「和食」に関する意識調査 

2014年09月11日
アサヒグループホールディングスの、アサヒグループホールディングスお客様生活文化研究所は、2014年8月27日(水)~9月2日(火)にインターネットで、「和食」に関する意識調査を実施し、3,167人の有効回答を得ました。

【調査結果サマリー】

■全体の99%以上が「和食」が好きと回答。特に、シニア層から絶大なる支持。

■和食の魅力第1位は「季節感や旬がある」(70.2%)。続いて、2位は「栄養バランスが良い・ヘルシー」(53.4%)。

■主菜(和食のおかず)1位「刺身」、2位「天ぷら」、3位「焼き魚」。素材の鮮度や旬が味わえる主菜に人気が集まる。


【調査結果】

Q.あなたは「和食」が好きですか?(単回答 N=3,167)
⇒全体の99%以上が「和食」が好き。特に、シニア層から絶大なる支持。

「和食」について、和食の好き嫌いについて調査したところ、「(和食が)大好き」と回答した人は68.6%。さらに「まあまあ好き」という声も30.7%を数え、「食」が多様化しているとはいえ、全体の99%以上の人びとが「和食」に高い支持を寄せていることが明らかとなりました。

年代別で「大好き」という声を見てみると、20~50代では60%台を推移していたものの、60代では77.5%と一気に急増。さらに70代以上ではピークの82.5%を占め、シニア層から絶大なる支持を集めていることが明らかとなりました。

自由回答の中には「若かりし頃は、お肉やジャンクフードを欲しましたが、歳を重ねる毎に自然と体に優しい和食が大好きになってきた」(女性40代、神奈川県)など、年代と共に「和食」に対する意識が高まったという声も寄せられました。

Q.和食の魅力とは? (複数回答 N=3,087)
⇒1位は「季節感や旬がある」(70.2%)、2位は「栄養バランスが良い・ヘルシー」(53.4%)

国内のみならず、世界でも愛される「和食」の魅力について調査したところ、堂々のトップは「季節感や旬がある」(70.2%)でした。「季節ごとの味を楽しみにしている。食べ飽きることがないし、それぞれの季節を反映した食材の彩や料理の盛り付けが目に眩しい」(男性30代、愛知県)など、日本の食文化の一番の魅力は「旬の味」という声。中には「そろそろ秋刀魚の季節かな、など考えるのも楽しい」(女性20代、千葉県)など、食卓に上る食材から季節を実感する人も少なくありません。

2位は「栄養バランスが良い・ヘルシー」(53.4%)。「低カロリーで高たんぱく・食物繊維多めの食事がとれる」(女性40代、福井県)など、「一汁三菜」で基本構成される昔ながらの和食は、炭水化物やタンパク質、その他の栄養をバランス良く摂取できる「健康食」であるという声。自由回答の中には「1カ月和食生活を続けたら、コレステロール値が要治療レベルから普通レベルに下がった」(女性50代、大阪府)など、身を持って和食の素晴らしさを思い知ったという声も寄せられました。いわば、和食は食べながらも、健康的に痩せられる「ダイエット食」と言えます。

Q.あなたが好きな主菜(和食のおかず)は?(複数回答 N=3,167)
⇒1位「刺身」、2位「天ぷら」、3位「焼き魚」。素材の鮮度や旬が味わえる主菜に人気が集まる。

1 刺身 42.6%
2 天ぷら 36.0%
3 焼き魚 30.3%
4 肉じゃが 20.4%
5 すき焼き 19.7%
6 鍋もの 19.6%
7 鶏のから揚げ・揚げ物 18.0%
8 魚の煮付け(カレイ、金目鯛など) 16.9%
9 しょうが焼き 15.9%
10 さばのみそ煮 13.4%

好きな主菜(おかず)について調査したところ、堂々の人気ナンバーワンは「刺身」(42.6%)でした。「刺身は旬なものを食す。かつおが旬な時は毎日のように食べる」(女性40代、群馬県)、「刺身は素材の味を活かした料理だし、食欲のないときでもあっさりと食べられる」(女性20代、東京都)など、刺身は「鮮度」「素材」「旬」が楽しめる和食の代表格という声。さらに「刺身はお酒のあてにかかせません」(男性60代、兵庫県)など、白いごはんだけではなく、お酒の肴としても高い支持を集めました。

同じく魚料理では、3位に「焼き魚(さんま、鯖など)」(30.3%)。「焼き魚に旬を感じる。特に青魚をそのまま塩焼きで食べるのが好き」(女性20代、千葉県)など、脂ののった旬の魚をシンプルに塩焼きするのが堪らないという声。さらに「カレイの煮付けは子どもも大好き」(女性60代、大阪府)など、8位に「魚の煮付け(カレイ、金目鯛など)」(16.6%)、10位にも「さばの味噌煮」(13.4%)が挙げられ、刺身から焼き物、煮付け、照り焼き等々、魚は様々な調理や味付けに向く、和食に不可欠な食材と言えます。


【調査概要】
調査対象:全国の20歳以上の男女3,167人(有効回答数、男性1,587人、女性1,580人)
調査方法:インターネット
調査期間:2014年8月27日(水)~9月2日(火)

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[アサヒグループホールディングス]
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