旅行に関する意識調査(「ヤング世代」と「シニア世代」対象) 

2015年09月18日
エクスペディア・ジャパンは、「敬老の日」に向けて、20-30代男女250人の「ヤング世代」と60-70代男女250人の「シニア世代」を対象に、旅行に関する意識調査を実施し、両世代の旅行動向を調査しました。

<調査結果>

お金も時間も余裕のあるシニアの旅行は「高・遠・長」! 旅行期間は1-2週間で、費用は15万円以上


【価格】ヤングは「安」 VS シニアは「高」

海外旅行をした際の費用を聞いたところ、ヤング世代の6割が15万円未満だったのに対し、シニア世代の6割は15万円以上だったことがわかりました。ヤング世代は安さを追求してお金を節約しているのに対し、シニア世代はリッチに旅行を楽しむ傾向が明らかになりました。金額としては、「15万円」が分かれ目となっているようです。

【距離】ヤングは「近」 VS シニアは「遠」

世代別に好きな旅行先を聞いた結果、ヤング世代は安く手軽に行くことの出来る「アジア」、シニア世代はある程度期間と費用をかけて行く「ヨーロッパ」を好む傾向があるようです。また、共に定番のハワイをあげつつも、ヤング世代は3日~5日未満の短期間でさくっと、シニア世代は5日~1週間未満とじっくり観光することがわかり、ここでも両者の差が出ています。

【期間】ヤングは「短」 VS シニアは「長」

海外旅行をした際の期間を聞いたところ、ヤング世代は「3~5日未満」、シニア世代は「1週間~ 2週間未満」が一番多い結果となりました。ヤング世代は短めなのに対して、シニア世代は長めと、ここにも両者の違いが出ています。有休取得率が世界25ヶ国ワースト2位の日本では、働き世代が長期休暇が取れないという点も起因しているようです。

旅行したくなる瞬間:仕事の影響が大きいヤング、お金や時間だけでなく心にも余裕があるシニア

「どのような時に旅行に行きたくなるか」という問いに対し、ヤング世代は1位が「休みが取れた時」(55%)、2位が「ストレスが溜まっている時」(35%)と、旅行にも仕事の影響が大きいことがわかりました。一方、シニア世代は上位に「他国の文化に触れたいと思った時」(47%)や「風情を味わいたい時」(27%) 、「世界の良さを再確認したい時」(24%)など、余裕のある楽しみ方をしていることがわかりました。シニア世代はお金や時間に余裕があるだけでなく、ヤング世代にはない「心の余裕」があるようです。

旅行先での楽しみ:ヤングは「グルメを堪能」、シニアは「文化や歴史に触れ合う」こと

「旅行先ではどのようなことがしたいか」という問いに対し、ヤング世代で一番多かったのが「美味しいものを食べたい」という回答になりました。一方、シニア世代で最も多い回答が「文化・歴史に触れたい」であることが判明し、旅行先での楽しみ方についても違いがあることがわかりました。
その他、ヤング世代では5人に1人が「お酒を飲みたい」と答え、訪れた国のお酒を楽しんでいるようです。一方、シニア世代は4人に1人が「現地の人と触れ合いたい」と答え、交流も旅の醍醐味となっているようです。

旅行に求めること:ヤングとシニアともに「癒やし」と「非日常的な体験」

これまで異なる回答をしてきたヤング世代とシニア世代ですが、「旅行を通して何を求めるか」という問いに対しては共通して、「癒し・リフレッシュ」と「非日常な体験」の2点を重要視していることがわかりました。そして「一緒に行く人との思い出作り」も大事なポイントとなっています。

6割以上のシニアが旅行の予約に「パソコンを利用」


「普段海外旅行の情報はどこから入手するか」という問いに対し、シニア世代で一番多い回答が「旅行予約サイト・旅行サイト」という結果となりました。また、「普段どのようにして海外旅行の予約を行うか」という問いに対し、約7割のシニア世代が「パソコンからの予約」と回答しました。シニアはパソコンに弱いというのは昔のこと。今は多くの人がパソコンやインターネットを通して旅行を計画しています。


【調査概要】
サンプル数 :計500名(スクリーニング  10,000名)
年 齢: 社会人20代・30代・60代・70代の男女
調査方法:インターネットリサーチ
調査会社:楽天リサーチ

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