買物意識調査【主婦を7つのタイプに分類】 

2013年02月12日
大広ダイレクトマーケティング総合研究所は、買物を賢く行う新しい生活者像を「スマートコンシューマー」と捉え、彼らの意識および行動に着目。今回はその中でも日常の買物機会が多い主婦にフォーカスし、30~40 代の主婦 1,032 名を対象に「買物意識調査」を実施した。

この調査結果から買物に関する意識によって主婦を7つのタイプに分類。注目すべき主婦タイプ『スマート主婦』が抽出されました。彼女たちはマルチチャネル(複数以上の購入経路)で買物をし、積極的に社会への情報発信・受信を行うという特性が明らかになりました。

【主婦買物タイプ 7分類】
買物意識調査 33 項目から、7つの因子を抽出し、その組み合わせから、7つの「買物意識クラスター」を抽出いたしました。
【因子】
1.情報共有軸 2.社会参加志向軸 3.買物上手軸
4.じっくり判断軸 5.情報量志向軸 6.こだわり投資軸 7.中古許容軸

【クラスター】(タイプ)
○スマート主婦 (構成比:15.2%)
消費意欲が高く、情報受信・発信の意欲も高い。
買物による社会とのつながりを重視する、注目度の高い主婦。
情報受信のみならず、ブログや Twitter などを使って広く社会に情報発信を行う。

○SNS主婦 (構成比:12.1%)
スマート主婦同様に消費意欲・情報共有意識が高く、情報の量も求める。ただし、買物による社会とつながりは重視せず、近しい仲間での盛り上がりを重視する主婦。
Facebook・mixi・LINE など、身近なコミュニティを重視する傾向が見られる。

○自分視点買物上手主婦 (構成比 10.8%)
自他ともに認める買物上手な主婦。生活水準は高く、自分の感性を重視するせいか買物に関する情報共有意識は低い。買物で社会とつながることにそれほど関心はない。

○コンサバ主婦 (構成比:14.4%)
買物は嫌いでなく、情報共有はするものの、買物による社会とのつながりは求めず、中古品を前提とした新しい買物手段にもなじまない主婦。年齢層は高め。

○フォロワー主婦 (22.1%)
買物に関して、今日的な価値観はある程度もっているが、失敗しないようじっくり判断しようという姿勢が弱く、情報の量も求めない主婦。

○社会参加志向主婦 (16.5%)
買物での社会とのつながりを重視する主婦。買物上手ではなく、情報共有にも関心は薄いが、じっくり判断しようという姿勢はある。

○買物無関心主婦 (8.9%)
購買力が低く買物自体への関心が低く、情報共有や、買物による社会とのつながりも求めない。

【調査分析結果のポイント】

A.比較的年齢が低く、アーリーアダプターの多いスマート主婦。今後、増加することが期待されるターゲット。

B.スマート主婦の買物はマルチチャネル購買。多くのチャネルを使いこなす。 通販も多様な通販チャネルを利用。スマートフォンでの買物も積極的。

C.ソーシャルメディアを使って、積極的に情報発信。ブログ・Twitterで“社会とのつながり”を求める傾向が見られる。Facebook・mixi・Line といったクローズドなコミュニティを目指す、SNS 主婦との違いが伺える。

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[大広]
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