「コナモン」にまつわる記念日に関する調査(週に1回以上家で料理をつくっている20~50代女性対象) 

2019年04月18日

日本コナモン協会は、週に1回以上家で料理をつくっている20~50代女性500名(北海道・東北エリア/関東エリア/中部エリア/近畿エリア/中国・四国・九州エリア 各100名計500名)を対象に、「コナモン」にまつわる記念日に関する調査をおこないました。

今回の調査では「コナモン」にまつわる4つの記念日に関し、認知度や実際にコナモン料理を食べているかを調査。5エリア別に傾向を比較いたしました。

■いくつ知ってる? 「コナモン」にまつわる記念日
・5月7日…コナモンの日
「日本コナモン協会」が制定。日付は「こ(5)な(7)」と読む語呂合せから。たこ焼・お好み焼・天ぷら・うどん・そば・パンなど、「粉」を使った食品「コナモン」全般の魅力を伝える。

・6月30日…夏越の祓(なごしのはらえ)
一年の前半の最終日にあたる六月の晦日(みそか)に行われる大祓の神事「夏越の祓(なごしのはらえ)」。茅の輪にみたてたかき揚げを乗せた、かき揚げ丼(=夏越ごはん)が近年話題。

・7月2日頃 …半夏生(はんげしょう)
半夏生(はんげしょう)とは雑節の一つで、夏至から数えて11日目にあたる7月2日頃のこと。タコの足のような稲の根づきを祈って、タコを食べる習慣があると言われ、“蛸半夏生”と言われることも。たこ焼を食べる人も。

・7月23日頃…大暑(たいしょ)
天ぷらの日 二十四節気の一つで最も暑いとされた「大暑(たいしょ)」。暑さに負けないように、栄養豊富な天ぷらを食べて夏を乗り切る習慣があると言われている。

調査結果


■5月7日は「コナモンの日」! 71%が「食べてみたい」と回答、エリアによる違いも

はじめに、「コナモンの日」についてききました。全体のうち「知っている」と回答した人は10%。最も知っている人が多かったのは「コナモン」の本場である近畿エリアで19%となりました。

まだ認知度は高いと言えない「コナモンの日」ですが、「コナモンの日」に合わせてコナモンメニューを食べてみたいと回答した人は多く、「自ら準備して食べる予定・食べてみたい」「スーパーや外食でやっていたら食べてみたい」「テレビやネットで話題になっていれば食べてみたい」という人を合計(※以下、「食べたい」の集計方法は同じ)すると、71%が「コナモンの日にコナモンを食べてみたい」と回答。

最も実施意向が高いのは中国・四国・九州エリアで76%となりました。どのように「コナモンの日」を楽しみたいかきくと、「広島に住んでいるので、広島風お好み焼きを作りたい」(27歳/中国・四国・九州エリア)、「コナモンの盛んな地域ではないため、あまり食卓に並ばない。せめてうどんくらいで記念日にあわせたい」(45歳/北海道・東北エリア)など、地域に合わせた楽しみ方をしたい人もいるようです。

■「蛸半夏生」認知は近畿エリアが1位、一方「食べたい」1位は中国・四国・九州

続いて、近年「夏越ごはん」が新たな行事食として注目されつつある「夏越の祓」についてききました。全体では認知度7%、一方で「夏越の祓に夏越ごはん」を食べたいと回答した人は59%と約6割に上っています。

続いてどんな「夏越ごはん」を食べてみたいかきくと、「梅雨に入り暑くなる季節柄、少し濃いめの味付けのスタミナ丼が食べたい。魚介類と玉ねぎ、ニンジンのかき揚げがいい」(55歳/関東エリア)、「生のりや少し奮発してエビなどをかき揚げにして丼にしたい。しょうゆの甘だれで食べたいので、貝のお吸い物などあっさりしたものと一緒に」(28歳/北海道・東北エリア)など、かき揚げ丼というメニューの中でもそれぞれのアレンジをしたい人も多いようです。

タコやたこ焼と関わりの深い「半夏生」(蛸半夏生)については、全体では17%が「知っている」と回答。エリア別では、タコを使った代表的な料理、たこ焼の聖地・近畿エリアの24%に次いで中部エリアと中国・四国・九州エリアが19%と“西高東低”傾向となっています。

また、半夏生にタコにちなんだ料理を食べたいかきくと、62%が食べたいと回答しました。中でも最も食べてみたいと回答した人が多かったエリアは中国・四国・九州エリアで、69%と約7割に及びます。中国・四国・九州エリアでは食べたいと回答した人のうち「自ら準備して食べる予定・食べてみたい」人は34%見られ、他エリアを10ポイント近く、またはそれ以上上回り、近畿エリアを上回る“タコ”への意向を見せる結果となっています。

■西日本がアツい!? 大暑の日は天ぷらでスタミナ! 「天ぷらパーティー」の提案も

最後に、大暑「天ぷらの日」については、全体の認知度は7%。最も知っている人が多かったのは中部エリアの12%となりました。

また、大暑に「天ぷら」を食べたいと回答した人は全体で63%。エリア別では中部エリア(67%)と中国・四国・九州エリア(66%)で約7割となっており、こちらも“西日本がアツい”傾向がうかがえます。

「みんなでパーティーのように盛り上がるようなことをしたい。普段食べるえび、レンコンなどの根菜やインゲン、ナスなどのお野菜に加え、甘い団子や大福、チョコレートなど斬新な食材など、好きなものを持ち寄って、揚げて楽しみたいです」(25歳/近畿エリア)など、パーティー形式で新たな「天ぷらの日」の楽しみ方を考案する人も見られます。

今回の調査で、まだ知名度が低くはありつつも「やってみたい」と回答した人が多いことがわかった、4つの「コナモン」に関する記念日。

認知度
・5月7日 コナモンの日 10%
・6月30日 夏越の祓(なごしのはらえ) 7%
・7月2日頃 半夏生(蛸半夏生) 17%
・7月23日 大暑「天ぷらの日」 7%

実施意向
・5月7日 コナモンの日 71%
・6月30日 夏越の祓(なごしのはらえ) 59%
・7月2日頃 半夏生(蛸半夏生) 62%
・7月23日 大暑「天ぷらの日」 63%

調査概要


■調査名:「コナモン」にまつわる記念日に関する調査
■調査期間:2019年3月22日(金)~3月25日(月)
■調査対象:20~50代女性500名 ※年代別均等割付
 北海道・東北エリア/関東エリア/中部エリア/近畿エリア/中国・四国・九州エリア在住
■調査方法:インターネット調査

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