全国から揚げ調査2018(20~79歳の男女対象) 

2018年10月01日

ニチレイフーズと一般社団法人日本唐揚協会は、全国の一般消費者13,922名、カラアゲニスト※330名を対象に、「鶏のから揚げ」に関する意識・実態調査『全国から揚げ調査2018』を実施いたしました。(調査時期:2018年6月、調査方法:インターネットによるアンケート調査)

※1 カラアゲニスト… 日本唐揚協会が実施しているから揚げ検定の試験に合格し、から揚げを愛し、から揚げの魅力を広く発信していただいている会員です。会員数は約10万人(2018年4月現在)

調査結果サマリー


■目指せ「国民食」! 全国の年間から揚げ消費、なんと220億個以上!〔推計値*〕
 1人当たりに換算すると、年間約240個を消費。カラアゲニストはその約4倍(約1,000個)を食べていた!
*20~79歳の日本人総数91,921,260人(平成27年度国勢調査)に、1ヶ月に1回以上から揚げを喫食する人の割合をかけて算出。喫食者数に鶏のから揚げ (惣菜、コンビニ、専門店、外食店、冷凍食品、手作り)の喫食頻度と1回に食べる平均個数を掛け合わせて1年間の消費個数を算出。

■最もから揚げを食べている県は「青森県」!さらに「好きな部位」ランキングでは各地の個性が明確に!?
 「青森県」に次いでから揚げを食べているのは「大阪府」、「福岡県」。
  好きな部位ランキングでは、「もも」好き県、「むね」好き県、「手羽先」好き県が判明。

■から揚げでイメージするものは「家族」。家族の食卓おかずとして圧倒的支持。
 30~50代女性に人気というデータも。理由はから揚げの“使い勝手の良さ”。

■から揚げに最も合う飲み物では年代差が明らかに。20代の半数以上が「お茶」を選択!
 「アルコール類」「ノンアルコール類」の選択で50代と20代に大きな差。

■​「冷凍食品」から揚げの支持拡大。
 「手作り」「惣菜」に続く3位にランクイン。コンビニ、外食を上回る結果に。
  理由は「調理の手軽さ」「保存のしやすさ」「手頃な価格」。
 カラアゲニストにとっては「冷凍食品のから揚げ」=常備食として利用されていた!

調査結果


■目指せ「国民食」! 全国の年間から揚げ消費、なんと220億個以上!〔推計値*〕
1人当たりに換算すると、年間約240個を消費。カラアゲニストはその約4倍(約1,000個)を食べていた!

全国のから揚げ消費個数を調査したところ、年間で約220億個のから揚げが消費されている調査結果となった。
(推計値*)220億個のから揚げを積み上げると約89万km(から揚げ1個=4cmで計算)となり、地球から月までの距離(約38万km)の約2.3倍に相当。これは日本列島の長さ(約3,000km)で計算すると、端から並べても約145往復できる距離となる。

1人あたりに換算すると、年間約240個のから揚げを消費。さらにカラアゲニストは、 一般消費者の約4倍(年間約1,000個)を食べていることが判明。(カラアゲニストとは、日本唐揚協会が認定するから揚げを愛する人のこと。全国に10万人、老若男女幅広く存在する。(2018年4月現在)
また本調査は成人男女(20~79歳)を対象にしており、10代の回答が含まれていないため、実際の消費個数はさらに上回る。

全国のから揚げ専門店の店数は、2011年の420店舗から1,408店舗[推定](2018年4月現在、日本唐揚協会調べ)と約3.4倍に拡大。また、お弁当だけでなく、夕食シーンにも利用できる冷凍食品のから揚げがヒットしたことや、スーパーやコンビニエンスストアで気軽に購入できるようになったことなど、消費者がから揚げを夕食や昼食のみならず、おやつやおつまみと、幅広いシーンで利用していることが今回の結果の背景にある。

*20~79歳の日本人総数91,921,260人(平成27年度国勢調査)に、1ヶ月以内のから揚げ喫食率(68.6%)を掛けて喫食者を算出。91,921,260人×68.6%=63,057,984人。
喫食者数にから揚げ(惣菜、コンビニ、専門店、外食店、冷凍食品、手作り)の喫食頻度と1回に食べる平均個数を掛け合わせて、1ヶ月の消費個数を算出。1ヶ月で1,861,532,608個。年間では22,338,391,292個。1人あたり(20~79歳の日本人)は、22,338,391,292個÷91,921,260人=約240個。

■最もから揚げを食べている県は「青森県」!さらに「好きな部位」ランキングでは各地の個性が明確に!?
 「青森県」に次いでから揚げを食べているのは「大阪府」、「福岡県」。
 好きな部位ランキングでは、「もも」好き県、「むね」好き県、「手羽先」好き県が判明。

