既婚男性の調理意識や実態調査(20~60代既婚男性対象) 

2015年07月30日
日清オイリオグループ「生活科学研究グループ」は、社会環境や生活者の価値観の変化、それらに起因する生活習慣の動向などについて調査し、情報発信をしています。今回は、既婚男性の調理意識や実態を明らかにするとともに、2009年にも実施した同様の調査との変化について分析しました。

【調査結果のポイント】

①日常的に調理する既婚男性は53%で8ポイント増加

②夕食に調理する割合は20代・30代で10ポイント以上増加

③既婚男性が休日の夕食作りにかける時間は平均37.5分

④既婚男性の30%が家族のために調理

⑤調理することに“健康”や“安全・安心”を求める既婚男性は10ポイント以上増加

⑥既婚男性の調理のこだわりは“味”が63%で圧倒的

⑦既婚男性がよく作る家庭料理は全ての年代で“カレー”がトップ

⑧既婚男性の30%がレパートリーのなさに悩みあり

⑨既婚男性の51%が調理の時短にこだわりあり


【調査結果】

■日常的に調理する既婚男性は53%で8ポイント増加
日常的に行っている家事として、「食事の片付け」が71%で最も高くなりました。2009年と比べると、「トイレ掃除(39%)」が9ポイント、「調理(53%)」が8ポイント、「洗濯(42%)」が6ポイント、「風呂の掃除(69%)」が5ポイント増えていました。

■既婚男性の30%が家族のために調理
調理をするきっかけとして、「家族が忙しいときや、家族から手伝いを依頼されたとき」が30%と高くなりました。年代別にみると、30代、40代、60代では「家族が忙しいときや、家族から手伝いを依頼されたとき」が高くなりましたが、20代、50代では「曜日や頻度は決まっていないが、自分に時間があるときは自主的に」が高くなり、年代により調理に取り組む意識に差がある様子が伺えました。

■既婚男性がよく作る家庭料理は全ての年代で“カレー”がトップ
どの年代も「カレー」がトップとなり、特に20代では20%以上となっていました。30~60代では「チャーハン」、「ラーメン」も上位でしたが、20代は「ラーメン」の代わりに、「パスタ」、「焼きそば」が上位となっていました。

■既婚男性の30%がレパートリーのなさに悩みあり
「レパートリーが広がらない」が30%で最も高く、次いで「片付けが面倒(26%)」、「味付けが偏る(24%)」となりました。「レパートリーが広がらない」を年代別でみると、40代以上はいずれも30%を超えており、高い年代に共通する悩みであると推測されました。(Q8参照)


【調査概要】
調査実施:2014年12月24~26日
調査方法:インターネット
調査地域:全国
調査対象:20~60代の既婚男性
サンプル数:1234サンプル

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[日清オイリオ]
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