社員食堂の利用実態や改善要望調査(首都圏、関西圏、東海圏に住む20~69歳の男女対象) 

2018年09月04日

リクルートライフスタイルの外食市場に関する調査・研究機関「ホットペッパーグルメ外食総研」は、社員食堂(以下、社食)についてのアンケートを実施しました。

調査要約


POINT1 昼食で社食が使える人は22.7%。週平均2.1日利用、「ほとんど使わない」人が45.8%
  • 昼食で社食が使える人は22.7%。
  • 昼食での社食の利用は週平均2.1日。「ほとんど使わない」人が半数に近い45.8%。
  • 社食を利用しない日の昼食、最多は「コンビニエンスストアやスーパー等で購入」が47.1%。
POINT2 社食を使いたい理由は「安さ」「外に出るのが面倒」使いたくない理由は「おいしくない」「高い」など
  • 社食を使いたい理由、トップ3は「安い」(47.2%)、「外に出るのが面倒」(26.7%)、「短時間で済ませられる」(23.1%)。
  • 社食を使いたくない理由、トップ3は「おいしくない」(22.1%)、「高い」(16.6%)、「メニューの種類が少ない」(15.0%)。
POINT3 社食に期待することは「旬の食材や季節感のあるメニュー」「栄養のバランスに配慮したメニュー」「ビュッフェ形式」「サラダバー」など
  • 社食に期待すること、「旬の食材や季節感のあるメニュー」(26.9%)、「栄養のバランスに配慮したメニュー」(20.2%)、「ビュッフェ形式の導入」(19.6%)、「サラダバーの導入」(17.4%)など。

調査結果


1. 昼食で社食が使える人は22.7%

社食について、 昼食で使えるかどうかを聞いた。結果、全体としては「社食がある」との回答が22.7%、「社食がない」が47.8%、「勤めていない、その他」が残りの29.5%という回答であった。性年代別では、20代で「社食がある」環境が多く、20代男性ではほぼ半数の49.9%が「社食がある」との回答、20代女性でも29.0%が「社食がある」と回答している。20代では学生の比率が他の性年代より高いことから、学食を使える人が多いことが数値を押し上げているかもしれない。逆に60代では「社食がある」人の割合は低く、これは当然ながら「勤めていない、その他」の割合が多いことが原因だ。「勤めていない、その他」を除き仕事をしている人だけに注目すると、全体では22.7:47.8の割合で、特に20代男性では49.9:40.6と、「社食がある」人が「社食がない」人を上回っている。また、圏域別では、東海圏でやや「社食がある」人の割合が高い。

※社食がある:「社食を週6日程度以上利用している」「社食を週5日程度利用している」「社食を週4日程度利用している」「社食を週3日程度利用している」「社食を週2日程度利用している」「社食を週1日程度利用している」「社食はあるが、ほとんど利用していない」のいずれかを回答した人を集計
※勤めていない、その他:「勤めていない/通学していない」「その他」のいずれかを回答した人を集計

2. 昼食での社食の利用は週平均2.1日。「ほとんど使わない」人が半数に近い45.8%

「社食がある」人に、昼食での利用頻度を聞いた。「社食はあるが、ほとんど利用しない」と回答した人が45.8%と半数に近く、これを週の利用日数「0日」とカウントして推計すると、社食環境がある人の週平均の利用日数は2.1日となった。性年代別では女性で「社食はあるが、ほとんど利用しない」がどの世代でも50%を超えて高く、逆に男性では30・40・50代で「週5日」利用する人が30%を超えて多かった。週平均の利用日数の推計でも、男性が全世代2日以上に対し、女性では全世代2日未満となっており、利用頻度の男女差が大きいことが分かった。

※平均(日):「社食を週6日程度以上利用している」を6日、「社食を週5日程度利用している」を5日、「社食を週4日程度利用している」を4日、「社食を週3日程度利用している」を3日、「社食を週2日程度利用している」を2日、「社食を週1日程度利用している」を1日、「社食はあるが、ほとんど利用していない」を0日とした場合の平均値

3. 社食を利用しない日の昼食、最多は「コンビニエンスストアやスーパー等で購入」

社食がある人に、社食を利用しない日の昼食方法について聞いたところ、1位は「コンビニエンスストアやスーパー等で購入」が47.1%、2位は「自分や家族が作った弁当などを持参」が38.9%、3位は「外部の飲食店で外食」が31.1%であった。性年代別では、20代男性で「コンビニエンスストアやスーパー等で購入」が59.2%と顕著に多く、女性の全世代で「自分や家族が作った弁当などを持参」が多かった。また「外部の飲食店で外食」 は20・30代男性と60代男性で多く、圏域では首都圏で多い傾向にある。

4. 社食を使いたい理由、トップ3は「安い」「外に出るのが面倒」「短時間で済む」

社食がある人に、社食を利用したいと思う理由を聞いたところ、1位は「有料だが、安く食べられるから」が47.2%と半数に近いスコア。2位は「外部に出るのが面倒だから」が26.7%、3位は「短時間で済ませられるから」が23.1%であった。どちらかというと料理の内容よりも価格や時間短縮といった物理的な条件が上位に並んだ。性年代別では、60代男性で「外部に出るのが面倒だから」「短時間で済ませられるから」など、時間短縮的な理由が平均よりも高いのに対し、20代では男女共に「味がよい・おいしいから」と料理の内容を評価した人が全体平均よりも高くなっている。

5. 社食を使いたくない理由、トップ3は「おいしくない」「高い」「種類が少ない」

社食がある人に、社食を利用したくないと思う理由を聞いたところ、「利用したくないと思う理由はない」を除き、1位は「おいしくないから」が22.1%、2位は「金額が高いから」が16.6%、3位は「メニューの種類が少ないから」が15.0%であった。前ページの社食を使いたい理由と比べると、料理の内容についての選択肢が上位に選ばれている傾向だ。 性年代別では、50代の男女で「おいしくないから」が全体平均より多く、20・30代女性では「金額が高いから」が多い。また、40・50代女性では「魅力的なメニューが少ないから」も全体平均に比べ多く選ばれている。

6. 社食に期待することは、「旬の食材や季節感のあるメニュー」

「栄養のバランスに配慮したメニュー」「ビュッフェ形式の導入」「サラダバーの導入」など
社食がある人に、社食に期待することを聞いたところ、「特に期待することはない/今以上に支払おうとは思わない」を除き、1位は「旬の食材や季節感のあるメニュー」で26.9%、2位は「栄養のバランスに配慮したメニュー」が20.2%、3位は「ビュッフェ形式の導入」が19.6%、4位は「サラダバーの導入」が17.4%という結果であった。全体的に健康志向や野菜不足の解消を社食に求めているようにも見える。性年代別には、社食の利用率の低かった女性において男性よりも多くの要望があり、女性の利用率を伸ばす余地が大きいと考えられる。逆に50代男性では「特に期待することはない/今以上に支払おうとは思わない」が32.3%と全体平均よりも多く、現状に満足している人、もしくは、そもそも使う気がない人が相対的に多そうだ。

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