北陸新幹線開業に関する調査 

2015年02月27日
楽天リサーチは、「北陸新幹線開業(2015年3月14日開業)」に関するインターネット調査を実施。今回の調査は、2015年2月10日(火)から12日(木)の3日間、楽天リサーチに登録しているモニター(約230万人)の中から、全国の20代~60代の男女1,000人を対象に行いました。

【調査結果概要】

■新幹線で重要視するポイントは、1位「乗り心地の良さ」、2位「安全性」、3位「座席の広さ」。年齢、性別ごとに重要視するポイントが異なることが明らかに

・重要視するポイント第一位は、「乗り心地の良さ(揺れの防止、騒音の防止等)」
「重要であると考える新幹線の設備やサービス」を聞いたところ、1位「乗り心地の良さ(揺れや、騒音の防止等)(54.2%)」、2位「安全性(防犯カメラ設置等)(44.2%)」、3位「座席の広さ(35.4%)」だった。

・女性の方が男性より、新幹線に求める水準が高い。中でも「トイレの快適さ」、「安全性の高さ」を重要視
回答選択肢として用意した「新幹線の設備やサービス」9項目のうち、8項目(※「全席、電源コンセントの配備」以外)において、女性の方が男性より「重要である」と答えた人が多く、求める水準が高いことがわかった。中でも「トイレが快適に使えること」、「安全性が高いこと」については、女性が新幹線を利用する上で重要視している点であることが伺うことができた。「トイレの快適さ」については、女性(40.2%)の方が男性(24.6%)より15.6ポイント高く、「安全性(防犯カメラ設置等)」についても、女性(52.0%)の方が男性(36.4%)より15.6ポイント高い。

・駅弁や社内販売などのサービスを最も重要視しているのは、40代女性
さらに特筆すべきは、40代女性がサービスを重んじることで、「新幹線の設備やサービス」9項目のうち4項目(「乗務員のサービスの良さ」、「駅弁」、「車内販売」、「プレミアムシート(ファーストクラスのような特別席)」)において、他の性年代に比べ、最も「重要である」と考えていることがわかった。

・「全席、電源コンセントの配備」、最も重要視するのは20代
また、「全席、電源コンセントの配備」については、20代が最も重要視している(36.5%)割合が高く、年代が上がるにつれてその重要度は下がり、60代に至っては、「重要である」と答えた人は、わずか7.0%であった。また前述のとおり、唯一男性(20.8%)が女性(19.4%)より重要であると考えている設備でもある。

■北陸新幹線沿線付近の行ってみたい観光スポット上位3つは、「兼六園」、「黒部ダム」、「白川郷合掌造り集落」。5回以上訪れたことのある人にとっては、「兼六園」、「立山黒部アルペンルート」、「上高地」が人気

「北陸新幹線沿線付近の観光スポットのうち、新幹線開業後に行ってみたい場所」を行ったことの有無を問わず聞いたところ、「兼六園(40.3%)」が最多で、「黒部ダム(36.4%)」、「白川郷合掌造り集落(30.3%)」と続いた。北陸各県に5回以上訪れたことのある人に同様の質問をしたところ、1位は同じく「兼六園(83.4%)」であったが、2位以下は、「立山黒部アルペンルート (78.5%)」、「上高地(77.8%)」と続いた。

■食べたいと思う名産品第一位は、富山県「ベニズワイガニ」、石川県「のどぐろ」、福井県「越前がに」。B級グルメは、富山県「ブラックラーメン」、石川県「金沢カレー」、福井県「ソースカツ丼」が人気

「北陸各県を代表するもので、食べてみたい/飲んでみたいと思うもの」を聞いたところ、各県ともに海産物が上位にあがった。富山県は「ベニズワイガニ(30.6%)」、「氷見ブリ(29.6%)」、「ホタルイカ(24.6%)」の順であり、石川県は、「のどぐろ(37.0%)」が最多で、「寒ぶり(30.0%)」、「能登牛(28.4%)」と続いた。福井県は「越前がに(49.0%)」、「越前うに(26.3%)」、「若狭ふぐ(21.8%)」と続いた。
B級グルメも上位にランクインしており、富山県からは「8位 ブラックラーメン(14.0%)」、石川県からは「5位 金沢カレー(16.0%)」、福井県からは「4位 ソースカツ丼(20.7%)」が、それぞれ人気となった。


【調査概要】
調査エリア:全国
調査対象者:20歳~69歳 男女
回収サンプル数:1,000サンプル
調査期間:2015年2月10日から2月12日
調査実施機関:楽天リサ-チ株式会社

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