小中学生のお年玉に関する意識調査 

2018年01月30日

バンダイは、今年の小中学生のお年玉事情を探るため、今年お年玉をもらった小学 1 年生から中学 3 年生の子どもを持つ親(子どもと一緒に回答できる方)900 人を対象に、「小中学生のお年玉に関する意識調査」を実施しました。調査結果を以下の通り発表いたします。
(実査期間 2018 年 1 月 5 日(金)~1 月 8 日(月))

調査結果概要


TOPIC①:

  • 小中学生のお年玉平均額は 24,424 円。(小学生 21,382 円、中学生 30,507 円)
  • もらったお年玉の平均封数は平均 5.0 封。約 9 割が祖父母からもらっている結果に。
TOPIC②:
  • 小中学生のお年玉の使い道 総合 1 位は 2 年連続「貯金」。
  • 2 位「ゲーム機・ゲームソフト」、3 位に「おもちゃ、カードゲーム」がランクイン。
  • お年玉のうち、「全額」を自由に使える子どもは全体の 35.2%。
  • 約 8 人に 1 人が自由に使える金額は「0 円」と回答。
TOPIC③:
  • 小中学生がお正月に楽しかった・嬉しかったイベントは、昨年からランキング変動なし!
  • 1 位「お年玉をもらう」、2 位「祖父母の家に遊びに行く」、3 位「初詣」
  • お正月の過ごし方 キーワードは“家族・親族で集まり、楽しく過ごす”

調査結果


TOPIC①:
小中学生のお年玉平均額は 24,424 円。(小学生 21,382 円、中学生 30,507 円)
もらったお年玉の平均封数は平均 5.0 封。約 9 割が祖父母からもらっている結果に。

【小中学生のお年玉の平均金額】(n=900)
・全体:¥24,424
・小学1~2年生:¥19,581
・小学3~4年生:¥21,025
・小学5~6年生:¥23,539
・小学生全体:¥21,382
・中学生全体:¥30,507

【小中学生がもらったお年玉の封数およびもらった相手】(数値回答/複数回答 n=900)
もらったお年玉の封数
平均 5.0封

お年玉をもらった相手
・祖父母 91.3%
・おじ・おば 67.3%
・父母 64.4%

小中学生のお年玉事情を探るため、「今年のお正月にお年玉をもらったか」について尋ねたところ、小中学生の97.5%が「お年玉をもらっている」と回答(n=1,337)。
もらったお年玉の平均金額は24,424円となりました。学年別にみてみると、小学生の平均金額は21,382円、中学生の平均金額は30,507円という結果になり、昨年の同調査よりも微減となりました(昨年データは4頁の参考①を参照)。平均としては、小学生の間は2年ごとに約2,000円ずつもらう金額があがり、中学生になると金額が大幅にあがることが読み取れます。
また、「もらった封数」について聞いたところ、小中学生ともに平均5.0封となりました。
さらに、「お年玉をもらった相手」では、小中学生ともに約9割が「祖父母」からと回答。
次いで「おじ・おば」、「父母」からもらったという結果となりました。

TOPIC②:
小中学生のお年玉の使い道 総合 1 位は 2 年連続「貯金」。
2 位「ゲーム機・ゲームソフト」、3 位に「おもちゃ、カードゲーム」がランクイン。
お年玉のうち、「全額」を自由に使える子どもは全体の 35.2%。
約 8 人に 1 人が自由に使える金額は「0 円」と回答。

【お年玉の使い道】 (複数回答 n=726 ※お年玉の使い道が決まっている人ベース)
お年玉の使い道 総合TOP10
1位 貯金 37.7%
2位 ゲーム機・ゲームソフト 27.7%
3位 おもちゃ、カードゲーム(ゲーム機・ゲームソフト除く) 21.8%
4位 文房具、雑貨 21.1%
5位 書籍(マンガ以外) 18.7%
6位 お菓子やジュースなどの飲食物 18.6%
7位 マンガ 16.1%
8位 衣服・衣類雑貨 11.8%
9位 ゲームセンターで遊ぶ 11.2%
10位 スポーツ用品 6.5%

小学生 TOP5
1位 貯金 39.9%
2位 ゲーム機・ゲームソフト 30.4%
3位 おもちゃ、カードゲーム(ゲーム機・ゲームソフト除く) 29.5%
4位 書籍(マンガ以外) 18.0%
5位 お菓子やジュースなどの飲食物 17.2%

中学生 TOP5
1位 貯金 33.7%
2位 文房具、雑貨 31.8%
3位 衣服・衣類雑貨 23.5%
4位 ゲーム機・ゲームソフト 22.7%
5位 マンガ 22.0%

