「イマドキ夫婦の家事分担」調査 

2013年11月22日
リクルートマーケティングパートナーズが運営する『ゼクシィnet』は、「イマドキ夫婦の家事分担」と題するアンケート調査をゼクシィnetユーザー191名に対して実施した。

【調査結果】

◆新郎参加が進む「ゴミ出し」、「家電家具の修理・検討」。進まない「炊事」
Q.以下の家事を主に誰が担当していますか?(回答者数:191)

【ゴミ出し】
新郎 61%、みんな同じくらい 12%、新婦 25%、同居家族など 2%

【家電や家具の修理や検討】
新郎 59%、みんな同じくらい 31%、新婦  9%、同居家族など 1%

【風呂掃除】
新郎 36%、みんな同じくらい 16%、新婦 47%、同居家族など 1%

【旅行やレジャーの計画】
新郎 28%、みんな同じくらい 37%、新婦 35%、同居家族など 0%

【食器洗い】
新郎 15%、みんな同じくらい 24%、新婦 59%、同居家族など 2%

【トイレ掃除】
新郎 14%、みんな同じくらい 12%、新婦 73%、同居家族など 1%

【洗濯】
新郎 12%、みんな同じくらい 20%、新婦 67%、同居家族など 1%

【掃除】
新郎 10%、みんな同じくらい 17%、新婦 73%、同居家族など 0%

【食材などの買い物】
新郎  6%、みんな同じくらい 21%、新婦 72%、同居家族など 1%

【炊事】
新郎  6%、みんな同じくらい  7%、新婦 86%、同居家族など 1%

「新郎」が担当するケースが最も多かった家事は「ゴミ出し」(61%)。次いで「家電や家具の修理や検討」(59%)、「風呂掃除」(36%)、「旅行やレジャーの計画」(28%)でした。一方、「みんな同じくらい」担当している家事は「旅行やレジャーの計画」(37%)、「家電や家具の修理や検討」(31%)と、非日常的な家事が上位を占めました。これらの結果を総合すると、新郎の家事参加は、非日常的なもので進みやすく、また日常的なものの中では、「ゴミ出し」「風呂掃除」が比較的分担を進めやすい家事と言えるようです。反対に分担がほとんど進んでいないことが判明したのが「炊事」で「新婦」担当との回答が86%に達しました。

◆約6割が現状の分担に満足。理由は「手伝ってくれるから」

Q.現在の家事担当状況に満足していますか?(回答者数:189)

・全体・・・満足:57%、不満:16%、どちらともいえない:20%、不満ではないが申し訳なく思う:7%
・共働き(フルタイム)・・・満足:56%、不満:19%、どちらともいえない:20%、不満ではないが申し訳なく思う:5%
・専業(主婦または主夫)・・・満足:60%、不満:10%、どちらともいえない:22%、不満ではないが申し訳なく思う:8%

Q.家事分担を決める際、最も重視した考え方は?(回答者数:191)

・得意不得意・効率 45%
・より仕事がハードな新郎(新婦)の負担削減 31%
・理想の主婦像 8%
・分担の平等性 7%
・その他 9%

こうした家事分担に対し57%が「満足」と回答。共働きでも専業でも大きな差はありませんでした。その理由として多かったのが「手伝ってくれるだけで満足」というコメント。「得意不得意・効率」(45%)や「より仕事がハードな新郎(新婦)の負担削減」(31%)を重視して家事分担していることもあり、片方の家事負担が増えることはあらかじめ承知しているカップルが多いようです。

◆分担決めには賛否両論。大切なのは「感謝を伝えること」

Q.家事の担当、負担をめぐって、パートナーとケンカになったことはありますか?(回答者数:191)

ない 69%
1~2度ある 20%
何度もある 11%

家事の負担をめぐってケンカになった人は、「1~2度ある」20%、「何度もある」11%いました。円満な家事分担には「感謝の気持ちが大切」という声が多く寄せられた一方、同居前にあらかじめ分担を決めることについては、「決めておかないと、お互いやってもらえるのが当然化する」(共働きフルタイム)、「分担や平等にこだわるよりも、互いの状況を見て出来ることは自分がするという気持ちが大事」(共働きフルタイム)と、意見が分かれました。


【調査概要】
調査期間:2013年8月23日~2013年9月19日
調査回答数:結婚準備中のゼクシィnetユーザー191人

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[ゼクシィnet]
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