3~5歳(末子)の子供に関する調査 

2015年05月08日
インターネット調査会社のマーシュは、3~5歳(末子)の子供に関する調査を実施。
少子化が進む中、今、子育て真 っ 最中の母親たちは、どのように食事や、教育を行っているのだろうか。今回は、末子が小学校入学前の 3~ 5歳の子供をもつ母親 300 名に対して調査を行った。

【調査結果】

まず、 3 ~ 5 歳の末子の食事について尋ねると、半数 以上が既 に大人 と同じメニューを食べて いるとした。
3食の食事ごとに手作りと市販品の使用状況を尋ねると、平日・休日共に 【 朝食 】 は、半数以上が「ほとんど手作り」と し、入園前 の乳幼児の場合、「ほとんど市販品」 も高い 傾向がみられた 。 【 昼食 】 については、平日は 保育 園生で「 自分では用意しない・外食 」が多い結果となった。 【 夕食 】 は、 【 朝食 】 以上に「ほとんど手作り」が高く、「手作りメインで、市販品を組み合わせている」を合わせると、 9 割以上が手作りメインで食事を用意していることがわかる 。
加工食品等の利用状況を尋ねると、「 冷凍食品」「インスタント食品・レトルト食品」「市販の惣菜 」の順で利用頻度が高い結果となった。中でも「 冷凍食品」 は、半数近くが週1日以上利用していた。
食事用意においての重視点は、 「栄養バランス」「安全性 」が高く、次いで 、「子供が好きなメニュー 」「 時短・手軽 」と 続く。一方で「カロリー 」「 メーカー」「消化に良い 」は、比較的 重要度が低い傾向がみられた。

次におやつ・間食について尋ねると、毎日 おやつ・間食を食べているのは 、 9 割近くとなった。間食 を選択しているのは、「自分(母親)が選ぶことが多いが、子供も選ぶこともある 」がほぼ半数で、ある程度子供の希望を聞いているようだ。
間食 を 選択する際の重視点は「 子供が好きなもの 」、「 価格 」、 「小分けになっている 」が上位であった。食事 とは違い「栄養」や「添加物」などの成分よりも子供の嗜好や、価格、利便性を重視しているようだ。
≪ 1 ヶ月以内に食べたもの≫で、最も高かったのは「スナック菓子・米菓 」、 次いで「チョコレート・チョコレート菓子 」、 「プリン・ゼリー・ヨーグルト 」が高い。≪ 子供が好きなもの≫でみると、上位 3 位の項目は ≪ 1 ヶ月以内に食べたもの≫と同じだが、最も高かったのは「チョコレート・チョコレート菓子 」であった 。

現在の習い事について尋ねると、6割は「 習い事はしていない」と回答した。習い事をしている中では「英語」「水泳」がいずれ も高い傾向がみられた。
入学前 に身に付けさせたい ことでは 、「ひらがなの読み書き 」、 「自分から挨拶をする 」、 「自分の名前を書く(ひらがな) 」が高い。勉強 については、ひらがな・カタカナ・数字程度に留まり、「自分から挨拶をする」「他人の話を聞く」「社交性」などのコミュニケーション能力や、「朝、自分で起きる」といった自己管理能力を身につけさせたいと考えているようだ。

最後に、子供に将来なって欲しいタイプを尋ねると、「 思いやりのあふれる温厚タイプ 」、 「どこでも溶け込める協調タイプ 」、 「社交的なムードメーカー 」が高い結果となった。


【調査概要】
調査名:3~5歳(末子)の子供に関する調査
対象者:全国、末子が未就学児(3~5歳)の20代~40代の既婚女性、配偶者と同居、食事の用意をほとんど自分(母親)が行っている
サンプル数:300s
割付:【3~5歳の末子性別】男児:150ss / 女児:150ss
実査期間:2015年4月15日(水)~4月17日(金)
調査方法:インターネット調査(マーシュの自社モニター )
調査機関:株式会社マーシュ

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[マーシュ]
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