EC事業者が「2016年注目しているキーワードについて」の調査 

2016年01月13日
Socketは、EC事業者572名を対象とし、「2016年注目しているキーワードについて」のアンケート調査を実施いたしました。(※有効回答者数:52名)

【主な調査結果】

・注目キーワード 第一位「オムニチャネル」第二位「CRM」第三位「ウェブ接客」「越境EC」
・注目の理由は

「リアル店舗とECの様々な面での効率UPが喫緊の課題(オムニチャネル)」
「LTV向上のため(CRM)」
「リアル店舗と同じ接客、商品提案をしたいため(ウェブ接客)」
「お客様と1to1の関係を築き、LTVを伸ばす、ウェブ接客を行うため(マーケティングオートメーション)」
など、顧客の利便性を高めファンになっていただき、LTV(顧客生涯価値)を上げていく目的の回答が目立った。

【調査結果】

2016年、最も注目されているキーワードは何ですか。
「2016年、最も注目されているキーワードは何ですか。」という質問に対して、「オムニチャネル」が19%で1位、「CRM」が15%で2位、「ウェブ接客」「越境EC」が13%で同率3位となりました。

どうしてそのキーワードを注目しているのか理由を教えてください。
オムニチャネル
・全国に店舗を持っていることを強みとしECと店舗で連携し顧客が当社ブランドに接する時間を増やしたい。
・ECだけでなく、実店舗においても顧客の増加と囲い込みが今後の最重要ファクターになってきているため。

CRM
・中長期的に売上規模拡大のため。
・LTV向上のため。
・注文率の向上が課題になっており、お客様の特性によって訴求方法・内容を変える必要があることを痛感しているため。

ウェブ接客
・リアル店舗と同じ接客、商品提案をしたいため。
・取り扱い商材が高単価なため、店頭のように丁寧な接客を行えれば、より安心してお買い物をして頂けるのではないかと考えているため。

越境EC
・海外越境販売の環境が整ってきているため、更に強化していきたい。
・今後はデータ連携でのファッションECが増えてくると思うので。

LTV(ライフタイムバリュー:顧客生涯価値)
・店舗のファン(リピーター)になってもらうにはどうすればいいか、ということを念頭に運営をしていきたいから。

そのキーワードを実施するために必要なことは何ですか。(複数回答)
「そのキーワードを実施するために必要なことは何ですか。」という質問に対して、「人員配置など社内体制の構築」が一番多い回答となりました。二番目に多い回答は「システム改修」で、三番目に多い回答は「上司含め社内の理解促進」という結果になりました。

その他、注目されているキーワードは何ですか。(複数回答)
「その他、注目されているキーワードは何ですか。」という質問に対して、同率で一番多い回答が「ウェブ接客」「LTV」で、二番目に多い回答は「コンテンツEC」となりました。

ウェブ接客ツールを導入している企業は何を期待して導入をしたのか。(複数回答)
「ウェブ接客ツールを導入している企業は何を期待して導入をしたのか。」という質問に対して、「CVRの改善」が一番多い回答となりました。二番目に多い回答は「離脱率の改善」で、三番目に多い回答は「リピート率の向上」という結果になりました。


「株式会社Socket調べ」

【調査概要】
調査対象:EC事業者
調査期間:2015年12月22日~2015年12月30日
調査方法:WEB入力フォームによる回収
有効回答:52名

詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[Socket]
 マイページ TOP