トイレ掃除とトイレ空間に関する意識・実態調査(専業主婦対象) 

2013年12月06日
小林製薬は、トイレ掃除やトイレ空間に対する意識・実態を、「専業主婦」300名を対象に調査を行なった。

【調査サマリ】

■夫婦間の家事役割分担の実態

(1)夫婦間での家事役割分担比率 第1位「妻:夫 9:1」37.2%。7割以上の主婦は現状の分担に満足。

(2)夫が担当している家事 TOP3「ゴミ捨て」「お風呂掃除」「買い物」。一方で、「特にない」も33.7%。

(3)8割弱の主婦は、夫が引き受けてくれている家事の質(クオリティー)に満足している。
一方で、不満理由第1位は、「やり方が雑」50.9%

■“トイレ掃除”に対する意識

(1)嫌いな家事 TOP3「トイレ掃除」「お風呂掃除」「洗いもの」。
やっても気付かれない家事 第1位「トイレ掃除」33.3%

(2)4人に1人の主婦は、夫にトイレ掃除を引き受けて欲しいと思っている。
理由第1位「自分が汚しているわけではないから」

(3)トイレ掃除でテンションやモチベーションが上がること。
第1位「トイレがピカピカになること」
第2位「トイレ全体がいい香りになること」
第3位「夫に気付いてもらえること、褒めてもらえること」

(4)8割以上の主婦、「トイレ掃除をより楽しくするためによい香りの製品を積極的に取り入れたい」。

■トイレ空間づくりのこだわり

(1)3人に1人がトイレの空間づくりにこだわっている。
特に30代以降でこだわり派が一気に増加(20代:26.2%、30代:38.8%、40代:35.0%)

(2)自宅のトイレ掃除でこだわっている部分 「インテリア」や「香り」。
1位「マットや便座カバーなどのトイレインテリア製品の色やデザイン」
2位「アロマや芳香剤などを含む香り」
3位「絵や写真、ポスターなどの装飾アイテム」

(3)トイレに置きたい香りTOP3「柑橘系」「ソープ系」「フローラル系」。

【調査結果の詳細】

■夫婦間の家事役割分担の実態

(1)夫婦間での家事役割分担比率 第1位「妻:夫 9:1」37.2%。7割以上の主婦は現状の分担に満足。

夫婦間の家事役割分担比率を聞いたところ、「妻:夫9:1」37.2%が最も多く、続いて「妻:夫10:0」26.2%、「妻:夫8:2」21.0%という結果となり、専業主婦の家庭では日々の家事(育児を除く)の役目は、ほとんど妻であり、男性の家事の関与度は非常に低いということが改めて明らかとなりました。また、7割以上の主婦は現在の分担状況に満足しているという傾向もみられました。

(2)夫が現在担当している家事 TOP3「ゴミ捨て」「お風呂掃除」「買い物」
一方で、「特にない」も33.7%

夫が現在担当している日々の家事を聞いたところ、TOP3は「ゴミ捨て」46.0%、「お風呂掃除」28.2%、「買い物」14.6%という結果になり、ゴミ捨ては、2人に1人の夫が担当している代表的な家事であることがわかりました。

(3)8割弱の妻は、夫が引き受けてくれている家事の質(クオリティー)に満足している。
一方で、不満理由第1位「やり方が雑」50.9%

現在、夫が引き受けてくれている家事の質(クオリティー)に対しての満足度を聞いたところ、8割弱の主婦は夫がやってくれる家事に対して満足している(「満足」25.9%+「どちらかといえば満足」50.9%)ことが分かりました。一方で、不満理由として「やり方が雑」50.9%と回答した方が最も多く、家事を丁寧に行いたいという主婦の意向が明らかになりました。

■“トイレ掃除”における主婦の意識

(1)嫌いな家事 TOP3「トイレ掃除」「お風呂掃除」「洗いもの」
やっても気づかれない家事 第1位「トイレ掃除」33.3%

専業主婦に嫌いな家事について聞いたところ、TOP3は、「トイレ掃除」20.7%、「お風呂掃除」20.1%、「洗いもの」18.4%とトイレ掃除については、多くの主婦が嫌いだと思っていることが明らかとなりました。
一方で、やっても夫に気付かれない家事についても、「トイレ掃除」33.3%と回答した方が「特にない」の回答を除いた全般の家事の中では最も多く、トイレ掃除は、主婦にとって嫌いな家事であるうえに、やっても夫に気付いてもらえないと多くの主婦がマイナスイメージを持っている現状が浮き彫りとなりました。

