共働きの夫婦の「夕食に関する意識・実態調査」 

2013年11月07日
ヨシケイ開発は、20代~50代の共働きの夫婦(男女計600名)を対象に、「夕食に関する意識・実態調査」を実施。

 【主な調査結果】

■働く妻が感じている一番のストレスは、「献立決め」52.3%!!

■「献立」を考えることは「仕事」よりストレスに感じる女性、59.3% 一方、7割の夫、夕食に関してストレスは特になし!

■夫が感じる「手抜き」の境界線とは?大切なのは、「味」だけでなく「栄養バランス」、「手早さ」、そして「レパートリー!」

■約半数の20~30代男性、忙しい妻の為なら時短サービスの利用は問題なし!

■“手早く美味しい”のは当たり前!?夫が「ありがとう」を口にする食卓は、”品数”や”レパートリーの豊富さ”がカギ。


【調査詳細】

働く妻が感じている一番のストレスは、「献立決め」52.3%!!

夕食を作る際に、ストレスを感じることは何かと聞いたところ、働く妻が抱える一番のストレスが、“献立を考えること”であることが明らかになりました(図1) 。仕事を終えた後、調理時間やメニューバランスを鑑みたうえで献立を考える手間は、かなりのストレスとなるようで、夕食で夫に手伝って欲しいことは、“食器の片付け”や“皿洗い”に続いて、4人に1人が“献立を考えること”だと答えました。

「献立」を考えることは「仕事」よりストレスに感じる女性、59.3% 一方、7割の夫、夕食に関してストレスは特になし!

働く妻が一番ストレスに感じている「献立決め」。なんと6割近くの女性が、そのストレスは仕事以上、と答えました。一方、働く妻を持つ夫に、夕食でストレスに関することは何かを聞いたところ、7割の男性が特にストレスは感じていないことが分かりました。9割近くの働く妻が抱える夕食に関するストレスも、夫には理解されていないのが現状です。

夫が感じる「手抜き」の境界線とは?大切なのは、“味”だけでなく“栄養バランス”、“手早さ”と、“レパートリー!”

仕事や子育てで忙しい女性の為に、様々なサービスや便利グッズが販売されていますが、男性が考える、妻の手料理の「手抜き」と感じることは何かを聞きました。その結果、手抜きと感じるポイントは「調理の有無」にあることが分かりました。お弁当やお惣菜、冷凍食品の利用はもちろん、「おかずが一品のみ(29.1%)」からも分かるように、「調理」が極端に少ない場合に、男性は手抜きと感じるようです。カット野菜を利用したり、冷蔵庫の食材を使用したり、近年多様化傾向にある食材を宅配してくれるサービスの利用などと、「調理」以外の部分を上手くコントロールすることで、夫から手抜きと言われず、上手く負担を減らせるかもしれません。

夫婦共働きの家庭では、夫は平日の家庭の夕食に、美味しさだけでなく栄養バランスや手早さ、そして献立のレパートリーの多さを求めています。一方妻は、美味しさ、手早さ、栄養バランスにはある程度こだわりや自信を持っていますが、レパートリーの多さに自信がある妻はたったの7%にとどまりました。レパートリーを増やしたいと思っている女性は多い中、実際にはなかなか実行出来ていないようです。

約半数の20~30代夫、忙しい妻の為なら時短サービスの利用は問題なし!

昨今、カット野菜や便利な調理器具、インターネットを使った宅配サービスなど、家事の手間を省く様々なサービスがありますが、栄養バランスが考えられている、レシピ付きの夕食の食材宅配サービスがあるとすれば利用しても良いと思うかを聞いたところ、約半数の20代~30代の若い男性は、忙しい妻を助ける為であれば利用しても良いと考えていることが分かりました。時代と共に、働く妻を理解する夫が増えてきていることの表れでしょうか。こういった宅配サービスを利用しても調理するという部分は変わらない為、夫は手抜きと感じることも少なく、結果50%近くの夫は利用してもよいと思っていると考えられます。 

“手早く美味しい”のは当たり前!?夫が「ありがとう」を口にする食卓は、”品数”や”レパートリーの豊富さ”がカギ。

妻に感謝の気持ちを口に出して伝えているかという調査では、全体の36%の夫が「いつも伝えている」、「頻繁に伝えている」と回答しました。併せて、妻の手料理が、季節を感じられるもの、また品数・レパートリーが豊富と答えた夫は、全体と比べると感謝の気持ちを口に出して相手に伝える傾向が強いことが分かりました。

全体の7割程度の夫は、普段妻に不満は感じていませんが、いざ夫から口に出して「ありがとう」と伝えてもらう為には、味・栄養バランス・手早さ・レパートリーだけではなく、季節感を感じられる一手間かけた食卓がポイントになっているようです。つまり、愛情を感じられるような食卓であれば、夫は「ありがとう」を伝えてくれるようです。働く妻は、「食」に関して日頃から様々なストレスを抱えています。


【調査概要】
調査期間:2013年10月15日~10月17日
調査対象:全国男女600名(会社員、公務員・団体職員、専門家(医師・弁護士・会計士など)、自営業 / 20~59才男女各300名)
調査方法:インターネットによるアンケート回答方式(楽天リサーチ株式会社)

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[ヨシケイ開発]
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