訪問先の家庭のトイレを借用する時の使用実態・意識調査(20~60 歳代男女対象) 

2015年10月19日
ライオン リビングケア研究所は、秋から冬にかけて、ハロウィンやクリスマスなどで、訪問先の家庭のトイレを借用する時の使用実態や意識を調べるため、20~60歳代の男女1,000名を対象とした調査を実施した結果、以下のことがわかりました。

※2014 年に当社が実施した調査で「トイレ掃除は 96%女性が担当している」という結果があったため、今回の検証は女性に焦点を当てて行いました。

【調査結果サマリー】

1.来客前の「トイレ」掃除は、約6割の人が「いつもより念入り」に行っていることを確認。

2.訪問先の家庭の「トイレ」の便座に触れることに対して、心理的に抵抗を感じる人は半数。

3.4人に1人は、訪問先のトイレを「トイレットペーパーでから拭き」してから使っている。


調査・検証の結果

1.来客前の「トイレ」掃除は「おもてなし」の基本。女性の9割以上が来客前に掃除をしている。 そのうちの約6割は「いつもより念入りな掃除をしている」実態を確認。

まず、お客様を迎えるにあたってのトイレ掃除について実態を調査しました。実態調査から女性500名の結果を見ると、約9割が来客前にトイレ掃除を実施しており、そのうち約6割が「いつもより念入りな掃除」を行っていると回答しました。
お客様が使うことが予想される「トイレ」をキレイにしておくことは、おもてなしの基本となっていることを確認しました。

2.訪問先の家庭の「トイレ」の便座に触れることに対して、心理的に抵抗を感じる人は半数。

次に、自分が「お客さま」の立場になった時に、訪問先のトイレを使用するにあたっての意識を調べました。女性は洋式トイレの便座に座る、男性は便座を上げる際に直接便器に触れることから、「便座に直接触れることに抵抗があるか」尋ねたところ、約半数の人が何らかの「抵抗がある」と回答し、中でも「非常に抵抗がある」と答えた人は約7%存在しました。
その理由を尋ねると、「目に見えない菌が気になる」、「ほかの人も触れる場所だから」などの理由が上位を占めました。つまり、目に見えない菌や汚れに対する「不安」から、自宅以外の洋式トイレ便座に直接触れることに対して心理的に抵抗を感じている人がいることがわかりました。

3.4人に1人は、訪問先のトイレを使用する前に「トイレットペーパーでから拭き」している!

さらに、訪問先のトイレの使用実態について尋ねたところ、「使用する前に何か対処している」と答えた人は約4割いました。対処している内容で1番多かったのは、「トイレットペーパーでから拭きする」でした。このほか、「腰を浮かせて便座に触らないように使う」、「他人の家でも掃除用のトイレシートで拭いている」という回答もありました。この結果から、他人の家では菌や汚れを気にして「トイレを使用する前は便座を拭きたい」という欲求が高いことが伺えます。

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