男子
1位 ゲーム機・ゲームソフト 37.5%
2位 貯金 36.2%
3位 おもちゃ、カードゲーム(ゲーム機・ゲームソフト除く) 27.3%
4位 お菓子やジュースなどの飲食物 18.8%
5位 マンガ 18.5%

女子
1位 貯金 39.4%
2位 文房具、雑貨 35.7%
3位 書籍(マンガ以外) 21.5%
4位 衣服・衣類雑貨 20.7%
5位 お菓子やジュースなどの飲食物 18.4%

【もらったお年玉のうち、自由に使える金額】
全額 35.2%
半額以上 8.2%
半額未満 43.6%
0円 13.0%

小中学生にお年玉の使い道を聞いたところ、小中学生総合1位は2年連続で「貯金」(37.7%)となりました。2位は「ゲーム機・ゲームソフト」(27.7%)という結果になり、近年の国内家庭用ゲーム(ソフト・ハード)の盛り上がりが影響していることが予想されます。また、3位には「おもちゃ・カードゲーム(ゲーム機・ゲームソフト除く)」(21.8%)がランクインし、昨年の5位から順位をあげる結果となりました(昨年データは4頁の参考②を参照)。

小中学生別にみてみると、小中学生ともに「貯金」が1位という結果に。それ以降のランキングを比較してみると、小学生は2位に「ゲーム機・ゲームソフト」(30.4%)、次いで3位に「おもちゃ、カードゲーム(ゲーム機・ゲームソフト除く)」(29.5%)がランクインしており、「遊んで楽しむ」商品に使う傾向がある一方で、中学生になると2位「文房具・雑貨」(31.8%)や3位「衣類・衣類雑貨」(23.5%)がランクインし、身の回りの品物に使う傾向にあることがうかがえます。男女別にみてみると、男子は「ゲーム機・ゲームソフト」や、「おもちゃ、カードゲーム(ゲーム機、ゲームソフト除く)」がランクインしている一方で、女子は「文房具、雑貨」や「書籍(マンガ以外)」が上位にあげられており、男女でお年玉の使い道に違いがみられました。

また、もらったお年玉のうち、自由に使える金額について聞いたところ、「全額」使えると回答した子どもは35.2%に留まり、その一方で「0円」と回答した子どもは13%という結果となりました。

TOPIC③:
小中学生がお正月に楽しかった・嬉しかったイベントは、昨年からランキング変動なし!
1 位「お年玉をもらう」、2 位「祖父母の家に遊びに行く」、3 位「初詣」
お正月の過ごし方 キーワードは“家族・親族で集まり、楽しく過ごす”

【お正月に楽しかった・嬉しかったこと】 (複数回答 n=900)
1位 お年玉をもらった 56.9%
2位 祖父母の家に遊びに行った 39.6%
3位 初詣へ行った 22.7%
4位 テレビを見た 17.8%
5位 お雑煮・おせち料理・豪華な料理を食べた 17.1%
6位 テレビゲームで遊んだ 13.6%
7位 家族みんなで年越しをした 10.3%
8位 年賀状のやりとりをした 8.9%
9位 初売り、ショッピング(福袋の購入除く)へ行った 8.8%
10位 ゲーム(ボードゲームなど)で遊んだ 7.7%

お正月に楽しかった・嬉しかったことを聞いたところ、総合1位は「お年玉をもらった」(56.9%)となりました。理由としては、「好きなものを買えるから」、「お小遣いが増えて嬉しい」などの声があげられました。2位は「祖父母の家に遊びに行った」(39.6%)、3位は「初詣へ行った」(22.7%)となり、昨年とTOP3に変動はありませんでした(昨年データは4頁の参考③を参照)。

男女別にみてみると、男子では「テレビゲームで遊んだ」(19.6%)、女子では「年賀状のやりとりをした」(12.4%)の回答が高く表れており、お正月のイベントにおいても、男女で楽しかった・嬉しかったと感じることに違いがみられました。
今年TOP10にランクインした内容の選択理由には、「みんなが集まるから」、「家族・友達と遊べるから」など、“家族・親族”、“友達”といったワードが多くあがっており、子どもにとって、“家族・親族で集まり、楽しく過ごす”ことが、お正月の楽しかったこと・嬉しかったこととなる傾向にあるようです。

調査概要


調査目的:小中学生のお年玉の実態を探る
調査地域:全国
対象者条件:今年お年玉をもらった小学生 1 年生~中学生 3 年生の子どもを持つ親
※子どもと一緒に回答できる方
調査手法:インターネット調査(協力:株式会社クロス・マーケティング)
実査期間:2018 年 1 月 5 日(金)~1 月 8 日(月)
サンプル数:900 人 (※小中学生の子どもを持つ親 1,337 人から抽出)

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