Instagramの企業アカウントに関するユーザーの意識調査(10代~60代女性対象) 

2017年07月20日
サイバー・バズは、独自のインフルエンサーネットワーク「Ripre」会員を対象に「Instagramの企業アカウントに関する意識調査」を実施いたしましたのでお知らせいたします。

 Instagramは利用者数の増加に伴い、企業のプロモーションにも活用されるようになっています。その中で、企業が独自で運営するInstagramアカウントが、消費者の購買意欲やブランドイメージにおいて、どのような影響を及ぼしているのか、ユーザーの意識調査を行いました。

【調査結果】

①20〜40代女性の80%以上がInstagramの企業アカウントをフォロー。
「Instagram で企業アカウントをフォローしていますか?」という問いに対して「フォローしている」と回答したのは、20代で92%、30代で89%、40代で82%と、高い割合でフォローしている結果となりました。また「企業アカウントをいくつフォローしていますか」の問いに対しては、20代では20アカウント以上をフォローしている人が半数を占めており、積極的にInstagramの企業アカウントをフォローしていることがわかります。

②20代~40代の女性で、フォローが多いジャンル第1位は「コスメ」、第2位は「ファッション」、次いで「食品」「飲料」「お菓子」など"食"に関するジャンルをフォロー。イメージ訴求の効果的なジャンルが人気に。
「Instagramでフォローしている企業・ブランドのアカウントの種類について当てはまるものを教えてください。」という問いに対して、20代~40代の女性がフォローしているジャンルは第1位が「コスメ」、第2位が「ファッション」という結果になりました。次いで「食品」「飲料」「お菓子」など"食"に関するジャンルをフォローしています。視覚的なイメージ訴求がしやすいジャンルにおいての人気がうかがえます。また「コスメ」「ファッション」は20代~30代のフォロワーが多いですが、「食品」「飲料」や「日用品」に関しては40代のフォロワーが多く、年代によってフォローしているジャンルに違いがあることがわかりました。

③20〜30代女性ではInstagram内検索からアカウントを見つけフォローしているケースが半数以上(約60%)だが、HPや店舗告知、キャンペーンがきっかけとなるケースも多い。
「Instagramの企業アカウントをフォローしたきっかけを教えてください。」という問いに対して、20代~30代女性はInstagramの検索窓からの検索により見つけフォローする人が半数以上ですが、店頭告知やフォローキャンペーンがきっかけとなりフォローするケースも全体の約40%という結果になりました。現場でのイベント実施やプレゼントキャンペーンなども、フォロワー数の獲得に有効だと考えられます。また、フォローしている人の「@(メンション)」から企業アカウントにたどり着きフォローに至るケースも見られ、TwitterやFacebookと大きく異った、Instagramならではの結果がみえました。

④ 20代~40代女性のフォロー目的は「その企業やブランドの情報を得るため」が約80%、「投稿内容が魅力的だから」という理由も半数以上。
「Instagramの企業アカウントをフォローしている理由を教えてください。」という問いに対して、20代~40代女性の80%以上が「企業やブランドの情報(新商品発売の情報など)を得るためにフォローしている」という結果になりました。また投稿内容に好感を持ちフォローする人も半数以上を占めています。

⑤ Instagram の企業アカウントをフォローしている20代~30代女性の約80%が、Instagramの企業アカウントの投稿をきっかけに購入に至った経験あり。
「Instagramでフォローしている企業・ブランドの投稿をきっかけに、商品やサービスを購入したことはありますか?」という問いに対し、20代~30代女性で80%以上が「投稿がきっかけとなり購入経験がある」と回答しました。具体的な購入内容については、コスメや日用品、ファッションアイテム、旅行予約など幅広いジャンルにおいての購入経験があることがわかりました。(自由回答より)

⑥20〜30代女性の70%以上、40代女性の半数以上が、フォロー前より購入機会が増えたと回答。店頭でのブランド想起や、ブランド好感度の向上にも効果的。
「 Instagramでフォローしている企業・ブランドの商品・サービスを購入する機会はフォローする前よりも増えましたか?」という問いに対し、20代~30代女性で70%以上が「フォロー前よりも購入機会が増えた」と回答しました。40代女性でも56%が購入機会が増えたと回答しています。また「企業アカウントのフォローによりその企業のブランドイメージに変化はありましたか?」という問いに対し、「よく目にすることで親近感を感じるようになった」「商品を欲しいと思うことが多くなった」等の回答がありました(自由回答)。Instagramの企業アカウントを通してユーザーとの接触機会を増やすことで、ブランドイメージの向上や店頭でのブランド想起など、購入促進を行うことが可能だと考えることが出来ます。

◆まとめ◆
 今回の調査で、Instagramの企業アカウントは、ユーザーの商品購入時の意思決定に大きく影響していることや、情報との接触機会が増えることにより、親近感を感じたり、好感度が高まる傾向にあることがわかりました。このことから、企業アカウントを戦略的に運用することで、ユーザーとのコミュニケーションにおいてより効果的にプロモーションに活用することができ、ブランド価値の向上や購買促進に繋げていくことが出来ます。


【調査概要】
調査主体 :株式会社サイバー・バズ
調査内容 :『Instagramの企業アカウントに関するユーザー意識調査』
調査地域 :全国
調査方法 :インターネット調査
調査期間 :2017年6月23日(金)~2017年6月27日(火)
有効回答数:「Ripre」会員登録者 626サンプル
調査対象者:10代~60代女性(10代:3%、20代:40%、30代:44%、40代:13%、50代:1%、60代:1%)
※「Ripre」は、当社のソーシャルメディアインフルエンサーネットワークサービスです。

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