「家庭の菌ケア」実態調査(小学生以下の子供を持つ母親対象) 

2015年03月20日
P&Gは、小学生以下の子供を持つ母親300名を対象に、室内の除菌の実態について調査を実施。また、菌の専門家である近畿大学農学部の坂上吉一先生に、春に菌が増える原因と効果的な除菌対策について教えていただきました。

【調査結果概要】

■春は冬よりも菌が増える季節! なのに、ほとんどのママたちには知られていない。
・菌の増殖には温度と湿度が重要。春は冬と比べ菌の増殖スピードは速い。 (坂上先生)
・一方、ママたちは、「春」(9.7%)よりも「冬」(27.0%)の方が菌が増えると勘違いしている。

■ソファやベッドなど洗いにくい布製品の手入れ率、5割。掃除の盲点アイテムに。
・洗いにくい布製品の汚れは菌に栄養を与える温床。(坂上先生)
・室内の掃除などによるお手入れ、トイレやお風呂は9割以上が実践するも、ソファーなど洗いにくい布製品は5割。
・ソファーやベッドの掃除が「おろそかになっている」と感じるのは約2割。手入れの必要性すら感じていない。

■よく分からないから、面倒だから、布製品の除菌は「不十分」(76.7%)になりがち。
・布製品を手入れするママでも、除菌をするのは半数程度。ソファを「毎日除菌」するのはたった2.9%。
・布製品の除菌、「十分できている」のは2.3%。ママの8割が「しっかりしたいがケアできない」(76.7%)。
・布製品を除菌しない理由は、「除菌方法がよくわからない」(85.0%)、「面倒に思う」(82.7%)から。
・布製品の汚れの消臭・除菌スプレーによるケアは簡便で合理的。 (坂上先生)

■便利な除菌アイテムにニーズ。「除菌するほど菌に強くなる」除菌スプレーを7割が歓迎。
・「生地が色落ちしない」(93.7%)、「生地が傷まない」(92.0%)、「除菌効果が高い」(90.3%) 除菌アイテムが欲しい。
・「除菌するほど菌に強くなる」除菌スプレーを72.7%が歓迎。
・一度除菌をしてもまた菌は増える。一定間隔でこまめに除菌することが重要。 (坂上先生)

【調査結果詳細】

ママたちの菌意識と家の中の手入れの実態
■春は菌が増える季節!なのに、ほとんどのママたちには知られていない。

坂上先生のお話によると、「春は菌が増える季節」ですが、ママたちはどう思っているのでしょうか?
小学生以下の子どもを持つママに家庭内の菌が最も増える季節を聞くと、「夏」(62.0%)が最も多く、次いで「冬」(27.0%)となり、「春」に菌が増えると答えたのは9.7%と1割以下。春に大掃除をするママは少なく、3月は5.3%、4月は6.0%しかいません。ママたちの多くは、春よりも冬の方が菌が増えると思っていますが、実は、春は菌が増殖する季節。掃除や除菌などをきちんと行いたいものです。

■ママは部屋のどこもしっかりお手入れしているのに、ソファやベッドなど洗いにくい布製品の手入れの率は5割台に急降下。

次に、室内の各場所別に掃除などお手入れをしているかを聞くと、「トイレの便器」(99.0%)、「お風呂の浴槽」(98.3%)と、多くはお手入れ率が9割前後なのに対し、「ソファ」(57.7%)、「ベッド」(59.0%)などの布製品を手入れをする率は5割台と、極端に低率です。ソファやベッドのお手入れの内容は、「掃除機をかける」(ソファ48.0%、ベッド48.6%)程度です。

■ソファなど布製品は、手入れがおろそかになっているとすら「感じない」、盲点アイテム。

掃除がおろそかになっていると感じる場所としては、「窓・網戸」(53.7%)、「カーテン」(41.7%)、「お風呂の床・壁」(41.3%)、「庭・ベランダ」(40.0%)などがあげられ、「ソファ」(21.0%)や「ベッド」(22.0%)のお手入れがおろそかになっていると感じるママは2割と少数派。ソファやベッドなどの布製品は、そもそも「掃除しない」し、お手入れがおろそかになっているとすら「感じない」、盲点アイテムとなっています。
坂上先生のお話にあった通り、布製品の汚れは菌を増殖させる栄養源になります。お手入れがしにくいからと放置すると、菌の温床となる危険性がさらに高くなりそうです。

洗いにくい布製品の除菌の実態
■ソファなどの布製品は、除菌についても約半数はしないまま放置。

手入れがおろそかになりがちなソファなど洗いにくい・洗えない布製。除菌はどの程度の頻度でしているのかを聞くと、「除菌はしていない」という人が圧倒的に多く、「カーテン」で60.3%、「ベッド」(48.0%)、「ソファ」(47.4%)、「布団」(46.7%)、「枕」(45.6%)と、約半数の人が布製品の除菌をしていません。ソファを毎日除菌する人は、わずか2.9%です。

■除菌方法が「よくわからない」(85.0%)し、「面倒」(82.7%)だから、布製品の除菌は「しっかりケアしたいのにできていない」(76.7%)と自己評価。「十分」な人はわずか2.3%。

そのため、布製品の除菌についての自己評価を聞くと、「十分できている」と答えたママはわずか2.3%で、8割近く(76.7%)が「しっかりケアしたいがきちんとできていないと思う」(76.7%)と答えています。
その理由として、「きちんとした除菌方法がよくわからない」(85.0%)や「除菌はしているが、どの程度効果があるのかわからない」(62.0%)など、除菌についてわからないことが大きいようです。

除菌アイテムに求めること
■手軽に使え、生地にやさしくしっかり除菌できるアイテムにニーズ。「除菌するほど菌に強くなる」除菌スプレーを72.7%が歓迎。

正しい方法がよく分からず、また面倒な布製品の除菌。布製品の除菌アイテムを選ぶとしたら、何を重視するかを聞くと、「生地が色落ちしない」(93.7%)、「生地が傷まない」(92.0%)、「除菌効果が高い」(90.3%)の順となり、「生地にやさしく除菌効果が高いもの」が外せない条件となりました。
坂上先生は、「除菌成分の残留効果、積み足し効果で、除菌の回数が増えるほど除菌の効果は高まる」とおっしゃっていますが、このように使用するほど効果が高まる除菌スプレーを使った布製品除菌について、72.7%が「取り組みたい」と回答し、高い利用意向を示しています。


【調査概要】
調査対象:全国の小学生以下の子どもを持つ20代~50代の母親300人
調査手法:インターネット調査
調査日程:2015年2月17日(火)~2月18日(水)

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