ニッポン健康大調査2018(全国47都道府県20代~60代男女対象) 

2018年09月28日

アンファーは、全国47都道府県各100人(男女50:50、20代~60代まで各10人)を対象に、個々人の日常生活習慣の行動や、将来の健康に関する考えなど、“未病対策に対する考え方”を調査した『ニッポン健康大調査2018』を行いました。

■日本人は健康的な生活習慣が実行できているのか?「ニッポン大調査2018」の実施背景とは
人生100年時代の到来を見据え「予防医学」や「未病対策」というキーワードが重要視され、人々の健康に対する関心度が高まっています。アンファーは、個人の健康に対する意識や、健康的な生活習慣の行動変化を指標化し、未病改善の普及啓発につなげることを重要なミッションであると捉え、昨年より日本全国を対象とした一斉調査を開始いたしました。第2回目を迎える「ニッポン健康大調査2018」では、様々な医師監修の下、新たに未病対策の基本となる健康的な生活習慣の行動について、調和のとれた食事、適切な運動、十分な休養・睡眠、ストレスのない生活、嗜好品の摂取など、“健康5項目”を基礎に調査しています。

調査結果


■「睡眠」「ストレス」「嗜好品」の3項目でトップ!健康生活習慣 実行力ランキング第1位は奈良県
【健康生活習慣 実行力ランキング】
  • 1位 奈良県、2位 徳島県、3位 山梨県
  • 47位 大分県、46位 愛媛県、45位 青森県

「運動」「食生活」「睡眠」「嗜好品」「ストレス」の5項目におけるポイントが高く、「健康生活習慣 実行力ランキング」で全都道府県1位に輝いたのは奈良県です。具体的には、寝る前のスマホ回数が少ない、6時間以上、8時間以下の理想的な睡眠時間などの条件による睡眠スコアで1位、飲酒習慣、喫煙習慣がない、などによる嗜好品スコアでも1位、ストレスを感じる頻度によって換算するストレススコアにおいても1位と、心身ともに健全な生活を送っていることがうかがえる結果となりました。食事においても、朝食頻度は高く、外食頻度は少ない、健全な食生活を実践していることがうかがえます。

一方、最下位となった大分県では、運動スコア46位、睡眠スコア47位、食生活スコア43位と、課題の多い結果となりました。意識調査では、健康に良いことを「健康に気をつかい始めたきっかけ」の質問に対し、「睡眠が十分でないと感じるから」「よく飲酒をするから」など、生活習慣に対する問題点意識を持つ人々の割合も多く、不健全な生活習慣を不安視する声も散見されました。
健康生活習慣 実行力ランキングを構成する5項目それぞれのランキング結果は以下の通りです。

【運動頻度の高い都道府県ランキング】
  • 1位 兵庫県、2位 神奈川県、3位 徳島県
  • 47位 秋田県、46位 大分県、45位 長野県

「運動頻度の高い都道府県ランキング」で全都道府県1位に輝いたのは兵庫県です。具体的には、週に2回以上、1回あたり30分以上の運動を行っている事が基準となる運動スコアで1位、また、健康のために日頃実行している問いに関して「ジムに通う」の回答が最も多く1位、「私生活の中で身体を動かす意識をしている」では5位と、日常生活の中で、健康の維持・増進のために体を動かす県民が多い結果となりました。一方、47位の秋田県は、運動スコアが最も低く、「私生活の中で身体を動かす意識をしている」においては46位、また、ストレススコアの項目でも最下位の結果となりました。

【バランスのとれた食生活を実践している都道府県ランキング】
  • 1位 愛知県、2位 徳島県、3位 埼玉県
  • 47位 青森県、46位 北海道、45位 静岡県

「バランスのとれた食生活を実践している都道府県ランキング」で全都道府県1位に輝いたのは愛知県です。具体的には、朝食頻度が高い、間食・夜食習慣がない、食事時間が20分以上の3項目から算出する食事スコアが他県に比べ突出して高く1位と、モーニング文化が根強い愛知県に相応しい結果となりました。47位の青森県を見てみると、男性の1食にかける食事時間が最も短い結果となっています。また、「最も気にしている外見のケア」の問いに対し「肥満」と回答した合計が最も多く1位、「自分自身が罹患する(かかる)かもしれない」と実際に不安を感じたことのある病気に対し「糖尿病」の回答数は全国2位となりました。

【質の高い睡眠をとれている都道府県ランキング】
  • 1位 奈良県、2位 石川県、3位 沖縄県
  • 47位 大分県、46位 愛媛県、45位 茨城県

「質の高い睡眠をとれている都道府県ランキング」で全都道府県1位に輝いたのは奈良県です。具体的には、睡眠時間6時間以上、8時間以下、寝る前にスマートフォンを操作する回数が1週間に1回未満の3項目から算出する睡眠スコアが高く1位という結果となりました。一方、47位の大分県を見てみると、平均睡眠時間の短さ、自身の不眠に対する自覚の高さに加え、質の良い睡眠を得るに密接な入浴に対する工夫や、食事の改善に対しても後ろ向きな回答が多いことが分かりました。

【ストレス度の低い都道府県ランキング】
  • 1位 奈良県、2位 香川県、3位 静岡県
  • 47位 秋田県、46位 長野県、45位 滋賀県

「ストレス度の低い都道府県ランキング」で全都道府県1位に輝いたのは奈良県です。具体的には、「怒りっぽくなる」「悲しい気分」「気持ちが沈んでいる」など、ここ 2、3日の感情や行動状態にあてはまる18項目から算出するストレスに関する質問から1位という結果となりました。一方、47位の秋田県を見てみると、運動スコア47位に加え、様々な不安要素においてあてはまる項目も多くストレススコアは最下位です。加え、「自分自身が罹患する(かかる)かもしれない、と実際に不安を感じたことのある病気」の問いに対し、感染症、高血圧、低血圧、脳血管疾患(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血等)を選択した数は最も多く、様々な病気に対する不安を抱えていることが明白となりました。その現れか、三大疾病の医療保険への加入数でも1位となっています。

【飲酒・喫煙頻度の少ない都道府県ランキング】
  • 1位 奈良県、2位 山梨県、3位 島根県
  • 47位 愛媛県、46位 京都府、45位 神奈川県

「飲酒・喫煙頻度の少ない都道府県ランキング」で全都道府県1位に輝いたのは奈良県です。具体的には、お酒を摂取する頻度、量、喫煙習慣の3項目から算出する嗜好品スコアが最も高く1位という結果となりました。一方、47位の愛媛県を見てみると、飲酒頻度は全国で最も高く、現在も喫煙している割合では全国6位と高めです。また、「食生活に気をつける」の回答数は46位、「サプリメントなどの栄養補助食品を摂っていない」は1位と健康意識が低い傾向にあることが分かりました。

調査概要


■調査時期:2018年6月21日(木)〜2018年6月25日(月)
■対象人数:4,700人
■調査年齢:20歳〜69歳(男女)
■対象エリア:全国
■調査方法:インターネット調査
■調査対象者:47都道府県各100名(男女50名)
・20-29才: 男性10名/女性10名 ・30-39才: 男性10名/女性10名 ・40-49才: 男性10名/女性10名 ・50-59才: 男性10名/女性10名 ・60-69才: 男性10名/女性10名

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