イマドキ家族の食事に関する共同研究(25歳~49歳、小学4年生以下の子どもがいる女性対象) 

2018年11月19日

オレンジページくらし予報と、「ジェイアール東日本企画イマドキファミリー研究プロジェクト」が、一都三県在住で小学4年生以下の子どもがいる女性を対象に、「イマドキ家族の食事に関する共同研究」を実施しました。「平日の家族の夕食作りに負担を感じる」と回答したのは全体の78.9%と、ママたちはかなり強いプレッシャーにさらされている様子。また、朝食日記では、忙しい時間のなかで工夫を重ねる姿が見えました。食事作りをサポートする「お助け食品」の使用頻度や、日々のメニュー内容などから、イマドキママたちの食の実態を探りました。

調査ダイジェスト


  • 「夕食」作りに負担を感じる人78.9%、なかでも「献立決め」がストレス
  • 料理好きな人のほうが「おかずの素」などの「お助け食品」を上手に活用!
  • 肉まん、キウイ、グラノラは、イマドキ朝食の神アイテム!?

調査結果


■「夕食」作りに負担を感じる人78.9%、なかでも「献立決め」がストレス

「平日の家族の食事の支度」の負担感(「かなり負担を感じている」「やや負担を感じている」の合計)についてきいてみると、「夕食」と答えた人が78.9%。「朝食」41.0%、「昼食」28.9%に比べると、負担を強く感じていることがわかります。

その内訳については、1位が「メニューを考える」84.8%、2位が「調理をする」80.4%。実際に調理するよりも、どんな献立にするか決めることを大変だと思っているようです。夕食をしっかり食べる人が多いだけに、品数や栄養、彩りなどに気を配った「きちんとした食事」を出したいという意識があるのでしょう。それだけに、「野菜をたっぷり取りたい」「マンネリ化しないようにしなきゃ」など、あれこれ考えることが多くなり、結果的に献立決めのハードルが上がってしまうのかもしれません。ママたちが「今日、何食べたい?」と家族にきくのは、ある意味メニュー決めのプレッシャーによるもの。「カレーがいいな」など、具体的にリクエストすることが、こうしたストレスを減らす一助となるでしょう。

■料理好きな人のほうが「おかずの素」などの「お助け食品」を上手に活用!

食材を加えて完成する「液体おかずの素」や「粉末おかずの素」などのメニュー専用調味料や、「レトルト食品」など、調理をサポートする「お助け食品」の利用実態(月に1回以上使用する割合)について調べたところ、興味深いことがわかりました。「料理は好き」なグループと、「料理は好きじゃない」グループに分けて比較したところ、いずれの商品も「料理は好き」グループのほうが、3~5%ほど利用率が高いという驚きの結果が判明しました!それらを使う理由について、「時間や手間が省ける」、「簡単に作れる」などが挙がりましたが、「液体おかずの素」や「粉末おかずの素」では、「自分では作れない味が作れるから」を挙げる人が4割近くに上りました。単なる「時短」「お手軽」な面ばかりがクローズアップされ、料理が苦手な人が多く利用するイメージがありますが、普段のおかずとは違う本格的な味わいや、新鮮なメニューがつくれることも魅力なようです。「料理は好き」な人たちは、忙しいときや時間のないときにこうした商品を上手に取り入れ、「無理をしない」姿勢でいるからこそ、料理を楽しんでできるのかもしれません。

Q.平日の家族の夕食に以下のようなものを利用することはありますか。
料理は好き
レトルト食品 44.5%
液体のおかずの素 49.5%
粉末おかずの素 24.6%

料理は好きじゃない
レトルト食品 39.7%
液体のおかずの素 46.1%
粉末おかずの素 18.7%

■肉まん、キウイ、グラノラは、イマドキ朝食の神アイテム!?

実際に食べたメニューを写真で投稿してもらう「朝食・夕食の9日間の写真日記調査」でも、イマドキママたちならではの傾向が見えました。ヨーグルトやパンといった定番アイテムのほかに、「手軽」「栄養が取れる」アイテムとして、「グラノラ」や「フルーツ」が頼りにされている実態が明らかに。朝は一日のなかでもっとも忙しく、調理にそれほど時間をかけられません。そこで、「子どもが必ず食べてくれる」、「栄養もきちんと取れる」食品として、「グラノラ」と「フルーツ」の登場回数が多くなっているようです。印象深かったのは、おにぎりなど和食のときにも「グラノラ」が添えられてるケースもあったこと。「栄養バランスはグラノラで(効果よりも気持ちの問題)」(40代・共働き)というように、バランス栄養食のようにとらえられている面も見られました。また、フルーツのなかでも特に人気だったのが「緑のキウイ」。「野菜を出せない代わりに果物は出す」(30代・共働き)といった声もあることから、ある意味「緑の野菜」の代替品なのかもしれません。ちなみに、ある参加者が「肉まん」を出したら、真似する人が続いてプチ「肉まん」ブームに! おいしく、炭水化物+たんぱく質も取れる「オールインワン」食品であることが、朝食にぴったりなアイテムとして「再発見」されたためかもしれません。


子育て中のママたちは献立決めにプレッシャーを感じつつも、ときに料理をサポートする「お助け食品」を活用し、野菜を出せないときにはフルーツやグラノラで代用するなど、さまざまな工夫を重ねています。とはいえ、朝は時間がなく、できる対処法も限られているのが現状です。おいしく、子どもが食べてくれる、かつ栄養も兼ね備えた「オールインワン」食品こそが、子育てママたちの朝食の救世主となるのかもしれません。

調査概要


【夕食の実態と支度に関する調査】
●調査対象:25歳~49歳、小学4年生以下の子どもがいる女性(有効回答数978人)
●調査方法:インターネット調査
●調査期間:2018年6月8日~2018年6月14日
【朝食・夕食の9日間の写真日記調査】
●調査対象:25歳~49歳、小学校4年生以下の子どもがいる女性(有効回答数25人)
●調査方法:オンライン日記調査
●調査期間:2018年9月1日~9月14日

●オレンジページくらし予報×イマドキファミリー研究プロジェクト 
「イマドキ家族の食事に関する共同研究」概要
最近の子育て家族の食生活の実態を探るべく、「夕食の実態と支度に関する調査」「夕食の食卓写真分析」「朝食・夕食の9日間の写真日記調査」を実施。朝食や夕食のメニュー内容や調理時間、負担に思っていることなど、多方面から食の実態をリサーチ。

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