お花見調査 

2015年03月20日
ウェザーニューズは、お花見に対する意識を調査するため、スマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」を通して、全国の皆様と『お花見調査』を実施。

延べ57,605人から寄せられた回答を集計した結果、全国のお花見予算の平均は2,580円で、全国1位は3年連続トップとなる青森県の3,824円でした。青森県はお花見の場所取り時間でも全国1位となり、“お花見への情熱日本一”の県であると言えそうです。
また、世界の人に勧めたい桜の名所は、1位が千鳥ヶ淵緑道(東京都)、2位吉野山(奈良県)、3位上野恩賜公園(東京都)となりました。他にも、世界遺産に指定されている姫路城や古都の風情を感じられる嵐山の桜も多くの支持を集める結果となりました。
さらに、関西風と関東風の桜餅の分布を調査したところ、歴史の古い関西風の桜餅“道明寺”の方が全国で広く親しまれていることがわかりました。

【調査結果】

お花見予算1位は青森県で3,824円!全国平均より1,000円以上高い結果に

3月13日、お花見にかける費用を調査するため、スマホアプリ「ウェザーニュースタッチ」を通じて全国の皆様に、「お花見の予算は大体どのくらいですか?」と質問し、“0円”“500円”“1,000円”…“9,500円”“10,000円以上”から選択してもらいました。全国10,025人から寄せられた回答を集計した結果、お花見予算の全国平均は2,580円であることがわかりました。全国1位は青森県の3,824円で、3年連続でダントツ首位となっています。また、青森県のお花見予算は2位の熊本県より700円以上高く、さらに全国平均と比較すると、瓶ビール4本分に相当する1,000円以上の差がありました。

場所取り時間の全国1位は青森県で1時間48分、全国平均より1時間長い結果に!

3月14日、お花見の場所取りの実態を調査するため、「お花見の場所取りは何時間前からしますか?」と質問し、“0時間”“0.5時間”“1.0時間”…“9.5時間”“10時間”から選択して回答してもらいました。全国7,581人から寄せられた回答を集計した結果、お花見の場所取り時間の全国平均は48分でした。
1位は青森県の1時間48分で、全国平均より1時間も長い結果となりました。青森県はお花見の予算でも全国1位となっており、“お花見への情熱が日本一の県”と言えそうです。また、上位10位のうち半数を九州が占める結果となりました。

世界の人におすすめの名所1位は“千鳥ヶ淵緑道”!

3月14日、日本で代表的な桜の名所を調査するため、「世界の人に勧めたい桜の名所は?」と質問したところ、全国5,175人から回答が寄せられました。その結果、1位千鳥ヶ淵緑道(東京都)、2位吉野山(奈良県)、3位上野恩賜公園(東京都)でした。
また、今回の調査で特徴的だったのは、2014年の『お花見調査』で「あなたが一番だと思う桜名所は?」と質問した時は、全国10位に入っていなかった姫路城・円山公園・嵐山などが、上位10位内にランクインしたことです。世界の人に対しては、世界遺産にも登録されている日本を代表するお城や、日本らしい風情を感じられる古都を、桜の名所としてお勧めしたいと思う傾向にあるようです。
※『お花見調査 2014』

日本の96%の人がお花見好き!最もお花見好きなのは佐賀県、九州勢が上位に

3月12日、全国で最もお花見好きの都道府県を調査するため、「あなたはお花見好きですか?」と質問し、“大好き”“好き”“まあまあ”“好きではない”の4択で回答してもらいました。全国10,172人から寄せられた回答を集計した結果、4人に3人の方が、“大好き”もしくは“好き”と回答しており、“まあまあ”の方も含めると、実に日本の96%の方がお花見好きだとわかりました。
さらに、“大好き”と回答した割合が多かった都道府県は、1位佐賀県、2位宮崎県、3位山梨県でした。九州は全県において“大好き”と答えた方の割合が全国平均を上回っており、日本の中でも特に、お花見好きのエリアだと言えそうです。九州は全体的に全国の中でソメイヨシノの開花が早く、桜の季節の訪れが早いことも、お花見好きに影響しているかもしれません。お花見の場所取り時間の調査では、九州が全国の上位10位までに5県入っており、大好きなお花見のために長い時間をかけて場所取りをする傾向がみられました。
また、3位の山梨県、4位の青森県は、お花見予算の調査でもそれぞれ3位、1位となっており、お花見好きが予算にも反映されているようです。

2人に1人が全国の色々な名所でお花見を楽しみたい!

3月15日、どのような場所でお花見したいかを調査するため、「桜を楽しむなら?」と質問し、“色々な名所を見たい”“いつもの場所で十分”“お花見しない”の3択で回答してもらいました。全国11,445人から寄せられた回答を集計した結果、“色々な名所を見たい”と回答した方がちょうど半数になりました。
“色々な名所を見たい”の割合が全国で最も多かったのは山梨県と鳥取県で、7割を超えていました。一方、“いつもの場所で十分”の割合が一番多かったのは山口県で、半数を超える52%の方が“いつもの場所で十分”と回答していました。

桜餅は“道明寺派”?“長命寺派”? 全国の7割が“道明寺”!

3月15日、関東風の桜餅“長命寺”と関西風の“道明寺”の分布を調査するため、「あなたにとって、桜餅といえばどっち?」と質問し、“長命寺”“道明寺”“その他”の3択で回答してもらいました。全国13,207人から寄せられた回答を集計した結果、67%の方が“道明寺”と回答しており、関西風の桜餅が全国の主流であることがわかりました。
少数派の“長命寺”は江戸時代に長命寺の門前(東京都)で発祥したと言われていますが、この割合が最も多かったのは、意外にも江戸から遠く離れた秋田県と島根県でした。また、調査結果の分布図を見ると、西日本を中心とする広範囲が、“道明寺”と答えた方が70%以上の“断然!道明寺”のエリアになっているのに対し、“長命寺”と答えた方が70%以上の“断然!長命寺”のエリアは、発祥地に近い関東に一つもありません。“長命寺”が生まれた関東にも“道明寺”が広がっている理由の一つとして、材料になる道明寺粉が平安時代に考案されており、江戸時代に誕生した“長命寺”よりも長い年月をかけて全国各地に根づいた可能性もありそうです。桜餅の勢力分布は、それぞれの歴史の長さを反映する結果になっているのかもしれません。

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[ウェザーニューズ]
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