お米の銘柄に関する実態調査 

2014年10月01日
パナソニックは、お米の銘柄に関する実態の把握を目的に全国20~60代の約900人を対象としたアンケート調査を、財団法人日本穀物検定協会「米の食味ランキング」発表後の2014年4月に実施。

世界無形文化遺産登録で“和食”が注目される中、主食である“米”にも世の中や生活者から大きな関心が集まっています。財団法人日本穀物検定協会が、2014年2月に発表したブランド米格付けランキングでは、過去最多の38銘柄が「特A」を獲得。また地場銘柄のお米も各地で多数生まれており、お米の“銘柄ブーム”が到来しています。

今回の調査では、全国900人を対象にお米の銘柄に関する実態を調査し、特に40~60代がお米の銘柄にこだわりを持ち、お米の銘柄を変えた経験がある“銘柄ホッピング層”であることが明らかになりました。

【調査結果サマリー】

■家庭でごはんを美味しく炊くために、40-60代の31.9%は、お米の銘柄にこだわっています。

■“銘柄ホッピング層”は、40代で63.2%、50代で58.7%、60台で61.7%と、若い世代より40-60代の世代で銘柄変更をしている人が多く、銘柄を変えてお米の味を楽しむ人が多いことが分かります。


【調査結果詳細】

Q1.家庭でごはんをおいしく炊くため/食べるためにしている工夫やこだわりはありますか。[MA]
家庭でごはんを美味しく炊くために、半数以上が何かしらの工夫をしています。「お米の銘柄にこだわっている」と答えた人が一番多く、中でも40-60代が全体よりも高く31.9%。年代別でみると、20代と50代では18.2%の差があり、年齢が高いほど銘柄へのこだわりが強いことが分かりました。

Q2. 家庭で食べるお米の銘柄をこれまでに変えたことはありますか。[SA]
お米の銘柄へのこだわりが強い40-60代。お米の銘柄を実際に変えたことがあると答えた人が61.2%と、「お米ホッピング」実践者でもあることが分かりました。特にホッピング率が高い40代と20代とでは25.8%と開きがあり、お米の銘柄を変えて実際に食生活の中で楽しんでいるのも比較的上の世代でした。

Q3. お米の銘柄を変えた理由としてあてはまるものをお選びください。[MA]
では、なぜお米の銘柄を変えるのでしょうか?お米の銘柄を変えたことがある人にその理由を聞いたところ、「食べてみたい銘柄があったから」が最も多く、すべての年代に共通して、銘柄の食味を楽しむために銘柄を変える人が多いことが分かりました。

Q4. お米の味や銘柄の違いがわかりますか。また見極めることができると思いますか。[SA]
お米の銘柄にこだわり、それぞれの食味を楽しんでいる人が多い一方で、銘柄ごとのお米の味について分からないと答えた人が半数以上となりました。特に40-60代は、銘柄ホッピング層でありながら、全体よりもお米の味の見極めができないと答えた人が全体よりも1ポイント多く、特にホッピング率が高かった40代が一番「そう思わない」と応えており、楽しんではいるものの、その食味を本当に分かっているかは自信がない方が多いことが分かりました。

Q5. お米の銘柄にあわせて炊飯器で炊き分けができたらよいと思いますか。[SA]
最後に、「炊飯器で炊き分けができたらいいか?」という質問に対して、40-60代の「とてもそう思う」「ややそう思う」が計57.5%と半数を超え、特に味の違いに自信がなかった40代では、67.1%と高い傾向となりました。

[総括]
40-60代は、家庭の食卓でお米を楽しむために、お米の銘柄に注目し、実際に購入して試している人が多いことが分かりました。お米の銘柄によって味が違うことも認識しています。
一方で、銘柄を選択して楽しんでいる傍ら、実際に銘柄ごとの食味の違いが分かっているかどうかの自信がないことが明らかになったと共に、しっかり銘柄ごとの食味を引き立たせる炊飯器の機能に魅力を感じていることも分かりました。


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