか」について聞いたところ、全体の約8割(79.8%)が気になることがあると回答した。各年代を見てもほぼ差はなく80%程度の人が気になることがあると回答している。
「いつも気になっている」と回答した割合が、20代では15.5%、30代では13.5%と非常に高く、若い女性ほど強く口臭を気にしている人が多いと言える。

(6) 約6割(62.3%)が口臭対策に興味あり。
 また、「自分自身の口臭(口のニオイ)への対策(ケア)にどの程度興味があるか」と聞いたところ、全体の約6割(62.3%)が「興味がある」「やや興味がある」と回答。
Q5の質問では、年代に差がなかったものの、Q6の質問では年代があがるにつれて、ケアのための商品や対策方法に興味がある人が増えている傾向がある。50代においては、67.0%の人が興味があると回答している。

(7) 4人に1人が歯みがき粉を複数所持。口臭対策への興味が高い人ほど、複数を使い分ける傾向。
 現在の歯みがき粉の種類を聞いてみたところ、全体の4人に1人(26.0%)が歯磨き粉を複数所持していることが分かった。Q6で、口臭対策に興味があると回答した人ほど、複数持ちの傾向は強く38.7%にのぼった。

(8) 家族と同居していても、約半数(49.2%)は自分専用の歯みがき粉を使っている。
 「現在使用している歯磨き粉は誰が使用しているか」を聞いたところ、家族と同居している人の約半数(49.2%)が自分専用の歯磨き粉を使用していることが分かった。Q6で「口臭対策に興味がある」と回答した人は、6割以上が自分専用の歯磨き粉を使用している。

(9)マウスウォッシュやデンタルフロスの使用者は約3割。口臭対策への興味が高い人ほど使用。
 現在使用しているオーラルケア製品をあげてもらったところ、歯みがき粉歯ブラシに続き、「糸ようじ・デンタルフロス」「マウスウォッシュ・デンタルリンス」を多く使用していることが分かった。Q6で口臭対策に興味があると回答している人ほど様々な製品を使用している。

(10) 口臭対策に興味がある8割以上(85.1%)が、歯みがき粉の効果・効能にこだわりを持っている。
 「歯や口のケアのための商品を買うとき気にしていること」を聞いたところ、オーラルケア意識が高い人は8割以上(85.1%)が効果・効能を気にしていることが分かった。全体でも75.6%が気にしている。続いて、味や香り・価格などが続くが、オーラルケア製品に含まれている成分を気にしている人も多いことが分かった。

調査概要


調査名:働く女性の職場コミュニケーションに関する意識調査
調査対象者:20代から50代の女性・800名 ※各世代200名ずつ
調査期間:2018年8月22日(水) - 24日(金)
調査会社:インターネット調査会社
調査方法:インターネットリサーチ

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