宴会・飲み会の締めに関する意識調査 

2017年01月10日
ヤッホーブルーイングは、「宴会・飲み会の締めに関する意識調査」を実施しました。
これにより、日本の宴会文化が抱える問題点と、日本伝統の「手締め」による締め感醸成の効果といった、日本の宴会文化の現状が明らかになりました。

<調査結果 サマリー>

★宴会や飲み会の終わり方について、“締め感が不足している”と感じている人が多い。「最後の一杯が余計だった」「グダグダになって締まらない」「惰性で2次会、3次会に行ってしまい翌日後悔」が上位。

★2016年末の宴会や飲み会で「手締め*」を実施しなかった人は全体の43.3%と4割強の人が締めの儀式をしていない。
*「手締め」とは、宴会の最後に行われる日本伝統の儀式「三本締め」「一本締め」等を指します。

★ 「手締め」は締め感の醸成に効果的。「手締め」で感じる気分について、「キチンと終わった感じで引き締まる」「けじめが付く」「はい、おわり、という気分になる」といったコメントが多数。

<調査結果>

(1)宴会や飲み会の終わり方について、“締め感が不足している”と感じている人が多い。
「最後の一杯が余計だった」「グダグダになって締まらない」「惰性で2次会、3次会に行ってしまい翌日後悔」が上位。

宴会・飲み会の終わり方について問題に感じていることをきいたところ、第1位は「「最後の一杯は余計だったな」と翌朝思うときがある」、第2位は「終わりがグダグダになって締まらない」、第3位以降は「惰性で2次会、3次会に行ってしまい翌日後悔することがある」、「一体感がないまま終わる」「いつの間にかフェードアウトする人がする」と続きます(図1)。多くの人が宴会・飲み会の終わるタイミングが分からないと感じている現状があり、日本の宴会・飲み会には“締め感が不足している”という問題が見えてきました。

(2)2016年末に「手締め」を実施しな かった人は全体の43.3%。4割強の人が 締めの儀式をしていない。

2016年年末の飲み会や宴会における「手締め」の実施状況をきいたところ、「手締めはしていない」人が全体の43.3%と4割強の人が実施していないことがわかりました(図2)。これまでは宴会や飲み会の締めの定番儀式という印象のあった「手締め」ですが、ライフスタイルや考え方が多様化する中で形式にこだわらない自由な宴会・飲み会が終わり方が一般的になってきたことがうかがえます。
(1)で示したように“締め感の不足”を感じている人が多くいる一方で、締めの儀式としての手締めがあまり行われていない事実が見えてきました。

(3)「手締め」は締め感の醸成に効果的。「手締め」で感じる気分について、「キチンと終わった感じで引き締まる」「けじめが付く」「はい、おわり、という気分になる」といったコメントが多数。

宴会や飲み会で「手締め」を実施した際に感じる気分についてきいたところ、第1位は「同僚や友人たちとの一体感を感じる」でした(図3)。次に多かった「その他」について具体的な回答を求めたところ、「キチンと終わった感じで 引き締まる(40代男性)」「けじめが付く(50代男性)」「はい、おわり、という気分になる(30代女性)」「場の空気が締まる (30代女性)」「しっかり区切りがついたと感じる(20代女性)」といったコメントが多くみられ、「手締め」の宴会や飲み会における締めとしての役割の大きさがうかがえます。このことから「手締め」の普及は、現代の宴会や飲み会が抱える問題の解決策として有効であると言えます。


【調査概要】
調査方法:インターネットアンケート
調査期間:2016年12月29日~2017年1月3日
有効回答数:2,297名
調査対象:公式通販サイト「よなよなの里」メールマガジン会員、公式Facebook・公式Twitterフォロワー

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[ヤッホーブルーイング]
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