(2)4人に1人の主婦は、本当は夫にトイレ掃除をやって欲しいと思っている理由第1位「自分が汚しているわけではないから」

専業主婦に現在のトイレ掃除の役割について自身が主に担当しているかと聞いたところ、8割弱の主婦はトイレ掃除の担当は自分であると回答。一方で、本当は誰にトイレ掃除をやって欲しいかを聞いたところ、「誰にもやって欲しいとも思わない(自身でやる)」と回答した方が63.1%と最も多かったものの、「夫」と回答した方も30.1%もおり、4人に1人の主婦は、本当は夫にトイレ掃除をやって欲しいと思っている現状が明らかとなりました。またその理由第1位は、「自分が汚していないから」35.6%となり、夫のトイレの使い方に対する不満が浮き彫りとなりました。

(3)トイレ掃除でテンションやモチベーションが上がること
第1位「トイレがピカピカになること」
第2位「トイレ全体がいい香りになること」
第3位「夫に気付いてもらえること、褒めてもらえること」

主にトイレ掃除をしていると回答した主婦にトイレ掃除でテンションやモチベーションが上がることを尋ねたところ、第1位「トイレがピカピカになること」71.2%、第2位「トイレ全体がいい香りになること」48.7%、第3位「夫に気付いてもらえること、褒めてもらえること」30.1%と回答しており、トイレがキレイになるだけでなく、香りや夫に気付いてもらえることも、トイレ掃除へのモチベーションにつながるということが読み取れます。

(4)8割以上の主婦、トイレ掃除をより楽しくするためによい香りの製品を積極的に取り入れたいと回答

トイレ掃除の香りの製品への関心度を聞いたところ、8割以上の主婦が「トイレ掃除をより楽しくするために、よい香りの製品を積極的に取り入れたい」と回答しました。近年、日用品の香りブームが進んでいるなか、トイレ掃除製品においても、洗浄力だけでなく、さらに高付加価値をつけた香り製品に対する関心度が高いことが伺えます。

■トイレ空間づくりへのこだわり

(1)3人に1人がトイレの空間づくりにこだわっている

特に30代以降でこだわり派が一気に増加(20代:26.2%、30代:38.8%、40代:35.0%)
自宅のトイレ空間づくりのこだわりについて聞いてみたところ、「こだわっている」5.2%、「どちらかといえばこだわっている」28.2%と回答したこだわり派主婦は3人に1人という結果となりました。また、こだわり派について年代別で比較すると、30代以降で飛躍的に増加しており、30代以降の主婦のトイレ空間づくりへの関心度が高い実態が明らかとなりました。

(2)自宅のトイレ掃除でこだわっている部分 「インテリア」や「香り」
1位「マットや便座カバーなどのトイレインテリア製品の色やデザイン」
2位「アロマや芳香剤などを含む香り」
3位「絵や写真、ポスターなどの装飾アイテム」

トイレ空間づくりにこだわっていると回答した方(「こだわっている」「どちらかといえばこだわっている」いずれかを選択した方)に、こだわっている部分について聞いたところ、第1位は「マットや便座カバーなどのトイレインテリア製品の色やデザイン」69.9%となり、2位「アロマや芳香剤などを含む香り」62.1%、3位「絵や写真、ポスターなどの装飾アイテム」46.6%と続きました。快適なトイレ空間づくりへは、“インテリア”だけでなく“香り”も重要な要素であることが伺えます。

(3)トイレに置きたい香り TOP3「柑橘系」「ソープ系」「フローラル系」

トイレに置きたい香りについて聞いたところ、TOP3は、「レモンなどの柑橘系の香り」30.4%、「石鹸などのソープ系の香り」30.1%、「ローズやラベンダーなどのお花の香り」29.8%という結果となりました。


【調査概要】
調査方法:インターネット調査
調査対象者:20~40代の専業主婦
調査地域:全国
有効回収数:309人
標本構成:20代103人、30代103人、40代103人
実施期間:2013年11月21日~22日

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[小林製薬]
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