住環境と掃除に関する調査(20代~60代男女対象) 

2018年07月12日

マーケティングリサーチ会社のアスマークは、全国の20代~60代男女のうち、自宅の掃除をメインで行っている方を対象とした「住環境と掃除に関するアンケート調査」を実施し、その結果を7月12日に公開しました。調査日は2018年6月15日(金)~6月21日(木)で、同社が運営する「D STYLE WEB」のアンケートモニター会員を対象に実施しました。

調査結果トピックス


  • 掃除機、キッチン・風呂場・トイレの掃除は週1日以上する人が約7割以上
  • 紙パック式掃除機のシェアは2012年の調査と比べ減少傾向であるものの44.0%で最も多い
  • 床掃除に使用するもの「フローリングワイパー」が7割
  • フローリングでの生活者が89.6%、畳は年代差あり
  • 床を掃除する前に片付けるもの「本や新聞などの紙類」が45.2%
  • ゴミがよく溜まっていて最も掃除が大変なのは「リビング」
  • 掃除が嫌いな人が50.0%!仕上がりの不満より掃除のしやすさの不満が多い
  • 掃除が嫌いな理由、「面倒だから」が66.9%
  • 自宅の掃除に関する不満に「掃除してもすぐ汚れる」「細かい部分が掃除しにくい」のほか「家族の協力がない」といった不満も

調査結果


Q1.あなたのご家庭では、下記のそれぞれをどのくらいの頻度で掃除をしていますか。(それぞれ1つずつ選択)

■掃除機、キッチン・風呂場・トイレの掃除は週1日以上する人が約7割以上 n=750
自宅の掃除をメインで担当している人にそれぞれの掃除頻度を聞いたところ、掃除機をかけることとキッチン・風呂場・トイレの掃除は週1日以上する人が多かった。「換気扇の掃除」と「窓・網戸の掃除」は月1回未満と回答した人が多かった。年末の大掃除でやるイメージなのだろうか。
掃除機の使用率96.4%に対し、粘着カーペットクリーナーやほうきの使用率は6割~7割程度と、道具の使用率に差があった。

※掃除機で掃除することがある方
Q2.普段床の掃除用として所有し使用している掃除機の種類をお知らせください。(複数選択可)

■紙パック式掃除機のシェアは2012年の調査と比べ減少傾向であるものの44.0%で最も多い n=723
普段使用している掃除機のタイプを聞いたところ「紙パック掃除機」が44.0%で最も多かった。年代が高くなるほど所有率も高くなる傾向が見られ、特に60代においては男女ともに半数以上を占めている。
2012年5月に実施した調査内の同様の設問では「紙パック式掃除機」が60.4%、「ロボット掃除機」が1.8%という結果に対し、今回の結果では「紙パック掃除機」が44.0%、「ロボット掃除機」が(ゴミ吸引タイプとシートふき取りタイプいずれかを持っている人を合わせて)7.6%であった。(参考調査では60代含まず)
紙パック掃除機が減少傾向に、ロボット掃除機が少しずつ増加傾向にあるようだ。

※床掃除をすることがある方
Q3.普段床掃除に使用しているものをお知らせください。(複数選択可)※掃除機は除く

■床掃除に使用するもの「フローリングワイパー」が7割 n=688
床掃除に「フローリングワイパー」を使用すると答えた人が「雑巾」や「モップ」と答えた人と比べて多かった。フローリングワイパーのうち乾いているタイプのシートを使用している割合が最も多く51.9%、濡れているタイプのシートを使用している割合が44.8%で、いずれかを使用している人の割合は70.9%となった。
年代別に見ると、60代女性においてはフローリングワイパーの使用率が他の年代と比べて低く、「雑巾(水ぶき)」が58.8%で最も多かった。また、同居家族による差は見られなかった。

※床掃除をすることがある方
Q6.ゴミがよく溜まっていると感じる場所を全て選択してください。(複数選択可)
また、最も掃除が大変と感じている場所を選択してください。(1つ選択)

■ゴミがよく溜まっていて最も掃除が大変なのは「リビング」 n=750
自宅の中でゴミがよく溜まっている場所を聞いたところ「リビング」と回答した人が74.1%で最も多かった。
また、最も掃除が大変な場所についても「リビング」と回答した人が28.7%で最も多く、全体的に見てもゴミがよく溜まっている場所と最も掃除が大変な場所は傾向がほぼ一致していた。
部分的に見ると、「洗面所」については男性よりも女性の方がゴミが溜まっていると回答した割合が高かった。
また、「家具と壁のすき間」や「家具の上」、「照明器具」など細かいところについては、50代以上の女性が特にゴミがよく溜まっていると回答した割合が高かった。

Q7.以下の項目について、あてはまるものをお選びください。(それぞれ1つずつ選択)

■掃除が嫌いな人が50.0%!仕上がりの不満より掃除のしやすさの不満が多い n=750
掃除の好き嫌いを聞いたところ、掃除が好きと回答した人が27.2%に対して、嫌いと回答した人は50.0%であった。また、現状の掃除の仕上がりについて満足と回答した人が24.3%に対して、不満と回答した人は39.9%であった。最も差が開いたのは現在の掃除のしやすさについてで、満足していると回答した人が19.7%に対して不満があると回答した人は45.6%であった

調査概要


調査名:住環境と掃除に関するアンケート調査
調査対象者:全国20~69歳男女、自宅の掃除をメインで行っている方
有効回答数:750s
割付:性別・年代均等
調査期間:2018年6月15日(金)~6月21日(木)
調査方法:インターネット調査
調査機関:株式会社アスマーク

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[アスマーク]
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