「お好み焼パーティー」「たこ焼パーティ」に関する調査(週に1回以上家で料理をつくっている20~50代女性対象) 

2019年07月17日

日本コナモン協会は、週に1回以上家で料理をつくっている20~50代女性500名(北海道・東北エリア/関東エリア/中部エリア/近畿エリア/中国・四国・九州エリア 各100名計500名)を対象に、「お好み焼パーティー=オコパー」「たこ焼パーティー=タコパー」に関する調査をおこないました。

今回は「オコパー」「タコパー」の認知度や実施率、よく使われる具の種類などを調査。5エリア別に傾向を比較いたしました。さらに、「闇鍋」のようにたこ焼に変わり種の具を入れる「闇タコパー」や、からしなどを入れて「当たり」を作る「ロシアンタコパー」といったユニークな「タコパー」についてもききました。

調査結果


■「オコパー」「タコパー」認知度&実施率は?オコパーヘビーユーザーは近畿エリア!

はじめに、「オコパー」「タコパー」それぞれについて認知度・実施率をききました。全体のうち、「知っている」「やったことがある」いずれかを回答した人は、「オコパー」では61%、「タコパー」では84%という結果になりました。

最も多かったエリアは、いずれも近畿エリアで「オコパー」は64%、「タコパー」は95%。特に「タコパー」は、全体よりも10ポイント以上上回り、コナモンの本場ならではの結果となっています。
続いて、「オコパー」「タコパー」の実施経験があると回答した人にその頻度をききました。まず「オコパー」では、全体で「半年に1回程度」(22%)が最も多く、「1年に1回程度」(19%)、「2~3か月に1回程度」(18%)の順となりました。
その中で、「1か月に1回以上」と回答した“オコパーヘビーユーザー”が最も多かったのは、近畿エリアで18%。北海道・東北エリア、中部エリアが10%で続き、同率2位となっています。

「タコパー」の頻度では、全体で「半年に1回程度」(22%)、「1年に1回程度」(19%)、「2~3か月に1回程度」「数年に1回程度」(同率16%)の順。
こちらも「1か月に1回以上」の“タコパーヘビーユーザー”が多いエリアを調べると、「中部エリア」が12%で1位に。たこ焼の本場・近畿エリアは、それに続く10%で2位という結果となっています。一方、関東エリアでは“タコパーヘビーユーザー”はわずか2%で、5エリア中5位となりました。「オコパー」「タコパー」それぞれ、エリア別での実施頻度の違いがうかがえます。

■中身はお楽しみ!タコパー時の具TOP3は「チーズ」「ウィンナー・ベーコン」「海鮮」

また、「オコパー」「タコパー」それぞれの経験者を対象に、「オコパー」「タコパー」の時に「お好み焼」「たこ焼」に入れることが多い具(※キャベツ、卵、お好み焼粉・たこ焼粉、タコなどの基本的な材料以外の具)についてききました。
まず、「お好み焼」に入れることが多い具1位は「豚肉」(96%)、2位は「チーズ」(57%)、3位は「海鮮」(52%)。
エリア別では、中部エリアの「牛肉」が15%と、10ポイント突出(全体5%)するという結果となっています。

「たこ焼」に入れることが多い具では、1位に「チーズ」(78%)、2位に「ウィンナー・ベーコン」(59%)、3位に「海鮮」(48%)の順となりました。
エリア別では、関東エリアの「ウィンナー・ベーコン」率が48%と、全体よりも10ポイント以上下回るという結果に。
「たこ焼」のポピュラーな具材である「ウィンナー・ベーコン」は、関東エリアではあまり好まれない傾向があるといえるかもしれません。

■調味料にも地域差!? 定番のソース&マヨネーズに続く「だし」、最も使う地域は?

さらに、「オコパー」「タコパー」の時に「お好み焼」「たこ焼」に使う調味料(ソース、マヨネーズなど)についてもききました。「お好み焼」の1位・2位は「ソース」(99%)、「マヨネーズ」(93%)と定番の調味料が続きましたが、3位には「だし」(25%)がランクイン。

「だし」の使用率はエリア別では「近畿エリア」(29%)や「北海道・東北エリア」(28%)が全体と比較してやや高くなっています。また、近畿エリアは「からし・マスタード」の使用率が20%と全体よりも10ポイント上回っており、ピリッと辛い「お好み焼」を楽しんでいることがうかがえます。

「たこ焼」の1位・2位も定番の「ソース」(97%)、「マヨネーズ」(89%)の順となり、3位に「だし」(29%)が続くという結果に。
たこ焼の「だし」は、「関東エリア」(35%)、「近畿エリア」(33%)が全体よりやや高くなっています。
また、「中部エリア」は「しょうゆ」の使用率が22%と全体平均より8ポイント上回り、しょうゆ味で知られる“名古屋風たこ焼”の本場・愛知県を擁する中部エリアならではのユニークさがわかる結果となっています。

■闇タコパー実施率1位は中部エリア、ロシアンタコパー実施率1位は「関東エリア」 

最後に、「タコパー」経験者に「闇タコパー」「ロシアンタコパー」についてききました。「知っている」「やったことがある」のいずれかを回答した人は、「闇タコパー」では56%、「ロシアンタコパー」では71%という結果に。
「やったことがある」と回答した人が最も多かったのは、「闇タコパー」は「中部エリア」(14%)、「ロシアンタコパー」は「関東エリア」(25%)となりました。

たこ焼の本場である「近畿エリア」は「闇タコパー」(9%)、「ロシアンタコパー」(19%)と全体と同程度に収まりました。近畿エリアの方からは、「普通のたこ焼以外を食べたいとは思わない」(55歳・近畿エリア)、「王道なたこ焼を食べたい」(41歳・近畿エリア)などの意見も見られ、日常的に「たこ焼」をよく食べているからこそ、あくまで食事として楽しみたい人が多いことがうかがえます。

調査概要


■調査名:「オコパー」「タコパー」に関する調査
■調査期間:2019年3月22日(金)~3月25日(月)
■調査対象:週に1回以上家で料理をつくっている20~50代女性500名 ※年代エリア別均等割付
 北海道・東北エリア/関東エリア/中部エリア/近畿エリア/中国・四国・九州エリア在住
■調査方法:インターネット調査

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