1ヶ月1人当たりのから揚げ消費個数を都道府県別で調べたところ、最も多かったのは「青森県(32.0個)」。次いで「大阪府(30.9個)」、「福岡県(29.9個)」の順となった。一方、最も少なかったのは「愛知県(14.1個)」で、1位の半分以下の結果となった。

*都道府県ごとにから揚げ喫食者数を算出。喫食者数にから揚げ(惣菜、コンビニ、専門店、外食店、冷凍食品、 手作り)の喫食頻度と1回に食べる平均個数を掛け合わせて、1ヶ月の消費個数を算出。1ヶ月の消費個数を喫食
 者数で割り、1人あたりの消費個数を算出。
*地図内の順位は小数点第二位までを参照。

鶏のから揚げの「好きな部位」(複数回答)を聞いたところ、全体では「もも(85.8%)」が圧倒的な人気でトップに。次いで「むね(44.4%)」、「手羽先(37.5%)」という結果に。

都道府県別で比較すると、最も「もも」を好きなのは「奈良県(92.0%)」。「むね」は、から揚げ専門店の多い「大分県(57.0%)」がトップに。また「手羽先」は「愛知県(48.0%)」をおさえて、「鹿児島県(52.0%)」がトップという結果となった。

■から揚げでイメージするものは「家族」。家族の食卓おかずとして圧倒的支持。
 30~50代女性に人気というデータも。理由はから揚げの“使い勝手の良さ”。

「から揚げのイメージ」(複数回答)について聞いたところ、全体で「家族で楽しめる(44.8%)」、「家族が好き(44.7%)」「メインのおかずになる(42.9%)」との結果が上位となった。

なお、「惣菜から揚げの衝動買い」の有無についても聞いてみたところ、全体では62.5%が衝動買いの経験が「あり」と回答。性年代別では50代女性(74.5%)が最も高く、次いで40代女性(68.5%)、30代女性(67.8%)の結果となった。

から揚げのシズル感溢れる魅力や、家族に人気のおかずである点はもちろん、から揚げが夕食や昼食、そのつなぎのおやつやおつまみとしても便利に利用できる点が、30~50代の女性に特に選ばれている理由だろう。

■から揚げに最も合う飲み物では年代差が明らかに。20代の半数以上が「お茶」を選択!
「アルコール類」「ノンアルコール類」の選択で50代と20代に大きな差。

から揚げに最も合う飲み物を聞いたところ、全体では「お茶(日本茶+烏龍茶)(45.5%)」が最も高い結果となった。
一方、年代別でみたところ、20代は「お茶(日本茶+烏龍茶)」を含むノンアルコール類が過半数を占め、アルコール類は15.1%であったのに対し、50代はビール単独でも27.3%とその差が歴然。アルコール類全体で約4割と、50代はおつまみとしての利用が多いことがうかがえた。

■​「冷凍食品」から揚げの支持拡大。
「手作り」「惣菜」に続く3位にランクイン。コンビニ、外食を上回る結果に。
  理由は「調理の手軽さ」「保存のしやすさ」「手頃な価格」。
 カラアゲニストにとっては「冷凍食品のから揚げ」=常備食として利用されていた!​

月1回以上食べているから揚げの喫食頻度を調査したところ、「冷凍食品(23.7%)」が「コンビニ(21.8%)」、「外食(16.9%)」を上回る3位にランクイン。「手作り(39.5%)」「惣菜(37.5%)」に続く結果となった。理由としては冷凍食品のから揚げを「夕食」で利用する方が多いことや、「調理の手軽さ」などが考えられる。

また、それぞれの喫食シーンについて調査したところ、「夕食」としての利用が最も多い結果となった。特に「冷凍食品」は、お弁当だけでなく「夕食(55.4%)」で最も利用されており、利用シーンの広がりから「コンビニ」「外食」を上回ることになったと挙げられる。

「冷凍食品のから揚げ」の購入理由(複数回答)を聞いたところ、理由は「調理が楽(47.0%)」「保存ができる(46.0%)」「価格が手頃(39.5%)」など、冷凍食品の強みであるポイントが上位の結果に。またカラアゲニストの回答では、「保存ができる(65.3%)」「好きなときに食べられる(50.0%)」との回答が半数を超えており、から揚げ好きにとって「冷凍食品」のから揚げは、調理の手軽さだけでなく常備食として購入されていることが分かる結果となった。

調査概要


調査期間:2018年6月22日(金)~6月25日(月)
調査対象:全国の 20~79歳 の男女(13,922名)、カラアゲニストの男女(330名)
調査方法:インターネットによるアンケート調査

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[ニチレイフーズ]
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