家事分担に関する意識調査 

2015年01月15日
ニッセンは、運営するプレゼント・懸賞サイト「nissen もらえるネット」にて、2014年12月17日~24日の期間、会員614名に対して行った【家事分担に関する意識調査】の調査結果をお知らせいたします。

【調査結果】

■60代以上の人が最も家事を分担している

アンケート回答者のうち、既婚であると答えた人に対して「あなたはパートナーと家事分担していますか」と質問したところ、「分担している」と答えた人は全体の半数近くの49.7%となりました。また、年代別で見ると、40代のみ「分担していない」と答えた割合の方が多く、「分担している」が39.1%、「分担していない」が60.9%となりました。一方、年代別で最も高い割合で家事を分担していたのは、団塊の世代を含む60代以上で、「分担している」が67.3%、「分担していない」が32.7%という結果になりました。定年を迎える人が多いことで、仕事をしなくなるかわりに家事を手伝うようになるということかもしれません。

■パートナーから家事分担の提案があった割合に男女差

前述の質問で、家事を分担していると答えた人に「家事分担を始めたきっかけを教えてください」と質問したところ、31.8%の人が「結婚当初から」と答えました。次いで「特にきっかけはなかった(31.3%)」「出産・育児(14.0%)」となり、およそ7割が何かのきっかけで家事分担を始めたことがわかりました。
また、「どちらから家事分担を提案しましたか」の質問に対しては、「両者から」が最も多く41.3%。次いで「自分(30.3%)」「パートナー(20.6%)」となりました。男女別に見てみると「パートナーから提案があった」と答えた人の割合に男女差があり、男性が29.8%、女性が16.7%となり、女性から見て男性側から家事分担を提案することは少ない傾向にあるということがわかりました。

また、「家事分担をしている項目は何ですか。」の質問に対しては、「ゴミ出し」が最も多く77.2%、次いで「風呂洗い(59.2%)」「皿洗い(53.3%)」となりました。「掃除(44.6%)」「炊事(41.8%)」「洗濯(35.9%)」などについては他の項目に比べ低くなりました。

■3割強が家事分担について不満を持っている

「パートナーとの家事分担に不満はありますか。」の質問に対し、34.7%の人が「ある」と答えました。パートナーに行ってほしい家事について尋ねたところ「掃除」が最も多く43.%、「風呂洗い」が42.2%、「ゴミ出し」が42%となりました。

「家事分担でパートナーとケンカしたことはありますか」の質問に対し34.2%があると答えました。また、「家事分担について日頃から話し合っていますか」との問いには71.8%の人が「話し合っていない」と答えました。

■家事分担の秘訣はパートナーへの感謝?

「パートナーが行った家事で感動したエピソードを教えてください」の問いに対して、以下のような回答がありました。

【女性からの回答】
・私の体調が悪いとき、日ごろ食器を1ミリも動かすことなく、片付たりしたことがない夫が洗い物を全部済ませてくれた。
・主人は優しい人でいつも家事全般を手伝ってくれます。嫌な顔一つせず、手の空いているものがやればいいよ……と。結婚して26年間ずっと手伝ってくれています。本当に感謝です。
・私は料理が好きで、夫も料理が好きなので、休日は台所の奪い合いになります。
・主人が定年退職をして家にいるようになってからは、犬の散歩も二人で毎日一緒に朝も昼も夜も行きます。喧嘩をしても犬たちが待っているから、知らない間に仲直りしています。

【男性からの回答】
・自分でできることはやってみようと思っています!
・仕事から帰って夕飯ができているのは、とてもありがたいことだと感じる。
・毎日美味しい料理に感動しています!

一方、こんな意見も。
・手伝ってくれるだけで感動ものです。
・頭にくる事はあっても、感動した事はまったくない。

家庭での家事分担について普段からよく話し合い、お互いがパートナーにやってもらって当たり前という考え方を捨て、相手に感謝することで円満な家事分担が成立するのかもしれません。


【調査概要】
調査期間:2014年12月17日(水)~12月24日(水)
調査テーマ:家事分担に関する意識調査
対象者:ニッセンもらえるネット会員
サンプル数:614人

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
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