ファンデーション購入理由調査(14年8月~10月) 

2014年11月27日
フィールドマーケティング支援サービスを提供するソフトブレーン・フィールドは、クレディセゾンとの共同事業である「Point of Buy(R)購買理由データ」をもとにレシートポータルサイト「RECEIPO(レシーポ)」(receipo.com)を運営しています。

今回、「RECEIPO」で公開しているレシーポランキングから、「ファンデーション」カテゴリについて8月~10月の購入理由を分析しましたので報告いたします。
本リリースでの分析対象期間は2014年8月1日~10月31日の3ヶ月間。「レシーポランキング」のデータベースである「Point of Buy(R)購買理由データ」で収集した556レシートデータをもとに分析しました。

■レシーポランキング1位は「ちふれ化粧品 ちふれ」

レシート枚数をベースにしたレシーポランキングでは、期間中の1位は「ちふれ化粧品 ちふれ」で、レシート枚数シェアは8.5%でした。2位は「花王 プリマヴィスタ」で8.3%、3位は「資生堂 マキアージュ」で5.4%、4位は「セザンヌ(CEZANNE)」で5.2%、5位は「カネボウ コフレドール」で4.0%でした。
一方、レシートの「購入金額」と「購入個数」から算出した購入金額ランキングでは、1位「花王 プリマヴィスタ」、2位「資生堂 マキアージュ」、3位「カネボウ コフレドール」、4位「ALBION」、5位「コーセー エスプリーク」でした。
レシート枚数シェアおよび平均購入単価が3000円以上の「プリマヴィスタ」、「マキアージュ」、「コフレドール」はどちらのランキングでも上位5位に入る結果となりました。

■ファンデーションの購入理由は「いつも買っているから」が59.0%、「試し買い」が22.1%

ファンデーションカテゴリの購入理由を見ると、全体では「いつも買っているから」が最も多く59.0%、ついで「試し買いしてみたかった」が22.1%、「ポイントがつくから」が18.2%、「他の商品に比べてお手頃だった」が13.1%と続きました。
レシーポランキングの上位5ブランドでも、「いつも買っているから」は購入理由のトップでしたが、それ以外の理由で価格帯の低い「ちふれ」、「セザンヌ」と、カウンセリング化粧品の「プリマヴィスタ」、「マキアージュ」、「コフレドール」で傾向がわかれました。
まず、「ちふれ」、「セザンヌ」では、「他の商品に比べてお手頃だった」がそれぞれ42.6%。34.5%となっており、お手頃感が購入を促進しています。
一方、カウンセリング化粧品の「プリマヴィスタ」、「マキアージュ」、「コフレドール」では「ポイントが付くから」がそれぞれ28.3%、36.7%、22.7%となっており、各ブランドのポイントプログラムに参加している顧客が購入していると推測されます。
また、「プリマヴィスタ」の購入者では「CMやモデルの目立つ広告販促があったから」が15.2%、「広告・CMで知っていたから」が13.0%と他の上位ブランドより高いポイントとなっており、広告・テレビCMと売場の連動が購入につながった様子が推測されます。

■ブランドスイッチ率1位は「コフレドール」、継続率1位は「マキアージュ」

全体の購入理由で約5人に1人が「試し買いしてみたかった」と回答しているファンデーションカテゴリですが、前回購入した商品と異なるブランドを購入した「ブランドスイッチ」と、前回と同じブランドを購入した「継続購入」に分けてみると、回答者に占めるブランドスイッチ率は54.5%、継続率は45.5%と2人に1人が前回と異なるブランドを購入していることがわかりました。
上位5ブランドの購入者では、「ちふれ」ではブランドスイッチ率42.6%、継続率57.4%、「プリマヴィスタ」ではブランドスイッチ率43.5%、継続率56.5%、「マキアージュ」ではブランドスイッチ率30.0%、継続率70%、「セザンヌ」ではブランドスイッチ率41.4%、継続率58.6%「コフレドール」ではブランドスイッチ率59.1%、継続率40.9%となりました。

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