夏の食事の実態調査(出前館利用者対象) 

2018年08月24日

『出前総研』は、夏の食事に関する調査を行いました。夏に食べたくなる食事や味付けについても調査しました。

調査結果サマリ


1. 夏の食事の準備と料理のやる気

回答者の60%以上が自炊以外の利用が増えると回答しました。
内訳は「出前が増える」との回答が28.2%、「外食が増える」が18.2%、「惣菜などの購入が増える」が14.8%でした。
夏の時期の料理のやる気については、料理をする人の約80%が「やる気が下がる」と回答しました。
暑い中の食材の買い物やキッチンが暑いことがその原因です。

2. 夏の時期に食べたくなる食事と味付け

● 夏に食べたくなる食事
1位 スタミナがつきそうなもの(55.3%)
2位 のどごしが良いもの(46.5%)
3位 冷たいもの(43.2%)

● 夏に食べたくなる味付け
1位 さっぱり(45.5%)
2位 辛い(19.9%)
3位 酸っぱい(13.9%)

調査結果詳細


初めに、出前館の利用者を対象に夏の食事の準備について普段と比べて何か変化があるか聞いたところ、「出前が増える」との回答が28.2%、「外食が増える」が18.2%、「惣菜などの購入が増える」が14.8%となり、全体の60%以上が自炊以外の利用が増えると回答しました。

自炊以外が増える理由について知るために、夏の時期の料理の準備についてやる気が出るかどうか聞きました。結果は、料理をする人の約80%が「料理をやる気が下がる(やや下がる/とても下がる)」 と回答しました。

料理のやる気が下がる理由としては、「キッチンが暑い」が60.8%と最も多く、次いで「食材の買い物」が43.4%、「野菜などの食材が傷みやすい」が40.4%でした。暑い中食材を買いに行き、暑いキッチンで料理をするよりも、暑さを気にしないで食事ができる出前に対して需要が高まると考えられます。

次に、夏に食べたくなる食事と味付けについて聞きました。
夏に食べたくなる食事は、1位が「スタミナがつきそうなもの(55.3%)」、2位が「のどごしが良いもの(46.5%)」、3位が「冷たいもの(43.2%)」という結果でした。年代別に見ると、全体で1位だった「スタミナはつきそうなもの」はどの年代でも最も多く選ばれていました。一方で3位の「冷たいもの」は20代の回答者の半数以上が選んでいたのに対し、年代が上がるにつれて徐々に回答割合は減少し、60歳以上では全体の30%という結果でした。また、「消化の良いもの」については20代では回答者の20%未満でしたが、60歳以上では40%を超えており、世代間の差が見られました。

食べたくなる味付けでは1位が「さっぱり(45.5%)」、2位が「辛い(19.9%)」、3位が「酸っぱい(13.9%)」でした。
男女別でみると、「さっぱり」や「辛い」味付けは男女とも大きな差が見られませんでしたが、「酸っぱい」味付けは女性の方が男性より10ポイント高くなっており、唯一男女で差が出ていました。

調査概要


● 夏の食に関する調査
調査期間:2018年8月4日~12日
調査対象:出前館利用者 1,710名
● 「冷」メニューの出前出数推移
調査期間:2016年1月1日~2018年8月19日
調査対象:商品名に「冷」を含む商品

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[夢の街創造委員会]
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