「要介護者に見られる夏場の体調変化」に関する調査 

2013年07月10日
日清オイリオグループは、定期的に行っている在宅介護事情調査の第5弾として、在宅介護されているご家族100名を対象に『要介護者に見られる夏場の体調変化』について調査を実施した。
調査の結果、夏を迎えると、要介護者の7割以上に何らかの体調変化が現れ、4割以上が食欲不振に陥っている現状が明らかになりました。

【調査結果サマリー】

● 要介護者の7割以上が体調変化を訴える
夏を迎えると、要介護者に何らかの体調変化が見られるか、という質問では、およそ7割以上が「体調変化がみられる」と回答しました。その内訳は、「ぼんやりとしていることが増えた」(27%)、「食欲が落ちた」(26%)、「便秘や下痢が増えた」(20%)、「体重が減った」(16%)などが上位を占めました。

● 食生活での変化、食欲不振に陥る要介護者が4割以上!食事内容にも変化が
夏場に見られる食生活の変化の第1位は「食が進まず、食事量が減った」(43%)、次いで「歯ごたえのある食材を避けるようになった」(24%)、「食事が偏りがちになった」(23%)、「水分が多い食事(汁物含む)を好むようになった」(23%)と続き、食欲不振に陥るだけでなく、食事内容にも変化が見られました。

● 介護に携わるご家族の8割以上が、食べやすさを考慮した食事作りを実践
夏場の食事作りで工夫していることの第1位は「消化が良い料理を作る」(47%)、「のどごしの良い料理を作る」(47%)、次いで「こってりとした料理を避け、さっぱりとした料理にする」(25%)、「なるべく汁物が多い献立にする」(19%)と続き、食べやすさだけでなく、不足しがちな水分を考慮した食事作りを実践している現状が明らかになりました。

● 夏場の注意点、食欲不振に対する意識は低い - 過去4年の比較
夏場の在宅介護で注意したいことについて、過去4年の調査結果を比較したところ、熱中症や水分補給などの暑さ対策に関する項目が毎年高い一方で、食欲不振を注意しているご家族は低い傾向にあることが分かりました。


【調査概要】
調査実施日 :2013年6月14日(金)~6月17日(月)
調査方法 :インターネット調査
調査対象者 :60歳以上の要介護者を在宅介護されているご家族100名

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[日清オイリオグループ]
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