第14回 ダスキン 大掃除に関する意識・実態調査(20歳以上の男女対象) 

2018年10月01日

ダスキンは、全国の20歳以上の男女計4,160人を対象に、2017年末の大掃除の実態をインターネット調査しました。この調査は2005年から開始し、今回で14回目を迎えます。

2017年末の大掃除実施率は55.7%で、調査開始以来最低だった2016年末(54.6%)に次いで、過去2番目に低い実施率となりました。また過去の大掃除頻度から分析すると、大掃除は“毎年大掃除する派”が約6割、“2~5年に1回派”が約2割、“大掃除しない派”が約2割いることが考えられます。

大掃除をした理由は「気持ちよく新年を迎えたいから」が約4割と最も多い回答でしたが、専業主婦は「普段の掃除で行き届かないところをキレイにしたいから」が4割を超えており、日常の掃除の補完作業として大掃除を済ませている実態が明らかになりました。

大掃除を実施した日は12月28日~12月30日を挙げる人が男女ともに多く、“年の瀬駆け込み”傾向といえます。しかし大晦日直前の限られた期間でも、女性は体力的な負担を考えて「2日以上」に分散して実施していました。

最も精力的に掃除した場所と最も汚れが落ちにくかった場所は、9年連続で「レンジフード・換気扇」が1位でした。その影響もあってか、60.1%が「レンジフード・換気扇の大掃除をプロにお願いしたい」と回答するなど、ハウスクリーニングを上手に利用することは、大掃除の成功の鍵といえそうです。

最後に、2017年末の大掃除を自己採点してもらったところ、平均「71.2点」でした。

調査結果


① 2017年末の大掃除実態と掃除の理由
  • 実施率は過去2番目に低い55.7%。 大掃除は“毎年する派”、“2~5年に1回派”、“しない派”に分類
  • 専業主婦は“日頃の掃除の補完作業”として大掃除に取り組んでいることが明らかに。

2017年末の大掃除実施率は55.7%で、調査開始以来最低だった2016年末(54.6%)に次いで、過去2番目に低い実施率となりました。また、過去の大掃除の実施頻度について聞いたところ、「毎年必ず実施している」という人は全体の57.4%で、2017年末の大掃除実施者に限ると88.2%と高い結果でした。最新の大掃除実施率と大掃除の実施頻度の結果から分析すると、大掃除は“毎年大掃除する派”が約6割、“2~5年に1回派”が約2割、“大掃除はしない派”が約2割いると考えられます。
大掃除をした理由は「気持ちよく新年を迎えたいから」が39.4%で最多で、男女ともに1位でした。
しかし専業主婦の女性は「普段の掃除で行き届かないところをキレイにしたいから」(44.1%)が最多で、さらに大掃除しなかった理由でも「普段こまめに掃除をしているから」が最も多いことから、専業主婦は“日頃の掃除の補完作業”として大掃除を済ませている実態が明らかになりました。

② 大掃除を実施した日と費やした日数
  • 2017年末の大掃除は“年の瀬駆け込み派”が多い結果に。
  • 男性は「1日」だが、女性は体力負担を考え「2日以上」に分散して実施していることが明らかに。

2017年末の大掃除を実施した日を聞いたところ、「12月30日(土)」(37.0%)、「12月29日(金)」(32.9%)、「12月28日(木)」(21.8%)の順で多く、12月最終週で実施した人は7割を超えることから、大掃除は“年の瀬駆け込み派”が多いといえます。
また、大掃除に費やした日数について聞いたところ、全体では「2日」(26.8%)で最多、「3日以内」で大掃除を実施した人は全体の75.9%、大掃除に費やした平均日数は「2.9日」でした。男女別に見てみると、男性の1位は「1日」(35.6%)だった一方、女性の1位は「3日」(26.5%)でした。また、大掃除が2日以上だった理由の、女性の1位が「身体に負担をかけずに少しづつ大掃除をしたかった」(40.5%)だったことから、女性は大晦日直前の短期間でも体力的な負担を考えて「2日以上」に分散して大掃除に取り組んでいることが分かりました。

大掃除を実施した日(上位5日)
1位 12月30日(土) 37.0%
2位 12月29日(金) 32.9%
3位 12月28日(木) 21.8%
4位 12月31日(日) 16.9%
5位 12月27日(水) 15.8%
(大掃除した人 n=2,319)

③ 大掃除で最も苦戦した場所と対策
  • 「レンジフード・換気扇」は9年連続で“大掃除で苦戦する場所”1位。
  • 長年苦戦している場所は、プロに掃除を依頼するのが大掃除成功の鍵

2017年末の大掃除で最も精力的に掃除した場所と、最も汚れが落ちにくかった場所の1位は、9年連続で「レンジフード・換気扇」でした。その影響もあってか、プロに掃除を依頼したいかどうかを聞いたところ、こちらも「レンジフード・換気の掃除をプロに依頼したい」人が60.1%と最も多い結果となりました。

「最も精力的に掃除した場所」(上位6か所)
レンジフード・換気扇 26.3%
窓・網戸 16.7%
浴室 13.4%
キッチン 12.8%
リビング・ダイニング 12.4%
トイレ 4.4%

「最も汚れが落ちにくかった場所」(上位6か所)
レンジフード・換気扇 30.7%
浴室 12.1%
キッチン 11.6%
窓・網戸 8.5%
トイレ 3.3%
リビング・ダイニング 2.7%

プロに掃除を依頼したい場所(上位5カ所)
レンジフード・換気扇 60.1%
エアコン 59.3%
浴室 48.1%
キッチン 42.9%
窓・網戸 41.8%

④ 2017年末大掃除の点数と「ダスキン大掃除スケジュール」
  • 2017年末の大掃除の自己採点は平均「71.2点」。
  • ダスキンオススメの2018年末の大掃除スケジュール!事前の計画立案が重要!

2017年末の大掃除の自己採点は平均「71.2点」という結果でした。自己採点の理由を聞いたところ、80~100点を付けた人は「思った通りに完璧に掃除できた」、「普段よりキレイになった」、「満足している」など、ポジティブな声が聞かれました。しかし61点~80点の平均点付近の人からは、「取り掛かるのが遅かった」、「本当はもっと丁寧に掃除したかったが時間の都合で諦めた」、「窓の拭き残しがあった」など、少し後悔が残っている声が寄せられました。

調査概要


■調査目的:2017年末の大掃除についての意識・実態把握
■調査対象:20歳以上の男女
■調査地域:全国(エリア区分:北海道・東北・関東・中部・近畿・中国・四国・九州)
■調査方法:インターネットリサーチ
■調査時期:2018年1月26日(金)~1月28日(日)
■サンプル数:4,160サンプル

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[ダスキン]
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