20~30 代有職者女性、「料理」に関する意識調査 

2013年09月10日
旭化成ホームプロダクツは、20~30 代の有職者女性500 名を対象に、「料理」に関する意識調査を行いました。

【リサーチサマリー】

1.働く女性の「料理」に対する意識
・「料理の腕前に自信がある」人は 4 割未満、「もっと料理が上手になりたい」人は約9 割
・料理上手にはなりたいものの、具体的にアクションができている人はわずか 1 割台…
・「料理上手」への第一歩は「自分で料理を作る習慣」をつけること!

2.働く女性の「自炊」状況
・「毎日自炊をしている」女性はわずか 17%
・自炊の頻度が“週に半分以下”の女性が全体の 4 割以上
・未婚女性の 4 人に 1 人は、自炊の習慣まったくナシ!そのうち約6 割が、「半年以上」料理を作っていない…
・自炊をしない理由は「時間がないから」「調理が面倒だから」

3.「自炊」の頻度を増やすための条件/作りたい料理
・夕食を作る頻度を増やす条件は「調理が手軽である」「時間がかからない」「料理が苦手でも作れる」
・「もっと自分で作りたい料理」、第1 位は「魚料理」
・夕食で「魚料理」を作るなら・・・?「定番」だと思う魚料理、1 位「焼き魚」、2 位「煮魚」

【リサーチ詳細】
1.働く女性の「料理」に対する意識
■「料理の腕前に自信がある」人は4 割未満、「もっと料理が上手になりたい」人は約9 割

はじめに、自分の「料理の腕前」に対する自信を聞いたところ、「自信がある」と答えたのは、未婚女性で 32%、既婚女性でも 38%と、いずれも 4割に満たない結果に。そこで「もっと料理が上手になりたいと思いますか?」と聞くと、「とてもそう思う」(44%)、「どちらかといえばそう思う」(44%)の合計が88%と約9 割にのぼりました。料理の腕前に自信を持っている人は少ないものの、多くの女性が「もっと料理を上達させたい」という向上心を持っていることがわかります。
 
■ 料理上手にはなりたいものの、具体的にアクションができている人はわずか1 割台…

しかし一方で、「料理の腕を上達させるために、普段から取り組んでいることはありますか?」と聞いたところ、「具体的に取り組んでいることがある」と答えた人は18%とわずか1割台にとどまり、多くの人が「取り組みたいことはあるが、実際にはできていない」(40%)、「具体的な取り組みについては考えていない」(42%)と回答しました。「料理上手になりたい」と思いながらも、具体的なアクションができている人はごく少数と言えそうです。

■「料理上手」への第一歩は「自分で料理を作る習慣」をつけること!

ちなみに、「取り組みたいことはあるが、実際にはできていない」と回答した人に、「具体的に取り組みたいこと」を自由回答で聞いたところ、「料理教室に通いたい。」(37 歳・既婚)、「料理本やインターネットを利用して情報収集をしたい。」(30 歳・未婚)などのほか、「自分で料理をする回数を増やしたい。」(21 歳・未婚)、「自炊をはじめたい。」(36 歳・未婚)などの回答が多くあがりました。まずは、「自分で料理を作る習慣」をつけることが重要だと考える女性が多いようです。

2.働く女性の「自炊」状況
■「毎日自炊をしている」女性はわずか17% 自炊の頻度が“週に半分以下”の女性が全体の4 割以上

それでは、働く女性は、普段どの程度自炊をしているのでしょうか。「自分で夕食を作る(自炊をする)のは、平均で週に何日程度ですか?」と聞いたところ、「毎日(週 7 日)」と答えた人はわずか 17%にとどまりました。また、夕食を自分で作る頻度が “週の半分以下”という女性が多くを占め、「週に 3日以内」と回答した人は 43%と 4 割を超えました。

■ 未婚女性の4 人に1 人は、自炊の習慣まったくナシ!そのうち約6 割が、「半年以上」料理を作っていない…

さらに未婚者に絞ると、自分で夕食を作る頻度が「週に 3 日以下」と回答した女性は 67%と 7 割近くに。また、「週に 0 日」と回答した人も 25%となり、未婚女性の 4 人に 1 人はまったく自炊をしていないことが明らかになりました。ちなみに、普段自炊をしていない未婚女性に、「直近で、自分で料理を作った(自炊をした)日」を聞いたところ、「半年以上」自分で料理を作っていないという人が59%と約6 割にのぼりました。

■ 自炊をしない理由は「時間がないから」「調理が面倒だから」

料理への向上心が高い一方で、自炊をする頻度は低い女性たち。その理由はどのような点にあるのでしょうか。夕食を自分で作る日が「週に 3 日以内」と答えた人に、「自分で夕食を作らない(自炊をしない)日が多い理由」を聞いたところ、「時間がないから」(43%)、「調理が面倒だから」(42%)などの回答が上位となりました。忙しさや、面倒さがネックとなり、なかなか自炊の習慣がつかない女性が多いようです。

3.「自炊」の頻度を増やすための条件/作りたい料理
■ 夕食を作る頻度を増やす条件は「調理が手軽である」「時間がかからない」「料理が苦手でも作れる」

そこで、同じく夕食を自分で作る日が「週に 3 日以内」と答えた人に、「どのような条件がそろえば、自分で夕食を作る頻度が増えると思いますか?」と聞くと、「調理が手軽である」(49%)、「時間がかからない」(40%)「料理が苦手でも作れる」(25%)などの回答が多くあがりました。現在、あまり自分で夕食を作る習慣がない女性も、「手軽」かつ「簡単」にできれば、自分で夕食を作る頻度を増やすことができそうだと感じているようです。

■「もっと自分で作りたい料理」、第1 位は「魚料理」 夕食で「魚料理」を作るなら…?「定番」だと思う魚料理、1 位「焼き魚」、2 位「煮魚」

さらに、実際に自分で作りたい夕食のメニューについても調査をおこないました。
「夕食において、もっと自分で作りたい料理は何ですか?」と聞いたところ、最も多かった回答は「魚料理」(33%)という結果に。また、「夕食の定番だと思う魚料理」としては、1 位が「焼き魚」、2 位が「煮魚」となりました。


【調査概要】
・調査名:「料理」についての意識と実態調査
・調査方法:WEB モニターによるアンケート調査
・調査対象者:20~30 代 有職者女性(未婚女性/既婚で子どものいない女性)
 ※対象居住地域=全国
・サンプル数:500 名
・調査実施期間:2013 年8 月1 日(木)~5 日(月)
・調査機関:楽天リサーチ株式会社

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リンク先リサーチPDF
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