生活者の購買行動におけるインターネット利用動向調査 

2014年05月28日
D2Cは、パソコン、スマートフォンによる生活者のインターネット利用動向調査を実施した。本調査は、生活者の情報収集や購買行動におけるインターネットデバイスの利用状況を探るため、全国の18歳~59歳の男女、スマートフォン所有者10,000名を対象として、2014年3月にインターネットによるアンケート調査を行った。

<調査結果のポイント>

「生活者の購買行動におけるインターネット利用動向調査」の3つのポイント

【ポイント①】商品・サービスのカテゴリごとの情報収集チャネル
~調査対象11のカテゴリのうち10のカテゴリで「インターネット」がもっとも高い比率~

【ポイント②】 情報収集におけるインターネット利用デバイス比率
~「外食」、「転職やアルバイト探し」、「スキンケア化粧品・メークアップ化粧品の購入」でスマートフォンの活用が活発な傾向に~

【ポイント③】性年代別、情報収集におけるインターネット利用デバイス比率
~18~29歳女性では外食や化粧品の情報収集にインターネットを利用する人のうち過半数がスマートフォンを利用~

<調査結果詳細>

【ポイント①】商品・サービスのカテゴリごとの情報収集チャネル
~調査対象11のカテゴリのうち10のカテゴリで「インターネット」がもっとも高い比率~
 
調査対象に設定した11の商品・サービスの各1年内実施者(購入者や利用者)に、それぞれの情報収集チャネルについて聞いたところ、「映画館での映画鑑賞」を除いた10のカテゴリで「インターネット」がもっとも高い比率となった。「旅行や宿泊(72.1%)」、「電子書籍の購入(65.1%)」、「ゲームの購入・課金(64.6%)」、「健康食品・サプリメントの購入(62.3%)」、「家電・情報機器の購入(60.8%)」が特に高い比率を示した。
一方、「店頭」の比率が高かったのは、「ファッション系商品の購入(48.1%)」、「家電・情報機器の購入(47.1%)」、「スキンケア化粧品・メークアップ化粧品の購入(40.0%)」、「自動車の購入(36.7%)」の順となった。

【ポイント②】 情報収集におけるインターネット利用デバイス比率
~「外食」、「転職やアルバイト探し」、「スキンケア化粧品・メークアップ化粧品の購入」でスマートフォンの活用が活発な傾向に~

情報収集にインターネットを利用している回答者の、インターネット利用デバイスの内訳を見ると、スマートフォン利用者計(「スマートフォンのみ利用者」、「パソコンとスマートフォン併用者」の合計)では、「ゲームの購入・課金(63.5%)」、「外食(52.7%)」、「電子書籍の購入(48.5%)」、「転職やアルバイト探し(46.9%)」、「スキンケア化粧品・メークアップ化粧品の購入(43.7%)」の順で高い比率となった。

【ポイント③】性年代別、情報収集におけるインターネット利用デバイス比率
~18~29歳女性では外食や化粧品の情報収集にインターネットを利用する人のうち過半数がスマートフォンを利用~

性年代別・カテゴリ別で比率を見てみると、「スキンケア化粧品・メークアップ化粧品の購入」では、スマートフォン利用者計(「スマートフォンのみ利用者」、「パソコンとスマートフォン併用者」の合計)は、「女性18~29歳」が57.1%ともっとも高い比率となり、年代が上がるほど比率は減少していた。「外食」では、男性では「男性30代」が52.1%、女性では「女性18~29歳」が66.6%ともっとも高い比率となった。男女とも年代があがると比率が低下する傾向が見られた。また、すべての年代で、女性が男性の比率を上回っていた。


【調査概要】
調査実施期間:2014年3月24日(月)~2014年3月26日(水)
調査方法:インターネット調査
調査対象者:公募型インターネットリサーチモニタ 18歳~59歳の男女のプライベート用のスマートフォン保有者
回収サンプル数:10,005サンプル (ウェイトバック後サンプル数 10,000サンプル)
調査機関:株式会社インテージ

※本調査では、別途調査によるスマートフォン人口構成比をもとにウェイトバック集計をしております。

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[D2C]
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