生活者の社会貢献意識・行動調査 

2014年03月27日
ヤラカス舘SoooooS.カンパニーは、一般生活者の社会貢献意識や行動を探るためのアンケート調査を実施。

【調査結果 概要とポイント】

(1)5割前後の女性が、「社会性のあるものを買う」=「素敵なお買いもの」と認識

30代を除く各年代の女性では、5割前後が、「自分だけでなはなく、他の誰かや環境のためにもなるものを買う」ことを「素敵なお買いもの」と回答。この値は、平均が26.0%の男性とは大きな差があり、社会性のある商品は女性のほうがより評価しやすいことが明らかとなりました。

(2)50代、60代にとっては、「安いもの」より「自分以外の誰かのためにもなるもの」のほうがうれしい

「安いもの」より、「自分が買う商品が、東北や途上国の生産者など、自分以外の誰かのためにもなっているもの」のほうがうれしいと答えた人が50代、60代とも7割を超えました。これは該当者が5割前後となっている他の年代と比べても高く、この世代には特に、商品の「社会性」が価値として評価されることが分かりました。

(3)商品の社会的な取り組みが購入や購入の検討につながる人は、女性の7割強

商品の社会的取り組みが購入や購入の検討につながると回答した人は全体でも6割強いましたが、女性は7割と高く、中でも20代女性は8割に達するなど、特定の層の商品購入の後押しには、商品の社会的取り組みが効果的である可能性が示唆されました。

(4)社会性のある商品で、これからのニーズが最も高いのは「フェアトレード商品」

「フェアトレード」、「オーガニック」、「エコ(環境配慮型)」等の商品について、現在の購入の有無と将来的な購入意向を聞いたところ、現在「フェアトレード」商品を購入している人は7.2%と一番低いものの、将来の購入意向は一番高い31.6%となり、環境だけでなく生産者への配慮に対する意識の高まりが見られました。

(5)積極的な情報発信で社会性のある商品のマーケットはさらに拡大

「現在は社会性のある商品の購入をしていないが将来的に買いたい」と思っている人の43.0%が「どれが社会性のある商品なのか分からない」ことを現在買っていない理由に挙げており、全回答者の66.4%が「企業による社会的取り組みは企業自らが積極的に情報発信してほしい」と回答していることと合わせて、企業自らがそうした情報を積極的に発信していくことが、同マーケットの拡大には重要であることが分かりました。


【調査概要】
調査方法:インターネット調査 調査地域: 全国
調査対象:20代~60代の男女500人 調査期間: 2014年2月28日~3月2日

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[PRTIMES]
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