洗濯機の利用実態に関する意識調査(ひとり暮らし歴3年未満の18歳~39歳の男女対象) 

2019年03月12日

ハイアールジャパンセールスは、ひとり暮らし歴3年未満の“ひとり暮らしビギナー”男女1,000名を対象に「洗濯機の利用実態に関する意識調査」を実施しましたので、その調査結果を発表いたします。本調査により、ひとり暮らしビギナーの多くが洗濯に要する“時間の短縮”を求めていることがわかりました。

調査結果TOPICS


  • ひとり暮らしビギナーの半数以上が「週3日以上」洗濯をしていると回答
  • 半数以上が「平日帰宅後」、約3人に1人が「平日21時以降」の洗濯が多いと回答
  • 3人に1人以上が「洗濯に要する時間を短縮したい」と回答
  • 半数以上が普段、洗濯機の「通常コース」しか使用していないと回答
  • 5人に1人以上が着用済みの下着を洗濯機から取り出して再度着用したことがあると回答
  • ひとり暮らしビギナーの約4割は洗濯槽を一度も掃除したことがないと回答
  • ひとり暮らしビギナーの半数以上は洗濯容量5.5kg以下の洗濯機を使用

調査結果


1.ひとり暮らしビギナーの半数以上(54.4%)が「週3日以上」洗濯をしていると回答!

 普段洗濯をする頻度について聞くと、「週3日以上」と回答した人が54.4%と、全体の半数以上にのぼりました。さらに普段洗濯をすることが多い時間帯については、半数以上の51.5%が「平日帰宅後」、約3人に1人の32.8%が「平日21時以降」と回答する結果となり、ひとり暮らしビギナーの多くが洗濯を時間に余裕のある休日ではなく、仕事や学業の忙しい平日に行っていることがわかりました。

2.洗濯に要する時間を短縮したいと考えているひとり暮らしビギナーが3人に1人を超える(36.5%)結果に!

 普段、洗濯機を回して衣類を干すまでを一連とした1回の洗濯に要する平均時間を聞くと、「1時間以上」と回答した人が4人に1人以上(28.3%)となりました。また逆に、1回の洗濯を30分未満で終えられている人は約10%程度(13.2%)と少ない結果になりました。
 さらに、現在洗濯に要している時間を「短縮したい」と考えている人が実に3人に1人を超える結果(36.5%)となり、洗濯における時短ニーズは大きいものの、洗濯を効率よく短い時間でこなすことができている人は少ないことが見受けられます。

3.ひとり暮らしビギナーの半数以上(50.8%)が普段「通常コース」しか使用しないと回答!

 普段洗濯機を使用する際に「標準」や「おまかせ」といった通常コースではない他のコースを使用するか聞くと、半数以上の50.8%が普段、通常コースしか使用しないと回答しました。
 さらに、普段「通常コースしか使用しない」と回答した508名にその理由を聞くと、半数近く(41.5%)が「どんなコースがあるかわからないため」、約3人に1人(30.9%)が「他のコースに設定するのが面倒くさいため」と回答しており、多くのひとり暮らしビギナーが、洗濯機に搭載されている洗濯コースの種類や内容を把握・活用できていないことが判明しました。

4.一度着た下着を洗濯機の中から取り出して再度着用した経験がある人が全体の5人に1人を超える結果に!

 洗濯機に一度入れた着用済みの下着(または肌着)を取り出して再度使用した経験があるか聞くと、213名もの人が「ある」と回答し、その割合は実に5人に1人を超える結果(21.3%)となりました。
 さらに、着用済みの下着(または肌着)を取り出して再度使用した経験がある人のうち、約6割(59.6%)が「洗濯をする時間がなかったから」、5人に1人以上(22.1%)が「洗濯をするのが面倒くさかったから」と回答しており、多忙な仕事(学業)や私生活の中で、「洗濯」という家事に対して、後回しにしてしまいがちな面倒な作業というイメージを抱いている人が多数いることがわかりました。

5.ひとり暮らしビギナーの約4割(37.8%)は、洗濯槽を一度も掃除したことがないと回答!

 普段洗濯槽を掃除する頻度について聞くと、37.8%が「掃除したことがない」と回答し、全体の約4割もの人がひとり暮らしを始めてから洗濯槽の掃除に一度も手をつけていないことがわかりました。

今ひとり暮らしに求められる“洗濯の時間短縮”

 今回の意識調査の結果から、ひとり暮らし歴3年未満の、ひとり暮らしビギナー世帯における洗濯機の利用実態や課題などが浮かび上がってきました。日本人男性の生涯未婚率の増加※1などを背景とした国内の単身世帯率拡大は進んでおり、2040年には全体の4割を超える見込みとも言われています※2。今後も増加するとみられるひとり暮らし世帯において、その負担が大きいとされるのが仕事や学業と両立しなければならない家事。本調査では、家事の中でも特に「洗う・干す・たたむ・収納する」といった工数の多い「洗濯」に対する様々なニーズが見えてきました。

 ひとり暮らしビギナーは、仕事や学業で忙しいと思われる「平日帰宅後(51.5%)」や「平日21時以降(32.8%)」に洗濯していることが多く、全体の3人に1人以上(36.5%)が現在の1回の洗濯の所要時間に対して不満を感じていることが判明しました。また、「どんなコースがあるかよくわからない(41.5%)」「他のコースに設定するのが面倒くさい(30.9%)」などの理由から通常コース以外を使用していない人が全体の半数を超えている(50.8%)ことが判明し、ひとり暮らしビギナーの多くが、所有している洗濯機の洗濯コースを把握・活用できていないことが浮き彫りとなりました。
※1 総務省統計局調べ  ※2 国立社会保障・人口問題研究所調べ

調査概要


調査期間:2019年2月28日~3月3日
調査実施機関:楽天インサイト
調査対象:ひとり暮らし歴3年未満の全国18歳~39歳の男女1,000名

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
リンク先リサーチPDF
[ハイアールジャパンセールス]
 マイページ TOP