小売店のSNS利用に関する調査(スーパーデリバリー会員 中小小売店対象)) 

2016年10月13日
ラクーンが運営する卸・仕入れサイト「スーパーデリバリー」は、会員小売店を対象に、SNS利用に関する独自調査を行いました。約7割の小売店が、SNSを利用することで来客促進に効果を感じている結果となりました。

【調査結果のポイント

1.小売店が利用しているSNSで一番多いのは「Facebook」で59%、次いで「ブログ」が44% 。全体の52%が複数のSNSを利用している状況。
2.SNSの利用に「効果を感じている」小売店は、「効果を感じていない」小売店と比べて更新頻度が高く、週2~3回更新が31%、1日に1回更新が26%、1日に複数回更新する小売店も11%という結果となった。
3.70%の小売店が「商品の宣伝」を目的に利用。SNSを周知する方法としては、「来店時に声がけ」をする小売店が多く、「自社のホームページやネットショップからの誘導」にも力を入れている。

【調査結果】

■SNS利用による来客数への影響
【設問1】SNSを利用したことで来客数は増えたと感じますか?(有効回答数:241)
小売店の65%が、「来客数が増えたと感じる」と回答しています。また、来客数に影響がない場合でも、「問い合わせが増えた」「リピート率が向上」「客単価があがった」など別の効果を感じている小売店も含めると、71%の小売店が何らかの来店促進効果を感じている結果となりました。

■利用しているSNS
【設問2】集客や店舗運営のために利用しているSNSを選択してください(有効回答数:246)
小売店が利用しているSNSで一番多いのはFacebook(59%)、次いでブログ(44%)、twitterとInstagram(ともに24%)という結果になりました。回答のあった小売店のうち、52%が複数のSNSを併用して使っていることがわかりました。

■更新頻度
【設問3】SNSの更新頻度は平均してどのくらいですか?
更新頻度については、来客数増加に効果を「感じている」小売店では、もっとも多いのが「週2~3回」で31%、次いで「1日に1回」が26%となり、もっとも回数が多い「1日に複数回」の割合は11%でした。
一方で、来客数増加に効果を「感じていない」小売店は、「週2~3回」が28%、「週1回」が24%、次いで「月1~2回」が21%となっており「1日に1回」は9%、「1日に複数回」においては6%と、来客増加の店舗と比べて1日あたりの更新が少ない傾向がみられました。

■投稿の内容
【設問4】主にどのような使い方をしていますか?(有効回答数:246)
利用目的としては、「商品の宣伝」が一番多く70%、「キャンペーン・セール情報」「イベント告知」「日々の出来事」などの情報は約4割の小売店が投稿していると回答しました。

■SNSを周知する手段
【設問5】お客さんにSNSを知ってもらうためにやっていることは?(有効回答数:230)
SNSの告知は、「来店時に声がけ」をしている小売店が73%、また「自社のホームページやネットショップからの誘導」が60%と多い結果となりました。
「自分から申請」や「SNSで広告」をかけるなどSNS上での施策はあまり取られておらず、既存の宣伝媒体を利用した周知方法が一般的といえそうです。


【調査概要】
・調査方法:インターネット調査
・調査期間:2016年8月24日~9月14日
・調査対象:スーパーデリバリー会員(全国47都道府県の中小小売店)
・有効回答者数:256名

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[PRTIMES]
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